ホームファニシングを見直して豊かな生活を
ホームファニシング類は、インテリアの中でも割合手軽に変更することができる上に、イメージを大きく変えることができます。このシリーズでは、ホームファニシングを見直すためのポイントについて考えていき、さらに楽しく、豊かな生活を送るきっかけを提案します。
Vol.8 インテリアアイテム②
今回も引き続きインテリアアイテムについて考えていきます。
ホームファニシングという枠からは少し外れてしまうかも知れませんが、快適なお部屋を作る上で重要な要素がもう1つあります。
それは自然のものもしくは自然をイメージするものを取り入れるということです。
特に都心では隣接する住宅や施設との距離が近いため思うように窓を設けられなかったり、窓があっても部屋からの景色が臨めなかったりと様々な事情があります。
そのような場合でも室内もしくはバルコニーなどに少し自然の要素を取り入れることで、安らぎのスペースを演出することができます。
それでは具体的にどういったものがあるかをみていきましょう。
■ インテリアグリーンと設置空間
◇ 室内
室内観賞用として販売されている観葉植物を1つ選び部屋に置くだけで、部屋の中に躍動感が生まれます。生花より長い期間楽しめますし、造花とは違い生命力を感じることができるのが良いところです。
但し生き物ですので、少なからず手入れの必要があります。
植物というと水やりをするイメージがありますが、観葉植物は毎日水やりをすると逆に根腐れする場合があります。植物の種類にもよりますが土が乾燥した頃にたっぷり水をあげる方法が一般的です。
また土の扱いが苦手な方にはハイドロカルチャーに代表される水耕栽培の植物を選ぶのも一つの方法です。
◇ 屋外
バルコニーなどがある程度自由にできる環境にあれば、屋外を使う方法もあります。
外の景観が望ましくない場合でも、むしろ視線をそらす効果を期待できます。
排水の機能があれば水やりなどの手入れもし易くなるので、大きな鉢物に挑戦するのも良いでしょう。但し置かれる環境によって選ぶ植物が変わってきます。気温、日照時間や角度、通風、湿度などの条件を理解した上で購入先に相談すると適切なアドバイスをもらえると思います。
またバルコニーを室内の延長と考え、床材を敷き屋外用の家具などを置いてリビングバルコニーとして楽しむこともできます。施行業者を通さず、自分で敷くことができる床材も発売されているので楽しみながら空間を作っていくのも良いかと思います。
■ 生花と花器
生花は季節を感じることができる非常にいいアイテムです。
色、形、大きさなどによって様々なイメージを演出することができます。
切り花の場合長持ちしないデメリットはありますが、その分手軽に印象を変えることが可能です。
また扱いの問題で似たような生花を選びがちな場合でも、花器や生け方で変化をつけ楽しむことができます。花器の素材はガラス、陶器、メタリック系、カゴ類など多様ですので好みやシーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
うまく花器におさまらない場合は、オアシスと呼ばれる生花用吸水スポンジや剣山を使ったり、ガラスボールや石などを使って茎を止めたりとアイデア次第で思いがけない作品が出来上がるかも知れません。
■ 人工観葉植物、造花、プリザーブドフラワー
手入れをする時間が持てない場合、もしくはそういった環境にない場合は造花を選択する方法もあります。
鉢植えの観葉植物のようなものから、花器に入った生花のようなものまで様々な種類を選ぶことができます。また生花店のように1本ずつバラ売りしているショップもあるので、生花と同じような感覚で飾ることも可能です。
プリザーブドフラワーに代表される生花を加工した商品であれば、手入れ不要でありながら生花同様の風合いを味わうことができます。
また最近は光触媒と言って太陽や蛍光灯の光によって脱臭、抗菌などの浄化機能を備え持った人工観葉植物や造花類も販売されております。植物を置くことができなくても、植物の持つ特性に似た効果を得ることができるかも知れません。
今回でホームファニシングについての記事は終了します。
インテリアについて考える際に気負ってしまうと、結局手をつけずに現状のままになってしまったり、せっかく模様替えしても逆に落ち着かなくなってしまったりしがちです。
一度に全てを完成させるのではなく、少しずつ空間を造り上げていく楽しみをこの記事から少しでも感じ取って頂くことができれば幸いです。
皆様の生活が豊かになることを心から願っております。
(文:制作 PR-T_PR制作部-4 / 更新日:2014.02.27)