【デザイナーからのニュースレター】
デザインオフィスnendo が手掛けた
丸井グループ新証券会社 コーポレートデザイン
佐藤オオキ率いるデザインオフィスnendoは、丸井グループが設立予定の証券会社のコーポレートデザインを手掛けました。
少額を無理のないペースで積み立てていく投資信託のみを扱う、丸井グループが新たに設立予定の証券会社は、オンラインでできる入会手続きや、国内初となるクレジットカードを使った投資、マルイの店舗で開催されるセミナーなど、投資初心者でも手軽に取り組めるサービスを提供するのが特徴です。
「お金」や「投資」に対する不安の大きな原因が、「目に見えない」ことであると仮定。資産を形成することを「プロダクト化」し、手に取れる形にしました。
プロダクトは、自分のことを守ってくれる「オマモリ」のような形状。
普段から身につけたり生活空間に置いておくことで、将来が守られている感覚を自然と得られることを目指しました。
また、このオマモリはマルイの店頭に陳列されることで、資産運用に関心が薄い人々にも興味を持ってもらうキッカケとなったり、「買いものをしているような感覚で資産形成を身近に感じられる」という「丸井らしい」タッチポイントとなるようにしました。
オマモリは、ギフトとして大切な人に贈ることも可能。例えばお婆ちゃんが孫の将来のために積み立ててあげている、そんな「気持ち」を孫に伝えるなど、感情伝達のツールにもなるようにと考えました。
シンプルでわかりやすいサービスと、毎月コツコツと時間をかけて資産形成をしていく様子、そして、お金だけでなく「気持ち」も積み立てていく感覚から、「tsumiki (=積+気)」と名付けました。
サービスの開始は9月を予定しています。
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(文:制作_インテリア情報サイト編集部_2 / 更新日:2018.07.31)