ロス・ラブグローブデザイン「systemX LED version S」2015年3月3日(火)より受注開始
「systemX LEDシリーズ」は、2005年発売の蛍光ランプバージョン「systemX」のLED光源仕様の次世代をになうバージョンです。
“光は生命体” をテーマに生命の進化過程を遡ってゆくように3種類のサイズに変化させ「L」「M」「S」と開発をすすめてきました。
光の生命体が、宇宙のはじまりとともに生まれ、染色体の増殖と細胞分裂を繰り返しながら、進化過程の中で「最初に形成された生命体=光」というコンセプトのもと、無数の方向に延びる自由度に重点を置き、展開形状の最小単位の三角をベースにY型の形状を誕生させました。
それは、染色体のXとYによって創造される光のDNAの形状にも起因しています。
systemX LED version S
光を自由に楽しむ
光源にLEDを採用したことで、ムラの無い美しい両面発光が実現しました。
また、形状を「L」「M」の “X形状” から “Y形状” に変化させ、単体設置での形状の組み合わせの楽しみ、集合設置での光の組み合わせの楽しみなど、新たな空間演出や光のシーン展開のバリエーションが豊富になりました。
systemX LED version L
systemX LED version L は、Xモジュールを柔軟性のあるコネクターを用いて水平、垂直、曲面状に展開できる画期的な照明器具です。多種多様な空間において、目的や効果にあわせ幾何学の連続、円形、さらに複層構造などの形状を構成することができます。
最先端の電子技術を駆使することで、光の質やエネルギー効率、審美にこだわる建築家やデザイナーが創り上げる空間に最適な光をもたらします。
systemX LED version M
systemX LED version M は、systemX LED version Lを60%に縮小し、人に寄り添う住空間、商環境サイズへリサイズしたものです。
それぞれのモジュール自体が、光源のごとくやさしく発光し、基部はクロームメッキの高級感ある質感を伴って、ペンダントやシーリングライトに仕上げられています。
Ross Lovegrove
1958年ウェールズ、カーディフ生まれ。世界的に有名なデザイナーとして、80年代よりフロッグデザインに在籍しAppleやSonyのプロジェクトにかかわった後、1986年にロンドンに自身の事務所を設立。以来、Artemide、Driade、Issey Miyake、Luceplan、Moroso、Renaultなどの名だたるブランドの商品・コンセプト開発や日本航空のファーストクラスのシートなどを手掛ける。常に環境問題や自然界に目を向け、革新的な技術や素材の探求と有機的なフォルムの融合を実現している。
(文:インテリア情報サイト編集部-1 / 更新日:2015.03.10)