山形県内の家具製造企業が集まる山形県家具工業組合が、杉の新たな活用法を紹介する展示会を開催します。
「川上から川下へ」
山形で育まれた杉が伐採、製材、加工を経て家具になるまでの流れが紹介されます。
杉の素材としての力を引き出す「圧密加工」によって、新たな魅力を持つ家具が生まれました。
会場では、原木から形になっていくまでの工程が素材や道具を用いて解説されます。
山形で取り組みが進む日本の木を次世代へつなぐ新しい活動をぜひご覧ください。
冬の寒さと積雪のため、山形の杉は成長がやや遅く、じっくり育つおかげで年輪の幅が緻密になり、高い強度を誇ります。山形から杉の丸太を持ち込み、間伐の様子や製材の方法について紹介されます。
杉材を使うとデザインが制限されてしまう。
家具職人たちは、今までそう考えていました。杉は広葉樹よりも柔らかく、材料を厚く太くしなければ、耐久性のある家具をつくれないためです。そこで山形の家具職人は、長年の経験と新しい技術で、杉の家具の形を変える試みを始めました。
繊細な曲線を描くデザインと杉の木目の組み合わせは、見た目に新鮮でありながら、どこか親しみやすさも感じさせます。
山と形 展
会 期:2015年8月28日(金)~ 8月30日(日) 10:00~18:00
場 所:新宿パークタワー (1F アトリウム)
東京都新宿区西新宿3-7-1
入 場:無料
主 催:山形県家具工業組合
後 援:リビングデザインセンターOZONE
協 力:金山町森林組合
お問い合わせ:リビングデザインセンターOZONE TEL 03-5322-6500(代)
(文:制作 PR-N_PR制作部-3 / 更新日:2015.08.12)