イケアが照明関連の全商品をLEDに切り替え
イケアが2015年9月から、照明関連の全商品をLEDに切り替えます。LEDは白熱電球に比べて消費電力が85%少なく、寿命は20倍長持ちします。
イケアグループのCSO(最高サステナビリティ責任者)を務めるスティーブ・ハワードは、
「LEDは照明の革命です。家庭の電気料金が加速度的に上昇を続け、世界全体のエネルギー消費量も増加している今、LED照明は大きなインパクトとなるはずです。よりサステナブル(持続可能)な暮らしは、誰にでも手に届くものであるべき、という信念にもとづき、イケアのLED商品は多くの方にお求めいただける価格でご提供していきます」と述べています。
イケアの照明部門の商品開発マネジャー、ビヨン・ブロックは、
「LEDはデザインの革命でもあります。小さなダイオードはほぼどんな商品にも組み込めます。今後はさらに小型のランプや薄型の構造体、光の広がり方にもっと工夫したデザインなどが可能になるでしょう」とコメントしています。
LED技術は高品質の光を放ち、明るさや形、色など国や地域により異なる好みに対応する様々な照明ソリューションを提供し ます。 暖色系や寒色系の光を選べるうえ、ほぼすべてのLED電球は調光機能に対応しています。あらゆる形状・サイズのLED電球がそろい、いずれも高い品質を誇ります。イケアおよびイケアのサプライヤーはLEDの性能向上にかなり力を入れてきました。今や機能照明からムード照明に至るまで、その光の体験は群を抜いています。
「LEDをお客さまに愛用していただきやすくするため、懸命に努力してきました。今では、古い白熱電球が切れたら、LED電球を付け替えればいいだけのこと。お気に入りだったランプを手放す必要はありません」と、照明部門のビジネスエリアマネジャー ジャネット・スケルモースは言います。
「照明は毎日の暮らしに欠かせません。『より多くの方に、より快適な毎日を』実現するということは、照明の新技術を取り入れ、より優れた商品を生み出していくことを意味します。私たちにとってのチャレンジは、こうした新商品に、美しさ、サステナブルさ、価格面での手軽さを持たせること。このすばらしいLED技術をイケアは全面的に支持しており、9月1日からは、イケアの照明商品は100%LEDです、と胸を張って世界に宣言できるようになります」(ジャネット・スケルモース)
LEDへの切り替えを持ち、白熱電球は2012年8月、蛍光灯型省エネ電球は2014年8月、ハロゲン電球は2015年8月を持ちまして、販売終了となります。
イケアのLED(発光ダイオード)概要
・100万人が各自白熱電球1個をLEDに切り替えた場合、CO2排出量としては毎年およそ3,900台の自動車を路上から取り除くことに相当します。 家庭の年間電気消費量としては、4,400世帯分に相当します。
・最長20年と長寿命で、消費電力は従来の白熱電球よりも85%も少ない省エネ型。
・ほぼあらゆる形状・サイズで展開。お手持ちの従来の照明器具にお使いいただけます。
・被照射物の持つ色を自然に再現し、ムラのない光で照らします。
・スイッチを入れた直後に明るく点灯し、暖色系から寒色系の昼光色まで、さまざまな光色があります。
・斬新なデザインソリューションが可能になります。
(文:制作 イケア・ジャパン_PR制作部_2 / 更新日:2015.09.02)