マルニ木工 伊勢丹新宿店との共同企画
リノベーション家具を中心としたポップアップイベント
「RE-INNOVATION - 家具再生の新しいかたち-」を開催。
2022 年10 月12 日(水)〜18 日(火)
株式会社マルニ木工は、2022 年10 月12 日(水)〜18 日(火)まで『RE-INNOVATION ー家具再生の新しいかたち ー』と題し、リノベーション家具を中心としたポップアップイベントを開催いたします。
長年ご利用いただいた家具の修理を中心に家具再生の実績を積み重ねてきたノウハウを活かし、ただ修理するだけではなく、現代の感性に合うアレンジやカスタマイズを加え、新たな価値をもつ家具として オンラインストア にて限定販売しています。今回それらの家具を実際に展示し、家具がもつ普遍的な美しさに触れていただけます。
ファッションブランド「nonnative/ノンネイティブ」のデザイナー 藤井 隆行氏が、独自の感覚でリノベ―ションした限定モデルを特別に販売。
またファッションブランド「nonnative/ノンネイティブ」のデザイナー 藤井 隆行氏が、独自の感覚でリノベ―ションした限定モデルを特別に展示、販売。さらにお客様のお好きな仕様にカスタマイズできる家具のご用意や、修理やリノベーション家具のコンシェルジュサービス「FOR GOOD COUNTER」も開設。古き良き時代の家具を、現代の暮らしと感覚に沿うかたちへと変化させる、リノベーション家具ならではの魅力をぜひご体感ください。
藤井隆行氏(nonnative・デザイナー)監修によるスペシャルエディション
深澤直人、ジャスパー・モリソンとの協働による「MARUNI COLLECTION」で、世界から注目を集めるマルニ木工は、創業は1928 年とすでに一世紀近い歴史を誇り、これまでにも時代ごとに数々の名コレクションを発表してきました。
マルニ木工が一世紀近い歴史の中で、これまで世に送り出してきた数々の家具。半世紀以前の製造のクラシック家具でも、その確かなものづくりと機能性、普遍的なデザインで中古市場でも人気を集めるプロダクトがあります。中でも、1950 年代〜1970 年代に製造されたプロダクトは、中古やヴィンテージ家具好きの間で「オールドマルニ」の愛称で親しまれています。
今回のポップアップイベントでは、この1950 年代〜1970 年代に製造されたプロダクトを中心に、生地の張替えや塗装、修理などリノベーションした家具を展開。そのスペシャルエディションとして、藤井隆行氏が監修した限定モデルを発売します。
「オールドマルニ」の愛称とともに、以前からそのプロダクトの魅力を感じてくれていた藤井氏は、本企画にあわせて、マルニ木工の家具のリノベーションを担う坂東工場に足を運び、1点1点細部にわたり、職人たちと話し合い仕様を決めてきました。
希少なカリン材が使われている<ショパン>のアームチェアやロッキングチェアでは、張地のセレクトのみならず、シートクッションの形状や真鍮のリングを加えるなど細部の仕上げ方を提案、また人気の<デルタチェア>では座面をペーパーコード仕様にしたいといったアイデアなど、独自の感性でプロダクトを監修いただきました。
奇を衒うようなリノベーションではなく、プロダクトが製造されていた当時の時代感を残しながらも現代に通用するプロダクトの完成度を目指し、その魅力を最大限に引き出していただきました。
藤井氏が監修したプロダクトは、全6モデルの10 アイテム。藤井隆行監修モデルとして、当時の孔雀のロゴを復刻したプレートがつきます。
デルタチェア(ペーパーコード) ¥121,000(本体 ¥110,000) W375×D450×H710×SH440mm
マガジンラック ¥77,000(本体 ¥70,000) W480×D440×H260mm
•SPECIAL EDITION 藤井隆行監修モデル
【デルタチェア】
・1960 ~ 70 年代に製造していたデルタチェアの座面をペーパーコード仕様に。
【ショパンアームチェア/ロッキングチェア】
・クッションの形状や張地の選定、背凭れに真鍮リング追加、脚先の形状変更。
【ロープチェア】
・ロープや金属をマットブラックへ変更、木部をショパンに近い色へ塗装変更。
【マガジンラック】
・塗装を剥してマットクリア塗装、ネジを埋め込みタイプへ変更。
藤井隆行/nonnative デザイナー
大手セレクトショップのスタッフなどを経て、2001 年より「nonnative」のデザイナーに就任。ワークやミリタリーウェアのデザインを基軸に、素材や縫製などの細部までこだわって再構築するアイテムは、大人のスタンダードとして多くのファンに支持されている。近年はファッションにとどまらず、そのライフスタイルや審美眼に注目が集まっている。
FOR GOOD COUNTER
きちんとつくられた家具は、長年の使用に耐えうるもの。それでも長い間使っていくと汚れやキズ、クッションのへたり、張地のほつれ、脚のがたつきなど、さまざまな不具合が出てきます。さらに、お引越しや家族構成の変化といったライフステージの変化、模様替えや家のリフォームに合わせて家具をアレンジしたい方も増えています。マルニ木工のグループ会社であるマルニファニシングでは、マルニグループの持つ卓越した木工修理技術により、これまでもさまざまなご要望にお応えしてきました。より広く多くの方とともに、中古家具の次なる可能性、新しい価値を共有するため、「つくる、つかう」だけじゃなく「なおす、蘇らせる、またつかう」家具の価値を、リノベーション技術で伝えていきたいと考えています。日本を代表する家具メーカーとして、蓄えてきた正しい家具づくりを新しいかたちで伝え、より確かにずっと、そしてもっと自由に使い続けられる暮らしの道具としての家具を提供してまいります。
本イベントの会場には、マルニ木工の家具を中心とした修理やリノベーションの相談窓口を設置します。ぜひこの機会に、暮らしの一部として愛着もって共に時を重ねてきた家具を整えてみませんか。メーカーならではの高品質で高い技術を持った職人がお客様一人ひとりの家具に実直に向き合い、張替え・塗装修理・座り心地の改善を丁寧に行います。
【開催概要】
RE-INNOVATION -家具再生の新しいかたち-
会期:2022 年10 月12 日(水)〜18 日(火)
会場:伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク / ザ・ステージ# 5
URL:https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/living/livingroom/shopnews_list/shopnews096.html
<株式会社マルニ木工>
1928 年に広島で創業した木工家具メーカー。創業以来「工芸の工業化」をモットーに、職人の手作業と緻密な機械加工を融合し、工芸的な美しさ、安定した高い品質、適正な価格を実現し、90 年以上木工家具をつくり続けてきました。2008 年にはプロダクトデザイナーの深澤直人氏とともに、工場の特性を活かした世界の定番となる家具を目指し、HIROSHIMA をはじめとするMARUNI COLLECTION を発表。2011 年にはジャスパー・モリソン氏が、2021 年にはセシリエ・マンツ氏が加わり、年々その世界観を広げています。デザイナーと技術者が真摯に向き合い、100 年経っても世界の定番として愛される、精緻で優れたデザインの木工家具をつくり続けることで、何気ない日常を美しく心豊かにします。
https://www.maruni.com/jp/
<株式会社マルニファニシング>
株式会社マルニ木工の子会社ある株式会社マルニファニシングは、昭和 50 年(1975 年)日本で初めての業務用家具専門メーカーとして設立。マルニ木工の卓越した製造技術を元に、高品質な業務用家具を供給し、国内著名ホテルやゴルフ場などへトップクラスの納入実績をつくってきました。近年は過去の納品先や一般のお客様から修理のご依頼が急増し、海外メーカーとの差別化を図る上でも家具の修理事業にシフトチェンジし、90年以上の歴史を誇るマルニ木工には長い時間をかけて積み重ねてきたノウハウと、卓越した木工技術により「なおすマルニ」として修理事業を展開。
https://www.maruni-furnishing.com/
(文:制作 PR-B_PR制作部-3 / 更新日:2022.10.05)