Artek Tokyo 1st anniversary 2020 #3 :サヴォイ セレブレーション

  

 

 

Artek Tokyo 1st anniversary 2020
#3 : Savoy Celebration
5月13日(水)11:00 特別製品発売開始 

 

 


Artek Tokyo 1st anniversary #3はSavoy Celebrationです。

ヘルシンキのサヴォイレストランのリニューアのために開発された特別仕様の「611 チェア サヴォイ」を、日本10脚のみの限定発売を5月13日(水) 11:00よりスタートさせます。更に「611 チェア」のモチーフをアレンジしたArtek Tokyo Storeオリジナル製品として、アルテックと同じものづくりの価値観を共有する日本の友人BUAISOUと東屋(AZMAYA)とのコラボレーション製品を同時に発売します。

 

・Artek Tokyo 1st anniversary 2020#1 : Artek Tokyo with Yu Nagaba #2 : One Chair is Enough  >>>>

 

 

| Artek Tokyo 1st anniversary #3 はSavoy Celebration
 

■ 611 チェア

1937 年にアルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトが内装を手掛けてから、ヘルシンキの地で、フィンランドの歴史と文化を象徴する場所であり続けた「サヴォイ レストラン」。心を込めた慎重なる改修を重ね、2020年3月、長い歴史の中で初めてのリニューアルオープンを果たしました。
 

アルヴァ・アアルトが手掛けた初期の家具デザインの代表でもある611チェアは1929年に最初にデザインされました。それ以降幾度かの仕様変更を経た20年後、現在のリネンウェビングテープを張ったデザインが発表されました。サヴォイレストランのリニューアのために開発された特別仕様の「611 チェア サヴォイ」は、オーク材の本体に、座面は快適でシックなブラックレザー張り、背もたれはレザーテープが編み込まれています。より高級感と心地よさを増した611チェアサヴォイとなりました。
 


611 チェア サヴォイ ¥198,000(税抜) 限定10脚

サヴォイレストランのリニューアルは、アルテック、ヘルシンキ市美術館、アルヴァ・アアルト財団の協力のもと、イギリスのデザイナー、イルゼ・クロフォードと事務所、スタジオイルゼが改装を担当しました。6週間の工事期間、すべての構造と建具がオリジナルデザインに忠実に復元されました。さらに空間のレイアウトは、アアルト夫妻の描いた図面や古い写真から、オリジナルの比率を参考に再現されました。テラス席のために、アルテックが開発した特別仕様の「611 チェア サヴォイ」は、オーク材の本体に、座面は快適でシックなブラックレザー張り、背もたれはレザーベルトが編み込まれています。

611チェアサヴォイはArtek HelsinkiとArtek Tokyoの直営店のみで展開、日本は10脚限定で発売します。また、Artek Tokyo Store 営業再開日より、サヴォイレストランを再現したディスプレイをご覧いただけます。


 

■ Artek Tokyo with BUAISOU


Artek Tokyo with BUAISOU 手ぬぐい ¥5,900(税抜) 限定100枚

昨年日本限定で発売した「スツール 60 藍染」が記憶に新しい、徳島の藍師・染師BUAISOUと再びコラボレーションしたArtek Tokyo 限定オリジナルの手ぬぐいが登場。アニバーサリーを祝ってBUAISOUが染め上げた611チェアのグラフィカルなモチーフと藍の風合いがモダンで美しい型染め手ぬぐいを100枚限定で発売します。

 

 


 ■ Artek Tokyo with AZMAYA

Artek Tokyo with AZMAYA 小皿 ¥2,900(税抜) 限定200個

東屋(AZMAYA)は、信頼できる国内の手工業者と協働し、生活のための道具を生み出しています。長崎県・波佐見の熟練した職人が、ひとつひとつ手仕事で611チェアのモチーフを染付けた小皿の2枚セットです。裏面にはArtek Tokyo 1st anniversary 2020の印が捺され、特別化粧箱に入った限定200個の発売です。

 

【開催概要】
Artek Tokyo 1st anniversary #3
Savoy Celebration
発売開始:5月13日(水) 11:00
611 チェア サヴォイ ¥198,000(税抜) 限定10脚
Artek Tokyo with BUAISOU 手ぬぐい ¥5,900(税抜) 限定100枚
Artek Tokyo with AZMAYA 小皿セット ¥2,900(税抜) 限定200個
 
  
 
COVID-19の流行と拡大という1年前には想像もしなかった今の状況だからこそ、アルテックはオンラインから、人々の暮らしや社会をより豊かにするメッセージを、アルテックらしい遊び心あふれる方法でお届けします。Artek Tokyo StoreとArtek Webstoreは、2年目も新たなお客様にたくさんお会いできること、これからも末永く日本の地に深く根付いていくことを願っています。

 

 

 

| 生まれ変わる歴史と文化の交点:アルテックとサヴォイ レストラン

1937年にアルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトが内装を手掛けてから、ヘルシンキの地で、フィンランドの歴史と文化を象徴する場所であり続けた「サヴォイ レストラン」。心を込めた慎重なる改修を重ね、2020年3月、長い歴史の中で初めてのリニューアルオープンを果たしました。アルテック、ヘルシンキ市美術館、アルヴァ・アアルト財団の協力のもと、イギリスのデザイナー、イルゼ・クロフォードと彼女の事務所、スタジオイルゼが改装を担当しました。
 

サヴォイレストランの内装は、1937年、アルヴ・アアルトとアイノ・アアルトがともに手掛けました。機能的かつお客様が快適に過ごせるよう考慮されたデザインが細部に至るまで散りばめられたこのレストランでは、アアルト夫妻こだわりの心地よい家具がお客様を手厚く迎え、質の高い自然素材の温かさを感じることができます。2019年、イルゼ・クロフォードは、サヴォイレストランのリニューアルプロジェクトを依頼されました。これまで80年以上営業してきた中で、アアルト夫妻によるオリジナルのデザインは多少変更を加えられてきていました。そのため、完全にオリジナルデザインのまま残されてきた部分と、そうでない部分について、注意深く見極めなくてはなりませんでした。2019年12月から2020年1月にかけての6週間の工事期間、すべての構造と建具がオリジナルデザインに忠実に復元されました。さらに空間のレイアウトは、アアルト夫妻の描いた図面や古い写真から、オリジナルの比率を参考に再現されました。
 


アイノ・アアルトとアルヴ・アアルト


「私たちの仕事は、1937年にアアルト夫妻が手掛けたオリジナルの内装に基づいて、サヴォイレストランをかつての状態に戻し、現代においても新鮮に感じる空間へと導くことでした。サヴォイレストランが必要としていたのは、ほんの少しの修繕とほんの少し手をかけて慈しんであげること、それだけでした。」とイルゼ・クロフォードは語ります。

アルテックは、サヴォイレストランをリニューアルする計画の初期からプロジェクトメンバーとして加わりました。サヴォイレストランが開店した時から使い続けられている椅子とソファの生地を張り替え、復刻を果たしたばかりのアルヴァ・アアルトのデザインによる照明「A201 ペンダント」と、「A330S ウォールランプ ゴールデンベル」をインテリア空間に新たに加えました。また、テラス席のために、アルヴァ・アアルトとアルテックを象徴する製品である「611 チェア」の特別仕様を開発しました。

 


アルテックについて

アルテックは1935年、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人の若者により「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的に、ヘルシンキで設立されました。今日、アルテックのコレクションは、フィンランドの巨匠たち、そしてグローバルに活躍する建築家やデザイナーによる家具や照明器具、ホームアクセサリーが揃っています。それらは一様に、機能主義に基づき、明快なデザインとシンプルな美しさを追及した製品です。創業者の精神を受け継ぎ、アルテックは今日でもデザイン、アート、建築の交点に立ち、未来への道を切り開き続けています。

 

 

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(文:VITRA・Artek PR 制作-PR 制作部-3  /  更新日:2020.04.15)

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