カール・ハンセン&サンで “Yチェア カラーキャンペーン” 開催中

Yチェア カラーキャンペーン

カール・ハンセン&サン ジャパンで、東京のフラッグシップ・ストアのオープン1周年を記念し、“Yチェア カラーキャンペーン” が2015年9月30(水) まで開催中です。人気のY チェア カラーバージョン25色の中からお好みの色(CH24 ビーチ材/ カラー塗装/ナチュラルペーパーコード)93,000円(税別) が74,000円(税別)で提供されています。

 


Y-Chair が色鮮やかに

モダンな空間を彩る25色のオリジナルカラーコレクション


背もたれの形状からYチェアとして世界的に知られるハンスJ.ウェグナーのCH24は、1950年に発表されて以来カール・ハンセン&サン社で継続的に生産されています。
 


◇ Yチェアが語るウェグナーの色へのこだわり


椅子の巨匠として知られる家具デザイナー、ハンスJ.ウェグナーは色にも大きな関心をもち、色による斬新な表現を試みています。素材、フォルム、機能にフォーカスし独自のデザインを構築してきたウェグナー。しかしウェグナーの色へのこだわりは、そのデザインを語る上であまり語られてきませんでした。

ウェグナーの代表作、そして今やモダンインテリアに欠かすことのできないYチェア/CH24。このYチェアも25色のカラーバリエーションでより個性的なストーリーを展開していることをご存知でしょうか。ラッカー塗装によるカラーは、ウェグナーのカラーセレクションを基本に選ばれた25色。ソフトなパステル色から強烈で大胆な色調まで、あらゆる空間にマッチするユニークなカラーセレクションとなっています。

レッドブラウン(ジャパンレッド)、オレンジレッド、ディープグリーン系色、パープル、微妙なトーンの青系色、そして白から黒へのトーン色からなる13色はカール・ハンセン&サン社のスタンダートコレクション。そして残りの12色は2010年、Yチェアの60周年を記念して発表されたカラーコレクション。ライトグリーン系色、ブルー系色、バイオレット系色と白系色などイメージごとにオーシャン、エナジー、シトラスの3つのグループに分けられています。

ウェグナーは、伝統的な中国の椅子から生まれたYチェアをはじめ、フォルムを構築するにあたり伝統的なデザインをリデザインすることでよく知られています。また、フォルムの確認や機能とのバランスをみるためにプロトタイプをよく白く塗っていました。デザインプロセスにも色を用いたのです。

 

 

◇ 伝統を継承するフォルムとモダンな色のコラボレーション


ウェグナーが創り出した斬新なフォルムをモダンな色彩が強調し、今までになかった新しいイメージを作り上げています。常に時代の先を見つめてきたウェグナー。まさにそのデザイン哲学を継承するのがこのカラーバージョンと言えます。

「ウェグナーは遊び心にあふれた完璧主義者。完璧な椅子を追求してきましたが、新しい試みや斬新なアイデアも臆することなく積極的に取り入れてきました。ウェグナーが生きていればきっと新しい世代に訴求するように自分のデザインをアップデートしたと思います。この25色のカラーコレクションにより、ウェグナーの名作Yチェアは、より個性的な空間表現を可能にする椅子となりました。」とカール・ハンセン&サン社のCEO、クヌッド・エリック・ハンセン(Knud Erik Hansen)氏。

ナチュラルな木材の風合いを求める方にはアッシュ材、ビーチ材、オーク材、スモークドオーク材、ウォルナット材、そしてチェリー材のYチェアが様々な仕上げで用意されています。座面のペーパーコードはナチュラル、ホワイト、ブラックの三色。

チュラルフレーム、カラーフレームと組み合わせることによってより多様な空間を演出することが可能です。

 

 

◇ 今日のYチェアの製作現場


ハンスJ.ウェグナーは図面ばかりでなく、製品の製作に対しても完璧な指示をし、そこに偶然の入る余地は全くありません。これはカール・ハンセン&サン社が初めて生産したウェグナーデザインである、Yチェアも例外ではありませんでした。ウェグナーは工場があるデンマーク、フュン島のハンセン家に数週間泊まり込み、最初の製作工程に関わりました。

そして今日もYチェアのあの軽快で彫刻的なフォルムには、1950年の発表当時と同等の職人たちの熱意が隠されています。ウェグナーの指示に従って、完璧な製品を完成させていく。これは現在も全く変わっていません。カール・ハンセン&サン社の職人は14からなるパーツの組み立てなど、3週間をかけてYチェアを完成させています。そして座面には求められる強度と心地よさを生み出すため、120メートルのペーパーコードが手作業で施されています。このようにYチェア製作に必要な100を超える製作工程のほとんどに、人の手が介在しています。木の風合い、美しくカーブを描くバックレストの滑らかさ、そして最後に手作業で施されるサンディングでの手触り。職人たちは自分の感覚と手で触れることによって、ウェグナーの厳しい条件を満たすだけのクォリティーをもった製品であるかどうかを判断していくのです。

25色のラッカー塗装から選べるYチェア。もちろんアッシュ材、ビーチ材、オーク材、スモークドオーク材、ウォルナット材、そしてチェリー材といった木の自然な風合いがうれしい、ナチュラルフレームの選択も可能です。仕上げは、ソープ、ラッカー塗装、オイル、そしてホワイトオイル仕上げ。ペーパーコードもナチュラル、ブラック、ホワイト(60周年記念カラーパレット色のみ対応可能)から選択が可能です。

サイズは座高43㎝、高さ76㎝、幅55㎝、奥行き51㎝。

下記のサイトでYチェアの製作工程を見ることができます。
https://www.youtube.com/embed/53YaVJIYDSU?rel=0

 

 

DESIGNER PROFILE

Hans J. WegnerHans J. Wegner
1914 - 2007_Denmark

ハンスJ.ウェグナーは20世紀を代表する家具デザイナーと言えます。デニッシュデザインの海外進出に大きな役割を果たしたほか、1950年、60年代には一般の人々がそれまで抱いていた家具へのイメージを一掃するような家具を次々と発表し人々に大きな影響を与えました。椅子のデザインを追求し、500以上のデザインを手掛けていることから、椅子の巨匠として世界中で知られています。構造的にも意匠的にも完璧と言える接合部が、ウェグナーデザインの特徴となっていますが、これはウェグナーの素材への探究心と木材に対する深い造詣があるからこそ実現できたデザインと言えます。またミニマリスティックでオーガニックなフォルムもウェグナーデザインの大きな特徴となっています。

 


カール・ハンセン&サン

カール・ハンセン&サンについて

カール・ハンセン&サンは創業100年を超える歴史のあるデンマーク家具メーカー。ハンスJ.ウェグナーの家具を最も数多く製作するメーカーとして知られ、伝統的なデンマークの家具職人技巧を基本に、世代を越えて使用できる耐久性に優れた家具を世に送り出しています。従業員数は230人。すべての製品がデンマーク国内で製作され、世界各国で販売されています。

www.carlhansen.jp

 

(文:制作 PR-B_PR制作部-3  /  更新日:2015.04.28)

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