Stokke http://www.stokke.com
子供家具を探してみよう
子供の家具を選ぶのは楽しい反面、予想外に大変と思われることがあるかもしれません。様々な視点から総合的に考えた上で選択する必要があるため、じっくり時間をかけて考えたいところですが、実際子育て中の限られた時間では難しいのが現実です。このシリーズでは子供の家具を探す上でのポイントを、実例を含めながらご紹介していきます。
お気に入りの家具を見つけるヒントになれば幸いです。
Vol.3 ベッドを選ぼう
今回からはアイテム毎に実例をご紹介しながら、子供家具について考えていきたいと思います。
第1回目はベッドについてです。
新生児の時は窒息等の危険を回避するためにベビーベッドを使われる方もいらっしゃるでしょう。でもやがてベビーベッドでは手狭になる時期がやってきます。
一般的にベビー用のベッドは幅70cm長さ120cm程度です。大人用のシングルサイズが幅100cm長さ200cm程度で、ジュニアサイズはこの中間になりますが、設置スペースさえ確保できれば、大人になっても使えるシングルサイズを選ぶという方法もあります。但し、子供が小さい間は転落する可能性があるので、特に床板の高さがある場合はベッドを壁面側に設置したりガードを取り付けたりするなどの工夫が必要になります。成長中の子供のマットレスは、硬さが均一で、硬めを選ぶと良いと言われています。
もしくは幼児から成人になるまで調節しながら長期間使える仕様になっているベッドがあるので、こうしたものを選ぶという方法もあります。また成長に応じてベッドだけでなく机や椅子、収納など必要なものをトータルで揃えることができるメーカーもあり、先を考えてこういったものを選ぶという方法もあります。これについては別の回でお話させて頂きます。
海外では自立を促すため早くから子供部屋を設け一人で寝かせる国も多いですが、日本では早くからは子供部屋を設けない傾向にあるのと、布団で川の字に寝ることができる文化も影響し、小さいうちは添い寝をしながら親子同室で寝る方が多いことでしょう。このため設置時期や場所の状況などにより選び方も変わってきますので、先のライフスタイルをある程度考えた上で選択するのが良いかと思います。
それでは具体的な商品を参考にしながら考えていきましょう。
◇ストッケ(スリーピー) www.stokke.com
ベビー用品で有名なストッケ。こちらはベビーベッドですが別売のキットを使うことで10歳頃まで使用できるジュニアベッドに変身します。もちろん床板の高さも変えられるので、年齢に応じて変化させていくことができます。
◇シーリージャパン(バンビーレ) http://www.sealy-bed.co.jp
眠りを追求するベッドメーカーが考えた子供用ベッドです。成長に応じ長く使えるよう、ベッドフレームで高さを3段階に調節することができ、マットレスはリバーシブルで体つきに応じ柔らかめ、硬めを選べるようになっています。背面の収納は分離するので、収納棚としても使用可能です。
◇フォルミオ http://www.formio.jp
日本の子供たちのために企画・開発されたこちらは2段階伸縮式のベッドフレームになっており、幼児期から成人まで長く使えるよう、長さを調整することができます。
しっかりとした造りの床板なので、マットレスでなく布団を敷いて使うこともできます。
◇フレクサ http://www.flexa-sanyei.jp
こちらも子供家具メーカーが考えたベッドです。シンプルなベッドは必要に応じオプションレールやアクセサリーを取り付けることができます。部屋の状況や成長に応じて取り外しをしたり、形状を変えたりすることができ大変便利です。
◇マジス(バンキー) http://magis-shop.jp
マーク・ニューソンによるデザインのベッドです。美しい色使いのベッドはスタッキングユニットで連結されているので、将来的にシングルベッドとして使用することもできます。デザインだけでなく、実用の部分まで考えられたベッドです。
◇イケアジャパン http://www.ikea.com/jp
子供用ベッドをバリエーション多く展開する数少ないメーカーの一つです。キッズを3歳〜7歳と8歳〜12歳に分け、それぞれのライフスタイルの違いまで加味した上で商品を提案しているので、購入する側にとってはイメージを膨らませ易いかと思います。
◇アクタス(フォピッシュ) http://www.actus-interior.com
子供家具もトータル展開しているアクタスはベッドのバリエーションも豊富です。
このシリーズはロングデザインがコンセプトなので、子供から大人まで使えるよう考えられています。シンプルですが、無垢のオークを使った本格的なベッドです。
次回はテーブルについて考えていきたいと思います。
(文:制作 PR-T_PR制作部-4 / 更新日:2014.07.15)