【デザイナーからのニュースレター】
nendo カップの「持ち手」から花のオブジェをデザイン
セーヴル 磁器の花「handle-flower」 発表
デザインオフィスnendoの新プロジェクトのご紹介です。フランスの高級陶磁器ブランド、セーヴルにて磁器の花「handle-flower」をデザインしました。
セーヴルの工房には、これまでに手がけた作品の図面や石膏型はもとより、その作品の制作に使用するための道具までもが保管されています。その膨大なアーカイブの中で特に注目したのが、カップやポットなどに使用された、大量の「持ち手」。様々なサイズや形状が存在するこの持ち手を使い、磁器製の花のオブジェをデザインしました。
| カップの「持ち手」から花のオブジェをデザイン
持ち手一つひとつを一枚の花びらに見立て、複数束ねるように接着することで、花を表現。持ち手それぞれの特徴がそのまま花の個性になるように、花弁の数や間隔、角度などに調整を加えました。
一から形状を生み出すのではなく、セーヴルの歴史に存在する形を活用することで、新たな「セーヴルらしさ」を表現しています。
handle-flower 写真:吉田明広
http://www.nendo.jp/jp/works/handle-flower/
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(文:制作_インテリア情報サイト編集部_2 / 更新日:2018.09.18)