【編集部おすすめモノ】
nendoがデザインした
初心者でも楽しめるパズル感覚の「盆栽」
for Japan Botanical Culture
デザインオフィスnendoから新プロダクトの案内が届きましたのでご紹介します。
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初心者でも楽しめるパズル感覚の「盆栽」をデザインしました。
格子を「切り取る」ことで、自然の風景を「切り取る」盆栽を体験できるプロダクトです。盆栽への関心が海外でも高まる一方で、輸出時の厳しい検疫基準によって供給量が足りていないという課題もあります。また、店頭でのメンテナンスに人件費がかかることが販路の拡大を妨げたり、「特殊な知識が必要なのではないか」という心理的なハードルが存在するなど、さまざまな要因が若年層や海外への普及の足かせになっています。
これらの課題に対して、まずは「ハサミで切って枝を整える」という導入部分だけでも体験できるような、パズル感覚で楽しめる盆栽をモチーフにしたプロダクトをデザインしました。
いずれもハサミを使って格子状の葉をプチプチと切っていき、角張った輪郭を柔らかい形状に整えることで完成。
これであれば初心者にもとっつきやすく、ナイロン製のために検疫やメンテナンスはもちろん不要となり、国内外問わず店頭販売が容易になると考えました。
そんな、盆栽の未来がほんの少し広がるキッカケとなることを願ったデザインとなりました。
自然界の樹木を「見立て」て楽しむ盆栽をさらに「見立て」てデザインしたプロダクト
盆栽の主要な樹種を参考にした7種類の形状が用意され、いずれもハサミを使って格子状の葉をプチプチと切っていき、角張った輪郭を柔らかい形状に整えることで完成します。
※2019年12月下旬より、大手百貨店、日本花卉文化株式会社ECサイト( https://www.jbcde.jp/)にて販売予定です。
お問い合わせ先: https://www.jbcde.jp/
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問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術
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どこにでもある普通の「コップ」を主人公にした絵本。自身に注がれたカフェラテを混ぜるためのスプーンがないことに気づいたコップが、自らの形状を次々と変化させながら問題を解決しようとする物語。デザインとは単に造形することだけではなく、日常におけるちょっとした不便を発見し、それに対する解決策としてのカタチを生み出すことであるという、デザインやその本質をできるだけわかりやすい形で表現。一個のコップに対して、「これはふつうのコップだな」と決めつけるのではなく、「コップってよく見たら面白いな」「どうやったらもっと面白いコップになるのかな?」というものの見方をすることで、日常の中に新たな豊かさを感じてもらいたいと考えた。
http://www.nendo.jp/jp/works/not_just_a_cup/
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(文:制作_インテリア情報サイト編集部-2 / 更新日:2019.10.10)