国際交流基金が主催する海外巡回展 「新・現代日本のデザイン100選」にHIROSHIMAフォールディングチェアが選定されました。
Photo by Yoneo Kawabe
「新・現代日本のデザイン100選」展は長期にわたり世界各地を巡回することで日本の優れたプロダクトデザインを多くの人々に紹介することを目的とした展覧会で、2004年から世界各地を巡回してきた国際交流基金主催による「現代日本デザイン100選」を、10年という節目を機会に「新・現代日本のデザイン100選」展としてリニューアルされました。
アメリカのロサンゼルスを皮切りに再び日本のプロダクトが世界を巡回します。同展で展示されているのは主に2010年以降に生み出された89点と、日本デザインの源流ともいえる戦後モダンデザイン11点を合わせた100点。「歴史」「インテリア」「食卓・調理」「身に着けるもの」「子供」「文具」「生活・ホビー」「医療」「震災」「乗り物」という10のセクションに 分けて紹介されています。
今回は、2010年以降に生み出されたプロダクトデザインをメインに様々なジャンルのプロダクトが紹介され、日本の文化やモノづくりを感じられる展覧会です。この度、2010年以降に生み出された優れたプロダクトデザインとしてマルニ木工のHIROSHIMAフォールディングチェアが選定され、世界各地の多くの方々に注目されました。
「新・現代日本のデザイン100選」展
<今後の巡回予定>
・2014年 8月 ~ 10月 カナダ・トロント (会場:国際交流基金トロント日本文化センター)
・2014年11月 ~ 2015年1月 カナダ・モントリオール
・2015年 2月 ~ 3月 ベネズエラ
※上記巡回予定は、今後変更となる可能性があります。
<出展作品選定委員>
・柏木 博 (デザイン評論家/武蔵野美術大学教授)
・深川 雅文(キュレーター)
・萩原 修 (デザインディレクター)
・川上 典李子(ジャーナリスト/21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクター)
<展示会デザイン>
展示ユニット:トラフ建築設計事務所
グラフィック:高い山
国際交流基金
http://www.jpf.go.jp/j/culture/exhibit/oversea/traveling/1404/04-01.html
(文:インテリア情報サイト編集部-3 / 更新日:2014.08.12)