TIME & STYLE MIDTOWN店では、2016年3月20(日)~ 4月17日(日)に「水野克俊 うつわ展」を開催。
古典に学び、真摯に生活を見つめて生み出された水野克俊氏の美しい器。李朝や中国・北宋の器に魅せられ、造形に迷いがなく端正でシャープな仕上がりが魅力。九谷青窯から独立以来、白磁一筋の作家で、「水野さんの器を使うと料理がおいしくなる」とプロの料理人のファンが多い。
水野氏は、正直で、裏表がありません。感じたままに、
いいものはいい、だめなものはだめだと、大きな声で言い、
ときに厳しい言葉があまりにもストレートなので、
かえって素直に受け止めることができます。
正直であること。正面から向き合うこと。
それを教えてくれる、数少ない人です。
水野氏に出会った頃、作り手と生み出される作品にギャップを感じました。
豪快な人柄から生まれるうつわは、とても清らかで、
慎ましい姿をしていたからです。
しかし、しばらくして、そのまっすぐな姿勢が純粋にものづくりに向かわせるからこそ、
潔いうつわになるのだと知りました。
水野氏のうつわは、どんな場面でも、
どんな料理でも、美しく、美味しく味わえます。
一方で、突き詰められた簡素なうつわを見ていると、
うつわを通して自らの感性が試されているようにも感じます。
このうつわに近づきたい、
そして、いつか肩の力を抜いて使いこなしたいとあがく自分がいます。
料理を添えると気づきます。ずっと大切に使い続けたい一枚になると。
今年もまた、新作を含む多くのうつわが一堂に揃います。
【開催概要】
水野克俊 うつわ展
2016年3月20(日)~ 4月17日(日)
TIME & STYLE MIDTOWN
http://www.timeandstyle.com/plus/news/news_contents/20160303news01.html
作家在店日:3/20(日)、21(月/祝)、22(火)
水野克俊 / Katsutoshi Mizuno
奇をてらわず、使いやすい。 根来塗、和ガラス、青銅器などの古き良きものを尊び、素材や形状、意匠を緻密に調べ、知り、水野氏による「写し」の手法を通して白磁の器へと再生します。 多角形や花形などの意匠は、石膏を削り出して作った型に轆轤で手挽きした生地を押し当て成形する「型打ち」技法を用いて製作しています。
水野克俊
1960年 広島県呉市生まれ
1981年 大学卒業後、瀬戸窯業訓練校に入学
1982年 九谷青窯入社
1990年 愛媛県旧広田村にて独立
2010年 呉市に移転
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(文:制作 TIME & STYLE_PR制作部-1 / 更新日:2016.03.05)