「ケース・ブラークマン」が手掛けたワイヤーチェアコレクション
新カラー4色追加され全6色の展開
ヨーロッパや日本の歴史あるデザインプロダクトを販売する、株式会社 メトロポリタンギャラリーの独自の審美眼で製品の新たな価値を見出すファニチャーブランドメトロクスでは、オランダを代表するデザイナー「ケース・ブラークマン」がデザインしたワイヤーチェアコレクションを昨年より発売。PASTOE(パストー)にて1945~1978年までチーフデザイナーを務めたブラークマンは、1947年から他社メーカーの技術を学びにアメリカに渡り、中でもハーマンミラー社においてチャールズ&レイ・イームズの仕事に影響を受けます。帰国後はそれまでクラシカルなデザインの家具が定番だったPASTOEにおいて、最初の近代的なデザインの家具シリーズを生み出しました。
ワイヤーコレクションはPASTOE(パストー)にて1958年に発表されたシリーズの1つで、デザインは、1945~1978年までチーフデザイナーを務めたブラークマンによるもの。 一度は製造終了となりましたが、現在においても古さを感じさせないデザインが評価され2011年から同シリーズの再生産が開始されました。
これまでの、「ペーパーホワイト」、「ナイトブラック」に加え、4色の新カラー「オックスレッド」「パシフィックブルー」「ペールグリーン」「ヘイズグレー」が追加され全6色の展開となります。
ワイヤースツール用クッション
※スツール用クッションは別売りとなります。
【商品概要】
材 質:スチール(粉体塗装)、ファブリック
カラー:オックスレッド,パシフィックブルー,ペールグリーン,ヘイズグレー,ペーパーホワイト,ナイトブラック
Cees Braakman / ケース・ブラークマン [ 1917~1995 ]
1934年、17歳の時に父の務めるPASTOEにてキャリアをスタートさせます。1947年から家具製造を学びにアメリカに渡り、中でもハーマンミラー社においてチャールズ、レイ・イームズの仕事に影響を受ける。その後、1978年までの間、同社にて人気シリーズをいくつも手掛ける。2000年、ニューヨークのギャラリー「R GALLERY, 20th century design New York」にてエキシビションが開催されたのをきっかけに再び世界的に評価が高まっているデザイナー。
PASTOE / パストー
1913年にオランダ ユトレヒトに設立された歴史ある家具ブランド。1945年にケース・ブラークマンがチーフデザイナーとなってからは諸外国の革新的な技術を取り入れた先駆的な製品を世に生み出し近代においても、自社スタジオや外部のデザイナーとのコラボレーションによって革新的な製品を発表しています。
METROCS/メトロクス
歴史に対するセンスや確かな審美眼、社会への公正感をもって、国内外の歴史あるデザインプロダクトを取り扱うインテリアブランド。確固たる本質を持ち、後世へ受け継がれやがてマスターピースとなる価値あるものを広く発信。今後のデザインを担う「未来のマスターピース」を創る取り組みも積極的に行っている。
http://metropolitan.co.jp/
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(文:インテリア情報サイト編集部-3 / 更新日:2016.07.19)