Poliformの取扱いをスタート


 

2012年アクタスは、Poliformの取扱いをスタートします。


□Poliformのブランド概要

1942年イタリア・ミラノ郊外の小さな工房をルーツとして、1970年に創業したPoliform。「ポリフォーム・ハウス」というポリシーのもと、新たなデザインを生み出すための生産技術への投資を行い、自社製品を機能的な規格化構造へと新化させました。成功の立役者であるアルベルト・スピネッリとジョバンニ・アンザニは現在も経営の現場に身を置き、特殊な専門技術やノウハウをプロダクトに採り入れ、ポリフォーム社を「卓越した品質と豊かなライフスタイルの代名詞」と言われるまでに成長させました。Poliformの製品は、カルロ・コロンボがデザインしたSintesi(シンテジ)やオリジナルデザインのsenzafine(センツァフィーネ)Wall system(ウォールシステム)など多岐にわたり、それら壁面収納は、Poliformの主力製品として全世界で販売されています。

近年では、ジャン・マリー・マッソなど世界的にも注目を集める著名デザイナーをアートディレクターに迎え、ソファやテーブルなどの単品家具にも力を入れています。Poliformが世界のインテリアシーンにおけるリーディングカンパニーとして常にクリエイティブな事業を展開してきた背景には、同社が「卓越した技術力」をブランドの基盤としているだけでなく、時代のニーズを耳を傾け、常に新しい提案を自らのプロダクトで表現し続けてきたことがあげられます。

そのアクティビティはイタリア国内に留まらず、ロンドンのウエストエンドキー、ニューヨークのAOLタイム・ワーナー・センター、リトル・ロックのクリントン図書館大統領執務室、シカゴのパリモブ・ビルなどの大規模なプロジェクトも手がけており、2012年以降もそのグローバルな展開が期待されています。

□アクタスがPoliformとの提携を決めた決定的な理由


スターデザイナーや著名建築家を起用する他のブランドと比較しても、建築的な視点で見たときのミラノサローネのPoliformブースの構成と配列のセンス、またデコレーションのセンスは、他社よりも優れていました。さらにこの2年のPoliformのアクティビティからは、他のブランドよりも明確に「Design」を事業戦略上のキードライバーにしていることがうかがえます。

例えば、昨年Poliformが発行した「my life」や「HIGH DESIGN」をはじめとするブローシャーのデザインの完成度は明らかに高く、さらに、Poliformの哲学をより強くグローバルに発信するための、デザイン、マーケティング、コミュニケーション戦略の拠点が、昨年秋にオープンした「Poliform Lab」であり、ブランドにとって最も重要な機能を担っています。

今回、アクタスがPoliformとの提携を決めたのは、製品のテクノロジーやクオリティについても最も革新的であることと併せて、まさにこれまでのイタリアの家具ブランドとは大きく異なり、アップルやアウディの成功事例に見られるような、プロダクト、マーケティング、コミュニケーションなど各組織の機能を「Design」によってシンセシス(綜合)することの重要性に気づき、それを実践し始めていたことにあります。

 

 

【概要】
アクタス・青山店
〒107-0061
東京都港区北青山2-12-28 1F
東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩4分
TEL: 03-5777-3591
営業時間: 11:00~20:00
アクタスHP : http://www.actus-interior.com/

 

(文:インテリア情報サイト編集部-3  /  更新日:2012.08.03)

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