BS朝日「アーツ&クラフツ商會」から『交換こけし』をプレゼント!

交換こけし

放送作家の小山薫堂氏を企画・監修として迎え、毎回1つの伝統工芸の技に注目し、その伝統工芸を現代のライフスタイルの中にあるアイテムと組み合わせた新しいサンプル品作りに挑むテレビ番組「アーツ&クラフツ商會」(BS朝日 毎週月曜日よる11:00~11:30) から、特別企画第2弾として、番組公式Facebookページ(https://www.facebook.com/artsandcraftsco) を通じて『交換こけし』が15名様へプレゼントされます。

 

今回、♯6の放送(2015年1月12日)で紹介された『交換こけし』は、約200年の歴史がある「こけし発祥の地」と言われる宮城県北部・鳴子温泉郷で作られる「鳴子こけし」から作られた一品。こけしの中が空洞で、手紙が入れられる仕組みになっており、大切な人へ感謝の気持ちを伝えることができます。また、外見は郵便配達員の姿をしていて、伝統のこけしとは一味違ったニュークラフツです。

 

さらに、視聴者様にプレゼントされる『交換こけし』の中には、テレビ番組「アーツ&クラフツ商會」の企画・監修を務める放送作家・小山薫堂氏の直筆メッセージが特別に封入されています。

プレゼントの募集期間は、2015年4月6日(月) から4月30日(木) 迄。
当選者の発表は5月上旬が予定されています。

 

 

♯6放送 鳴子こけしを使った『交換こけし』について

 

首をまわすとキュッキュッと音が鳴る「鳴子こけし」。宮城県の北部に位置する鳴子温泉郷は「こけし発祥の地」と言われ、現在でも約50人の工人が精魂込めて手作りしています。

「こけし」は今からおよそ200年前、江戸後期、文化文政の頃、雪深い東北の地で生まれました。一説によると、山奥でお椀やお盆などをつくる「木地師」たちが自分の子どもの「おもちゃ」として作ったのがこけしのはじまりと言われています。そんなこけしが世に広まったのは、東北の人々の暮らしに広がりはじめた「湯治」がきっかけでした。田植や稲刈りで疲れた体を癒しに湯治場にやってきた農民たちを相手に、「こけし」を売ったところ、子どもたちへの手土産にと求める人が増え飛ぶように売れました。やがて各地の湯治場が競うようにつくりだし、「こけし」は東北の子どもたちに欠かせない玩具となりました。

一方、昨年話題になったのが「青色こけし」。伝統工芸のこけしに「なぜ青色がないのか?」と疑問に思ったBEAMS社が企画し、仙台の職人に制作を依頼して実現。限定販売したところ、瞬く間に完売!最近、こけしは若者にブームを巻き起こしています。


 

オーダーを見た菅原さんはさっそく、木取りした材料を抱えロクロ台に向かいます。カンナ棒を手にした菅原さんが削り出したのは、いつものような丸い頭ではなく、まるでつばが付いた帽子のようなもの。しかも、それを真っ青に染め、胴の部分も同じく真っ青です。それらを伝統の「首入れ」で合体し、さらに、赤い樽のようなものや、直径わずか3ミリの黄色い部品まで、大小さまざまなパーツができあがりました。いったい、どんな新しいこけしが生まれるのか。

完成したのは、郵便配達員の姿をしたこけしです。中に空洞があり、手紙が入れられる仕組みになっています。「親と子」「祖父母と孫」、手紙を綴り、こけしに入れて交換し合う「交換日記」ならぬ「交換こけし」。
大切な誰かを想いながら手紙を書くという豊かな時間を忘れてしまった現代人にぴったりの、「こけし」のニュークラフツ。

職人:こけし職人・菅原和平さん(「こけしの菅原屋」宮城県大崎市鳴子温泉)


♯6放送「交換こけし」はこちらでもご覧いただけます。

 

 

 

「アーツ&クラフツ商會」について


大都会の片隅にひっそりと佇む、ちょっと怪しいこのお店。並んでいるのは、職人の手仕事にこだわった名品ばかり。それもそのはず。おしゃべり店主の曾祖父が19世紀後半にイギリスで興ったアーツ&クラフツ運動に触発されて立ち上げたのがはじまりだから。

“熟練職人による質の高い工芸品の良さを見直し、現在のライフスタイルに取り入れよう”提唱者、ウィリアム・モリスの意思を受け継ぐ店の名は、「アーツ&クラフツ商會」。さて、今日は暮らしを豊かにしてくれる、どんな名品と出会えるのでしょうか。おしゃべり好きな4代目店主<森須 護>に扮した渡辺いっけい氏が、伝統工芸の世界へ視聴者の皆様をナビゲートします。

古き良き時代の熟練職人による手仕事の賜物「伝統工芸品」にフォーカスを当て、伝統と今を交えるライフスタイルを提案する番組が「アーツ&クラフツ商會」です。

昨年11月から放送を開始した番組では、毎回ひとつの伝統工芸を取り上げ、その歴史や受け継がれる技を紹介しながら、現代の暮らしを豊かに彩る新アイテム“ニュークラフツ”提案してきました。♯9の放送(3月2日、3月16日放送) では、「鎚起銅器(ついきどうき)」を紹介しました。鎚起銅器は、使うほどに円熟味がます深い味わいが特徴の器で、鎚起銅器を代表する色彩といわれる、銅に錫を焼き付けて生まれる美しい黒色の紫金色(しきんしょく)が多くの人々を魅了しています。青山の骨董通りにオープンしたあるお店では、高額にもかかわらず、連日、飛ぶように売れるほどの人気で、海外でも高く評価され人気になっている伝統工芸品です。鎚起銅器のニュークラフツとして、「家族の団らんをやさしく照らす鎚起銅器のランプシェード」を製作しました。

 

♯9放送「鎚起銅器のランプシェード」

 

 

 


内側には綺麗な鎚目模様


 


<番組概要>

タイトル:「アーツ&クラフツ商會 presented by セキスイハイム」
放送局 :BS朝日
放送時間:毎週月曜日よる11:00~11:30
提供  :セキスイハイム
企画・プロデュース:小山薫堂(放送作家、脚本家)
出演  :渡辺いっけい(おしゃべり好きな店主・森須 護役)
番組公式HP:http://artsandcraftsco.com/
番組Facebook:https://www.facebook.com/artsandcraftsco

 

(文:インテリア情報サイト編集部-6  /  更新日:2015.04.10)

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