ロエベ ミラノサローネ2016に向けた革新的なプロジェクト
『マルケトリー イン レザー』 を発表
ロエベは今春「ミラノサローネ国際家具見本市」に出展。メゾンのレザーに関する優れたノウハウと、そのクラフツマンシップの幅をさらに広げる新しいテクニックへの普遍的な挑戦を披露する、スペシャルプロジェクトを発表します。
陶芸にインスパイアされたレザーボウルズ コレクションで2015年 ミラノサローネへの参加に続き、今年は、さまざまな形やカラーのいくつものピースで構成されるユニークなデザインが特徴的なオーク材の家具を発表します。この革新的なプロジェクトによって、伝統的な製本や木工細工で使われている手法を駆使した精緻なプロセスの中で、これまでの職人技が今の時代にふさわしくアップデートされました。
クリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソン
ロエベのクリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンが考案したこのスペシャルプロジェクトは、具体的にはさまざまな素材のインレイ(象嵌)を使って家具を装飾する伝統工芸「マルケトリー」(象嵌)に斬新な表現方法を与えたもので、立体構造物の木材表面に切り抜いたレザーを精巧にはめ込み、アーカイブのプリントや模様をアレンジしたモチーフが表現されています。
ロエベのアトリエとファクトリーにて、大型の衣装箪笥とベイリー・スコットの椅子2脚を含むアンダーソンが選んだ6点の20世紀初頭の家具に、再解釈された象嵌のテクニックを使い、細心の注意を払い組み合わされたレザーで花、風景、その他のモチーフを描いた“ドローイング”で装飾を施しました。
世界で最も重要な家具見本市の機会に、ロエベはまた、メゾンの名を知らしめている「卓越したクラフトマンシップ(職人技)」と「レザーに対する優れたノウハウ」という2つのコアを世に示し、挑戦し、全く新しいものを見い出すことを目指しています。
過去と現在のクラフトマンシップの基準を見直すことで、未来に向けた新しいクリエイティブのスタンダードを設定しようとするこのロエベの最新プロジェクトは、創業時から170年に渡りメゾンを突き動かしてきた果敢に挑戦し続ける精神を反映しています。ミラノサローネ2016での発表により、レザーの表現能力や技術力を高め、新しい分野、未知の領域へとメゾンの知識を伝えていくというブランドのミッションを継続させていきます。
ミラノデザインウィークとはイタリアミラノで行われる、世界最大規模のデザインイベントです。現在活躍している多くのデザイナーは、このミラノデザインウィーク出展から世界へと羽ばたいていきました。会場の中心は、ミラノの郊外ロー市にある東京ドーム11個分の広さをもつと言われる巨大展示場と、ミラノ市内各所で行われるデザインイベント。
今年の開催は2016年4月12日(火)~17日(日)の6日間です。
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(文:インテリア情報サイト編集部-6 / 更新日:2016.04.07)