子供家具を探してみよう
子供の家具を選ぶのは楽しい反面、予想外に大変と思われることがあるかもしれません。
様々な視点から総合的に考えた上で選択する必要があるため、じっくり時間をかけて考えたいところですが、実際子育て中の限られた時間では難しいのが現実です。
このシリーズでは子供の家具を探す上でのポイントを、実例を含めながらご紹介していきます。
お気に入りの家具を見つけるヒントになれば幸いです。
Vol.7 チェアを選ぼう
今回からはチェアについて考えていきたいと思います。
テーブルに対してどのようなチェアを選ぶと良いかについては、既に前回までのテーブルの項である程度一緒に考えてきましたので、ここではいくつかに分類しながらみていきたいと思います。
・大人と同じ高さのテーブルを使うことができる椅子
♢ストッケ (トリップトラップ) http://www.stokke.com
ストッケ社の人気商品。専用のオプションパーツを使用することで、赤ちゃんから大人と一緒にテーブルを囲むことができます。座板、足置き共に奥行きと高さを調整できるので、長期にわたり使用が可能です。
♢SDI Fantasia (ニューバンビーニ) http://sdii.jp
横に倒すことで木馬にして遊ぶこともできるユニークなデザイン。座板、足置きは4段階の調節が可能です。こちらもオプションパーツを使用することで、6ヶ月頃から長く使用できます。
♢ドローグデザイン (ドローグハイチェア) http://www.droog.com/
オランダのドローグデザインから発表されたチェア。付属の小さなのこぎりと紙やすりで赤ちゃんの成長に合わせて足の長さを切りそろえていくという斬新なデザインのチェアです。切りそろえる度に成長を実感することができます。
♢ストッケ (ハンディシット) http://www.stokke.com
大人用のチェアに装着することで、6ヶ月〜4歳まで使用できるチェア。使わない時は折りたたみコンパクトに使えます。オプションパーツを使うことで床置きのチェアとしても使用可能です。
・大人と同じデザインでそろえることができる椅子
♢カルテル (ルル・ゴースト) http://kartellstorela.com/
フィリップ・スタルクのデザインでルイ15世時代、バロック様式デザインをポリカーボネイトで再現した「ルイ・ゴースト」のキッズサイズ。デザイン、素材、強度はルイ・ゴーストそのままで作られています。
♢(パントンジュニア) http://www.hhstyle.co
ヴァーナー・パントンの名作パントンチェアを子供向けサイズにスケールダウン。カラーバリエーションも豊富で、子供用だけの新しいカラーもあります。大人用同様美しいシルエットを保っています。
♢マルニ木工 (SANAAアームレスチェア・ミニミニ) http://www.maruni.com
日本の美意識へのメッセージをテーマに世界的デザイナーが競作したネクストマルニプロジェクト。SANAAによりデザインされたこのチェアは様々なサイズや形があり、ミニミニは最もコンパクト。フリーハンドで描いたような左右非対称の耳が特徴です。
♢カリモク60 (Kチェアミニ) http://www.karimoku60.com
カリモク60の定番「Kチェア」を60%縮小し忠実に再現しました。加工、塗装、縫製はKチェアと同じ工程で仕上げられています。
♢カリモクニュースタンダード (ホームランキッズチェア) http://www.karimoku-newstandard.jp
国内外で活躍する気鋭のデザイナーたちとともにスタートしたカリモクニュースタンダードシリーズ。シルヴァン・ウィレンツによりデザインされたこのチェアは、下方向に向かって膨らむ野球のバットのような足が特徴的なホームランチェアの子供用。3〜5歳程度の子供用サイズです。
♢Flux Furniture D.V. (フラックスチェアJr.) http://www.fluxfurniture.com/
オランダのインダストリアルデザイナー2人が設立したFlux Furniture D.V.のコンセプトは77脚のイスを1m以内のスペースに収納すること。斬新でユニークなフラックスチェアは折りたたみが簡単で160kgの重さにも耐えられます。子供用のフラックスチェアJr.はこのチェアの70%のサイズで作られています。
♢シックスインチジャパン (ルイ キッズチェア) http://www.sixinch.jp
シックスインチのフラッグデザイン“NEW CLASSIC”のシリーズの子供用。このチェアはシックスインチ社の特殊技術であるフォームコーティング材でコーティングされています。アウトドアでの使用も可能です。カラーも12色と豊富で、ヨーロッパの装飾美とモダンさが融合した新しいチェアです。
次回もチェアについて考えていきたいと思います。
(文:制作 PR-T_PR制作部-4 / 更新日:2014.09.15)