週末、小さなコトはじめ
「にっぽん てないらい堂」
生活者が生活道具の生産者を訪ねる
新しい会員サービス 開始
合同会社 続( つづく)が運営する「にっぽん てならい堂」は、生活者が自ら生活道具の生産者を訪ねる、新しい会員サービスを2019年1月1日より開始します。日本全国のものづくりを訪ねる月額制会員を募集し、生活者とつくり手を直接つなげていきます。
「にっぽん てならい堂」とは、生活者である私たちが、道具が持つ物語を知り、“こころ良い生活 ”を手にいれるための、いわば、共同組合のような活動です。2013年 2月に、日本のモノづくりを体感するセレクトショップとしてオープンして以来、江戸の染め屋や新潟の味噌蔵などと組み、本物のモノづくりを体感できるワークショップを 200回以上実施してきました。
にっぽん てならい堂
https://www.tenaraido.jp/
新たに募集するサポート会員は、企画から参画し、会員限定のつくり手によるワークショップや工房見学などの活動に取り組みます。 2018年11月上旬より事前申込を受付開始しました。
○ 申込ページ: https://www.tenaraido.jp/supporter/
| “こころ良い生活 ”を手にいれるための、共同組合のような活動
毎日を彩る、生活道具。そのひとつひとつに、「どんな人が・どんな場所で・どんな想いで・どんな技術で作っているのか」という物語があります。しかしながら現代において私たち生活者は、その物語をほとんど知らないまま多くのモノに囲まれて、受け身の消費をしてはいないでしょうか。私たち「にっぽん てならい堂」は、道具が持つ物語に共感しそれらを使うことで、生活者もつくり手もそして社会も幸せになるような、自分の心にも良いことをしていると感じられる生活のイメージを、“こころ良い生活 ”と名付け、参加する全員が “こころ良い生活 ”を手に入れるための、いわば共同組合のような活動をスタートさせます。
本活動は、趣旨に賛同してくださる個人や企業の月額会費 (¥899/月)で運営され、提供されるコンテンツは、サポート会員が優待的及び限定的に受けられるものとなります。
| 生活者自身が “知れば ”、生活はもっと愉しくなる
「にっぽん てならい堂」では、「体感ワークショップ」「つくり手から聴くトークショー」 「製造現場へのツアー」などのコンテンツを通して、生活者(参加者)が自らの五感( 見る・聴く・嗅ぐ・味わう・触わる)を駆使して、生活道具が持つ物語を主体的かつ体系的に“知る ”機会を提供します。自分の五感で知ることで、生活道具の選び方や使い方、続け方への理解が醸成され、多くの生活者の「生活がもっと愉しくなる」体験を増やしていきたいと考えています。
|『ツカウ』と『ツクル』の双方向コミュニケーション
質の高い「体感ワークショップ」により道具の物語に共感し、参加者が主体性をもって生活道具を選択できる環境を整えるということは、ひいては日本のものづくり現場の質を向上させ、それを支える地域社会を持続させます。そのために、「ツカウ(生活者)」と「ツクル(つくり手)」の距離を五感で近づけ繋げる活動が、「にっぽん てならい堂」です。「にっぽん てならい堂」が展開する様々なコンテンツを通じ、生活者は優れたプロの技術やプロセスや想いを体感できます。一方でつくり手は自らが直接伝え、その場でフィードバックを得ることで、使い手にとって本当に価値のある商品を作るための最良の方法を得ることができるでしょう。
今回、サポート会員に向けて実施されるワークショップは、販売促進としての一過性のワークショップやイベントではなく、生活者・生産者・地域の環境などいずれに対しても高い負荷を掛けずに、恒常的に使い続け作り続けることを考える、双方向コミュニケーションの新しいかたちです。
| 体感ワークショップのラインナップ(一例)
■ まな板のてならい
木製のまな板に憧れを持っているものの、お手入れとか少し扱いにくいかも…そう思っている生活者は多いはず。少し難しく感じるハードルを取り除くには、自分の手でまな板を作ることが、気軽に扱える近道なのかもしれません。皆に愛されるまな板は、たった一人のユーザーのためだけに作られたことから始まったそんなつくり手の物語も聴くことで、自分の手で作ったまな板も愛着を持って使い続けることができる。そんな体感が待っています。
□ 下記企画の実施を予定しています。
・岐阜の木工作家の指導のもと、まな板の半製品を自分で削って仕上げるワークショップ
・作家によるまな板のお手入れやものづくりの思いに関するトークショー
・実際に岐阜の工房を訪ねる見学会
■ てぬぐいのてならい
手を拭ったり、何かを包んだり、飾ってみたり。気軽に使え、鮮やかな色や細かな柄が美しく可愛いてぬぐいですが、その繊細な色柄はプリントされたものではなく、一か所一か所職人が染め分けをしています。実際に自分もそれを体験してみると、その難しさ、完璧さに驚くことばかり。そしてそんな職人の聖地ともいえる工房にひと足踏み込めば、圧巻のてぬぐい作りを見て感じることができます。それは、可愛いだけではない、奥の深いてぬぐいワールドです。
□ 下記企画の実施を予定しています。
・大阪堺の注染工房職人にならう実際にてぬぐいを染めるワークショップ
・てぬぐいの使い方や職人のこだわりを聴くトークショー
・実際に堺の工房を訪ねる見学会
■ お味噌のてならい
昔は各家庭で味噌を仕込み、生活者はそれを使って毎日お味噌汁を作っていました。しかしながら、いつの間にか自宅で作る習慣はなくなり、味噌はスーパーで購入するものに。国産の材料と天然の糀を使ってじっくり発酵させた味噌は、驚くほどに味に深みがあるのを知っていますか?昔ながらの製法で実直に味噌づくりと向き合う家族経営のお味噌屋さんにならう、手前味噌づくり。自分で味噌を作れるようになれば、味噌の選び方もきっと変わります。
□ 下記企画の実施を予定しています。
・新潟で家族経営の天然味噌を仕込む味噌蔵に習う手前味噌ワークショップ
・各地の味噌の違いなど味噌のこだわりを追求するトークショー
・実際に新潟の味噌蔵を訪ねる見学会
■ フライパンのてならい
一度使ったら手放せなくて毎日使いたくなる一枚鉄のフライパン- そんなことを聞いたら、心がワクワクするのを感じませんか?パリッと焼き上がり、食材の味を引き立てる。そして一枚成形ゆえに鉄製でありながらも、最大限の軽さと最小限のお手入れを可能にしているのは、生活者のための考え抜かれた道具を作りたいと願う、一人の鍛冶屋さんです。つくり手本人から学ぶ、鉄製道具のこと。明日からの生活にそれがもっと身近になる体験です。
□ 下記企画の実施を予定しています。
・埼玉の鍛治職人に習うフライパン製作ワークショップ
・鉄のフライパンの良さやこだわりを聴くトークショー
・実際に鍛治職人の工房を訪ねる見学会
この他に、初年度は年間で 20種類以上の「生活の道具を知る機会」を企画中です。今後、2019年実施の企画を決定次第、 WEBサイト上及びメールマガジンにて随時最新情報を更新していきます。
*上記は現時点での予定です。内容は変更となる場合があります。
現在募集中のワークショップ
https://www.tenaraido.jp/tenarai/
【サポート会員概要】
○ 料金月額 899円(税込)
○ サービス開始2019年1月1日
事前キャンペーン 現在、サービス告知開始に伴い「事前登録早割」を実施しています。
11月30日までに事前登録すると、月額が永久に 699円(税込)となります。
○ 申込ページ: https://www.tenaraido.jp/supporter/
会員特典
1. 日本全国の「てならい」に会員優待価格で参加
日本全国の工房にて開催するワークショップや、都市圏で開催するつくり手の出張ワークショップに、会員優待価格で参加することができます。五感を使って体感することで、道具の持つ物語を深く知る機会を提供します。
2. 会員限定。つくり手の「おはなし会」ヘご招待
日々使うモノへの愛着を深めるために、つくり手からおはなしを聴く機会へ招待します。日常のお手入れなどの裏技から、つくり手のこだわりの物語まで様々なお話を通じて、つくり手の物語を実際の生活へとつなげます。
3. 会員限定。工房モニターツアーへご招待
生活者を代表する一員としてスタッフと共に、全国各地の工房を見学することができます。騙しの利かないプロの技術や、確実な製品を生み出す高い生産性など、普段立ち入る機会のない、日本のものづくりの現場を直接目にすることができます。
4. てならい堂の企画に関する各種会議へご参加
にっぽん てならい堂サポート会員は、生活者の視点で生活道具を探求する人の集まりです。主催者としてのにっぽん てならい堂が、一方的に体験を企画・提供するのではなく、サポート会員自身が「こんな道具について知りたい」「こんなワークショップをやってみたい」というアイデアを持ち寄る「参加型」で運営されます。
5. 神楽坂のにっぽん てならい堂店舗「ひみつの小店」でお茶飲み放題
東京・神楽坂にオープン予定の店舗「ひみつの小店」にて、会員証を提示いただくと、国内最高級のお茶でおもてなしいたします。
にっぽん てならい堂とは
にっぽん てならい堂とは、生活者である私たちが、道具が持つ物語を知り、“こころ良い生活 ”を手にいれるための、いわば、共同組合のような活動です。2013年 2月に、日本のモノづくりを体感するセレクトショップとしてオープンして以来、江戸の染め屋や新潟の味噌蔵などと組み、本物のモノづくりを体感できるワークショップを 200回以上実施してきました。2019年 1月よりサポート会員制度を開始し、生活者が自らの興味で、自分の生活に使う道具のことを知り、つくり手との距離を縮めるためにワークショップや工房を訪ねる機会を作るための共同組織として活動をしていきます。
https://www.tenaraido.jp/
運営会社:合同会社続(つづく)
東京都新宿区横寺町31一水寮 205
(文:制作 PR-C_PR制作部-5 / 更新日:2018.11.14)