サステナブルな木製家具ブランド「yuimori(ユイモリ)」より、
コクヨ株式会社 × 芦沢啓治 ×天童木工コラボレーションによる
ラウンジチェア・テーブルシリーズが発売されます。
株式会社天童木工(本社:山形県天童市)は、文房具やオフィス家具、事務機器の製造・販売を手掛けるコクヨ株式会社のサステナブルな木製家具ブランド「yuimori( ユイモリ)」における、コラボレーションの第一弾シリーズとして発売するラウンジチェア・テーブルシリーズの製作を担当しています。
「結の森」から生まれた自然と共生する木製家具
当社の基幹技術である「成形合板」は、厚さ1mm 程度の単板を使用して製造します。これらの単板は、まるで大根のかつら剥きのように、丸太の外周から中心に向かってスライスすることで作られるため、木材を無駄なく使うことができるという特徴があります。大切な資源を少しでも無駄にせず使うことができることから、今改めて注目されている技術のひとつです。
また、2006年より高知県で「結の森プロジェクト」として森林保全活動を行なっているコクヨ株式会社は、国産材の活用を通じて人と自然がより良く共生する社会へ貢献することを目指す木製家具ブランド「yuimori ( ユイモリ)」を昨年より立ち上げました。「yuimori」では、森林があるべき姿を保ち、その森林で育ち、適切に間伐された木材を、できる限り無駄なく活用するべく、新たな木製家具の開発を共同で進めてきました。
「yuimori」ラウンジチェア・テーブルシリーズ
1.サステナブルな素材と製品設計
素材は、国産のヒノキ材とブナ材をメインに使用しています。成形合板技術を用いることで、 永くお使いいただける品質と美しいデザインの両立を実現しました。
また、適切な廃棄ができるよう、本体への金属の使用を最小限にとどめ、使用後は粉砕し、MDF( 中質繊維板) などへの再利用が可能です。シートクッションは取り外し可能な設計とし、ペットボトルや海洋プラスチックごみなどのリサイクル素材を取り入れたファブリックを使用し、クッションの中材へもリサイクル材を取り入れています。
2.人が集う空間にマッチするデザイン
人がいきいきと過ごす空間にふさわしいプロダクトを目指しました。十字に交わった脚が目を引く存在感のある美しいデザインと、ゆったりした座り心地を兼ね備えたラウンジチェア、そのチェアと相性がいいデザインのテーブルをラインナップ。本体カラーは、ライトナチュラル、ライトグレー、ペールブラックの3色です。
3.知見をもつパートナーとのコラボレーション
デザインは、建築からプロダクトデザインまで幅広く活動をされている芦沢啓治氏によるもの。また、快適な座り心地のための背座角度を追求した製品設計には、コクヨ株式会社のオフィス家具開発での知見が取り入れられています。当社の技術と、知見のあるパートナーとのコラボレーションにより、日本の素材、技術、デザインの力が互いに助け合い、実現したコレクションです。
芦沢啓治
芦沢啓治建築設計事務所代表。1996年横浜国立大学建築学科卒業。設計事務所、家具製作会社のsuper robot にて家具製作を経て、2005年芦沢啓治建築設計事務所を設立。2011年東日本大震災を受け石巻工房を創立。小さなプロダ
クトから建築プロジェクトに至るまで一貫して「正直なデザイン/ Honest Design」を心掛け臨んでいる。
コクヨ株式会社
1905年に創業。はたらく人を思い、より創造的に、快適になる空間構築やプロダクトの提供を通じて企業の働き方改革をサポートする一方で、1993年にコクヨ環境行動憲章を策定。森林など自然環境の保全活動へも取り組みながら、環境への配慮を取り入れた製品開発を継続している。
「yuimor i」ブランドコンセプト
日本の自然を守るためにできること。それは、自然が本来あるべき姿を支え、持続可能な状態を保つこと。大切に育み、そこから生まれる限りある資源を余すところなく暮らしに生かし、慈しむこと。私たちのこうした考えが結実したブランドが「yuimori」です。人と自然がより良く共生する社会を目指す、木を生かすものづくりがはじまります。
「yuim or i」が目指すこと
国産木材をはじめとする日本で生まれる素材を活用し、素材ごとに分解可能な設計によってリサイクルや適切な廃
棄ができる製品を通じて、自然共生社会へ貢献していくことを目指します。
※本記載の情報(製品仕様、発売日等)は発表日現在の情報です。予告なく変更する可能性がございます
あらかじめご了承ください。
■ yuimori HP : https://kokuyo.jp/yuimori
(文:制作 PR-K_PR制作部-5 / 更新日:2022.11.08)