Ochibi (C)Moyoco Anno / Cork
安野モヨコの『オチビサン』と考える 日本の工芸
第二弾 箱根寄木細工「どんぐり入れと一輪挿し」発売のご案内
創業 1716年の奈良の老舗、株式会社中川政七商店は、漫画家の安野モヨコ氏による作品『オチビサン』とコラボレートし、漫画の世界観と日本の工芸を掛け合わせた新たな商品開発プロジェクトを 2016年 9月より展開しています。
同作で描かれるのはオチビサンの好奇心を通じて再発見される四季折々の美しさや、どこか懐かしい日本の風景。同プロジェクトでは、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを掲げる中川政七商店とともに、オチビサンの視点から、さまざまな地域を見つめ、その土地で感じた“ちいさな発見”をものづくりを通じて発信していきます。
Ochibi (C)Moyoco Anno / Cork
第一弾の鎌倉彫「豆皿セット」に続き、第二弾では、江戸時代に箱根で発祥した寄木細工の技法を用いた「どんぐり入れ」と「一輪挿し」を発売。
| セット内容
Ochibi (C)Moyoco Anno / Cork
Ochibi (C)Moyoco Anno / Cork
①オチビサンの一輪挿し 素材:木(コブシ・ブナ)、銅(水受け部分) φ56×H49mm
Ochibi (C)Moyoco Anno / Cork
Ochibi (C)Moyoco Anno / Cork
②オチビサンのどんぐり入れ素材:木(コブシ・ブビンガ) φ71×H 63mm
豊かな自然のなかでいつも遊んでいるオチビサンと仲間たち。森の中でオチビサンが見つけたどんぐりや植物を大切にしまっておけるように「どんぐり入れ」と「一輪挿し」を箱根寄木細工で作りました。
細かく裁断した何種もの木を組み合わせ、隙間無く見事な柄を生み出す寄木細工は、まるで綺麗な植物標本のよう。まん丸なオチビサンのシルエットをイメージし、自然木の木目の違いでシンプルな縞模様を表現しました。箱根寄木細工の老舗「木路(きろ)」が、一つひとつ丁寧に作り上げています。
Ochibi (C)Moyoco Anno / Cork
■木路(きろ)
江戸時代に箱根で発祥した伝統工芸、寄木細工。樹種の豊富な箱根山系の材木を用いて、自然の色合いや模様を生かした幾何学文様を編み出しました。木路は神奈川県の箱根湯本に店舗を有し、南足柄市に工房を構える寄木細工の制作・販売専門店。当主の露木孝一氏は、伝統の業を継承しながら、さまざまな新しい商品を生み出しています。
■安野モヨコ
漫画家。『働きマン』『さくらん』などの作品がある。『シュガシュガルーン』で第 29回講談社漫画賞を受賞。現在「AERA」で『オチビサン』「FEEL YOUNG」で『鼻下長紳士回顧録』を連載中。
Ochibi (C)Moyoco Anno / Cork
【商品概要】
寄木細工でつくったオチビサンのちいさな秋満喫セット
~どんぐり入れと一輪挿し~
価格:15,800円(セット販売、化粧箱入り)
安野モヨコ オフィシャルサイト内特設ページ
http://lp.ochibisan.com/yosegizaiku/
中川政七商店
http://www.yu-nakagawa.co.jp/top/
(文:インテリア情報サイト編集部-3 / 更新日:2016.11.09)