『日本建築史講義:木造建築がひもとく技術と社会』海野聡 著

 

 


日本建築史講義:木造建築がひもとく技術と社会
海野聡 著



日本建築史講義
東大の講義を再構成。木造建築の成立ちが歴史資料をベースに政治・経済・宗教など社会背景と共に語られる。なぜその時代に、その材料が、技術が変化したのか?ストーリーとして学ぶ建築史の面白さを一人でも多くの初学者に伝えたい渾身の一冊。収録中の日本住宅建築史は21年度東大工学部ベスト・ティーチング・アワード受賞。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【目次】
日本建築史講義──木造建築が語る社会と技術の歴史

1章 木造建築の理解への第一歩
2章 木造建築の細部と建立年代の関係
3章 現存しない木造建築を探る──発掘資料から読み解く原始~古墳時代の建物
4章 仏教の伝来──飛鳥の寺院建築と法隆寺
5章 混在する技術──7世紀の寺院と飛鳥の宮殿
6章 律令国家の形成と都城
7章 古代宮殿の私的空間と公的空間──大極殿・内裏・朝堂院
8章 律令制の展開と寺院建築
9章 仏教の繁栄を支えた寺院建築と大工道具
10章 支配層の住まい1──貴族住宅、寝殿造、武家住宅
11章 密教寺院の展開と浄土思想──平安時代の寺院
12章 神社建築の黎明──伊勢神宮・出雲大社・住吉大社
13章 神社建築の諸形式と神仏習合──流造・春日造・八幡造・日吉造
14章 南都の焼き討ちと建築における中世の始まり──大仏様・禅宗様・和様
15章 興福寺の復興と密教本堂の発展──和様の展開と変容
16章 鎌倉新仏教の建築と神社建築の新展開
17章 支配層の住まい2──禅宗の住房と書院造の形成
18章 接客空間から遊興空間の追究へ──茶室と数寄屋
19章 都市と庶民の住まい──町並みの類型と町家の形成
20章 農村部の住まい──農村型民家の構造と地方性

 

海野 聡
1983年生まれ。2009年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程中退、2009~18年 (独)国立文化財機構奈良文化財研究所、2018年より東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授。専門は日本建築史・文化財保存。著書に『奈良で学ぶ 寺院建築入門』(2022年、集英新書)『森と木と建築の日本史』(2022、岩波新書)『奈良時代建築の造営体制と維持管理』(2015)『古建築を復元する: 過去と現在の架け橋』(2017)『建物が語る日本の歴史』(2018)(いずれも吉川弘文館)

 

【書籍概要】
出版社 ‏ : ‎  学芸出版社
言語 ‏ : ‎  日本語
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎  448ページ
寸法 ‏ : ‎  18.8 x 12.8 x 2.5 cm
 

 

 

 

 

 

 


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(文:制作 クリエイティブ事業部_PR / 広告-1  /  更新日:2022.06.30)

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