デンマークの至宝【フローラ ダニカ】のマスターペインターによる、 1日限りの絵付けデモンストレーションを丸の内本店で 3月11日に開催。
1790年に生産が開始され、2世紀以上にわたりデンマーク王室の晩餐会で使用されてきたロイヤル コペンハーゲン ディナーウエア【フローラ ダニカ】。40年にわたってロイヤル コペンハーゲンのオーバーグレイズペインターとして従事するマスターペインターが初来日し、1日限りの【フローラ ダニカ】絵付けデモンストレーションを行い、パーソナルオーダー会をロイヤル コペンハーゲン フラッグシップストア丸の内本店で開催します。
㈱ロイヤル コペンハーゲン ジャパンでは、フローラ ダニカ オーダー会をロイヤル コペンハーゲン 丸の内本店にて開催します。
世界でも特別な評価を得ているフローラ ダニカは、デンマークの文化遺産として歴史に刻まれ2世紀以上にわたり引き継がれています。
これにあわせて、デンマークより【フローラ ダニカ】のマスターペインターが来日し、ハンドペイントによる絵付け実演を行います。
■開催概要
会期: 2014年3月11日(火) 11時~、14時~、16時~、18時~(各回1時間)
場所: ロイヤル コペンハーゲン 本店
東京都千代田区有楽町1-12-1新有楽町ビル1階 TEL 03-3211-2888
Flora Danica Story
フローラ ダニカは、1761年にコペンハーゲンで出版された植物図鑑の題名から名付けられました。プレートに施された装飾や絵付けは、この図鑑からオーバーグレイズ技法により忠実に再現したものです。最初のフローラ ダニカは1790年ロシアの女帝エカテリーナ2世への贈り物として制作が始まりました。この仕事はあまりに遠大だったため、ついに完成することはありませんでした。当初の計画では、デンマークに生息する植物を約2,600個の器に描くというものでした。この壮大な作業を命じられたのは、ヨハン クリストフ バイエルただひとりでした。彼は、Royal Danish Porcelain Manufactoryの中で最も優れたペインターでした。製作開始から6年後の1796年に、エカテリーナ2世が亡くなり、1802年になってもまだ完成しないまま、王命によって作業は中止されました。12年間の作業で、合計1,802個の製品が完成していました。
1803年1月29日、国王クリスチャン7世の誕生日の宴会で、初めてフローラ ダニカが使用されました。王室では、1900年頃まで特別な機会に使用されてきましたが、以後は後世に伝えるべく保存されています。現存する1530個のうち主なものは、現在コペンハーゲンのローゼンボーグ城に国宝として展示されています。最初の制作から200年以上経た現在でも高い技術は受け継がれ、当時と変わることなく制作され、世界中の人々を魅了しています。
Master Painter:Judith Sorensen (ジュディス・ソーレンセン)
40年にわたってロイヤル コペンハーゲンのオーバーグレイズペインターに従事。デンマーク マルグレーテ女王のために制作されたディナーセットをはじめ、王室のパーティーで使用されるディナーウエアなどに携わっています。
ROYAL COPENHAGENについて
ロイヤル コペンハーゲンは1775年に開窯しました。230年以上の歴史に裏付けされた伝統とクラフトマンシップを尊重して、制作を続けています。
ロイヤル コペンハーゲンのブランドは、デンマークで生まれ、伝統を守り、さらにその伝統を進化させ続けています。
熟練したペインターによって、白い磁器の上にハンドペイントされる美しいブルーの柄、ブルーフルーテッドは世界中に知られています。そのブルーフルーテッドに新しく息吹を吹き込んだブルーフルーテッド メガは、ブルーフルーテッドの魅力を最大限に引き出し、ロイヤル コペンハーゲンの新たなアイコンとなりました。また、1908年から制作されているイヤープレートは、1枚も欠かすことなくその時代背景をモチーフに創り続けられています。
製品の裏面のトレードマークは、王室の結びつきを表す王冠と、デンマークを囲む主要な海峡を表す三本の波線が記されています。
(文:インテリア情報サイト編集部-3 / 更新日:2014.03.08)