AGC Studio リニューアル 第1回企画
+ DESIGN 2017 AGCリノベーション展 開催
ー 日常を変えていく新しい価値へ ー
AGC旭硝子は、2017年10月17日(火)にリニューアルオープンする中央区京橋にあるショールーム AGC-Studioにおいて企画展「+DESIGN 2017 AGCリノベーション展」を 2017年10月17日(火)~12月22日(金)まで開催します。
時代背景とともにますます拡大しているリノベーション市場。AGC Studioでは、これらに貢献する様々な製品・技術を紹介することを目的に AGCリノベーション展を昨年より開催しています。本年は「+Design」をタイトルに掲げ3組の外部デザイナーと共に "HOME" "RETAIL" "LIFESTYLE"の3つのテーマに沿った空間展示と模型展示を行います。AGCの先進技術により新たに開発された、高機能ガラス、化学品、セラミックスをソリューションと共に具体的な使用例、導入例を用いて展示し、ガラスを中心とする素材の進化や新たな可能性、活用を、インテリア、建築、プロダクトの開発を手がける、あらゆるメーカーの開発者やデザイナーへ提案します。
また会期中には、本展の参加デザイナーの他、建築家、インテリアデザイナー、設計施工会社、建材メーカー、不動産等のプロフェッショナルを講師に迎えセミナーも開催します。
※セミナースケジュールは、AGC studioの HPにてご確認ください。
http://www.agcstudio.jp/2017agc_renovation/
| 展示コンセプト
+ DESIGN 2017 AGCリノベーション展
ー 日常を変えていく新しい価値へ ー
デザインは限られた人々のものではありません。
あなたがふと、「今」を豊かにする名案を思いついたならば、
それはもう「デザインしている」のです。
今年のテーマは「+Design」。
私たちの毎日にデザインという考え方をトッピングすることで、
日常の空間をどのようにリノベーションすることができるのか、
AGCと来場者の皆さんで体験し、検証する展覧会です。
人と「人」、人と「価値観」、人と「自然」、そして人と「未来」ーー。
素材とデザインの出会いを、ヒト、モノ、コトを有機的につなぐ入口として、
新たなアクションの起点になる場所づくりを探っていきます。
| 3つのテーマで提案
©JIN KURAMOTO STUDIO
HOME
「居心地の良い空間」 Jin KURAMOTO
国内外で活動するプロダクトデザイナーの倉本仁を起用し、ガラスのテーブル、ディスプレイ(モニター)、ペンダントライトを制作。素材本来が放つ美しさがありながらも、扱いの難しさで敬遠されがちなガラスのテーブルを様々な表面加工や構造で、新たな質感をもったアイテムとして提案。また、現在では日常化しつつある大型ディスプレイも、AGCの先端技術を用いてよりスマートに空間に導入。ガラスと創る「ここちよい、あたたかみ」のある空間を提案します。
倉本 仁 Jin KURAMOTO / デザイナー
1976年、兵庫県生まれ。1999年、金沢芸術工芸大学 産業美術学科 工業デザイン専攻卒業。家電メーカー勤務を経て、2008年に JIN KURAMOTO SUTDIOを設立。物事のコンセプトやストーリーを明快な造形表現で伝えるアプローチで家具、家電製品、アイウェアから自動車まで多彩なジャンルのデザイン開発に携わり、国内外のクライアントにデザインを提供しています。iF Design賞、Good Design賞、Red Dot Design Awardなど受賞多数。
©NOMURA Co.,Ltd.
RETAIL
「魅力ある店づくり」 Tomoya SATO (NOMURA Co.,Ltd.)
商空間の設計、プロデュースを幅広く手がける乃村工藝社が、AGCグループの耐熱ガラス食器ブランド iwaki「SNOWTOP」の仮想ストアをデザイン。消費、購買行動の変化や eコマースとの連動など、これからの小売り現場に求められる店舗空間を想定し、実商品とともにブランドやその背景など、商品にまつわる情報をより詳しく伝えるための新たな VMDシステムや、試飲やワークショップなど体験イベントにフレキシブルに対応できる空間を AGCの内装用ガラスを用いて構成。また、大工や工芸の伝統的な技から着想した、ガラスと異素材を組み合わせる新たな手法を見いだし、ローマテリアルと先端テクノロジーが織りなす現代的で心地の良い空間を表現します。
佐藤 友哉 Tomoya SATO / 株式会社乃村工藝社 デザイナー
1981年、北海道生まれ。2004年、京都精華大学 デザイン学科 建築分野卒業。アトリエ系デザイン事務所勤務を経て、乃村工藝社入社。大手企業の店舗、展示会、ショールームなど国内外の商空間設計を手掛けています。課題解決と
企業価値を向上するパートナーとしてクライアントの事業を活性化する為、様々な素材や加工法の知識を総合的に駆使し、来場者に新鮮な驚きと気付きを与える空間をデザインします。
https://www.nomurakougei.co.jp/
©ikmo
LIFESTYLE
「これからのマンションリノベーション」 Yuko Higo (ikmo)
ユニークな戸建て住宅やリノベーションを数多く手がける建築家 比護結子(ikmo)が「住み繋ぐ、マンションリノベーション」をコンセプトに、少し先の未来のライフスタイルを想定した内装と共用部のリノベーション案模型を展示。マンションの長期寿命化によって、多様な世代の多様なライフスタイルがある「街」のようであり、また、長く住むことで住民同士のコミュニティが形成され、子育て、防災、防犯の助け合いなど、社会的な側面からも新築マンションにはない価値を生むマンションリノベーション案を提案します。これらのリノベーション案に対し、AGCの製品と技術の活用例を製品サンプルと共に展示。空間のイメージとともに様々な素材や機能に触れる体験が可能です。
比護 結子 Yuko HIGO / 一級建築士・管理建築士
1972年、愛知県生まれ。1995年、奈良女子大学家政学部住居学科卒業。1997年、東京工業大学大学院 修士課程修了。1999年、一級建築士事務所 ikmo共同設立。「既成概念にとらわれない自由な発想による豊かな空間づくり」をモットーに、これまでにユニークな住宅や商業空間、リノベーションを数多く手掛けてきました。東京建築士会 住宅建築賞、Good Design賞など多数受賞。桑沢デザイン研究所、芝浦工業大学、日本工業大学、東京電機大学非常勤講師。http://www5b.biglobe.ne.jp/~ikmo/index.html
| 器具を用いた実演
SNOWTOP by iwaki
AGCグループの特殊ガラス事業領域での製造・開発を担う、AGCテクノグラス株式会社の耐熱食器ブランド iwakiのコーヒー、ティーに特化したシリーズ。2015年より発売を開始し国内外で好評を得ています。耐熱ガラスに木や磁器を組み合わせ更に機能性を高め、使いやすさを追求したデザインが特徴です。本展では、SNOWTOPシリーズのウォータードリップサーバー Uhuruをはじめとする器具を用いた実演も実施、会場にてコーヒーをご試飲頂けます。
製品HP http://www.igc.co.jp/product/snowtop/main.html
※実演のスケジュール、セミナースケジュールは、AGC studioの HPにてご確認ください。
http://www.agcstudio.jp/2017agc_renovation/
【開催概要】
タイトル: +Design 2017 AGCリノベーション展
会場 :AGC Studio
中央区京橋2-5-18 京橋創生館1・2階 tel.03-5524-5511
[最寄駅 ]
銀座線京橋駅 4番出口すぐ/東京駅 八重洲南口より徒歩 10分
有楽町線銀座一丁目駅 徒歩 4分/都営浅草線宝町駅 徒歩 3分
会期 :2017年10月17日(火)~12月22日(金)
開館時間:10:00-8:00
定休日 :月曜、日曜、祝日、年末年始
主催 :AGC旭硝子
協力 :株式会社藤原製作所、有限会社落合製作所、マナトレーディング株式会社
インテリアスタイリング(展示1F):川合 将人
http://kawaimasato.com/
本展オフィシャルページ
http://www.agcstudio.jp/2017agc_renovation/
(文:インテリア情報サイト編集部-5 / 更新日:2017.10.07)