こころの「軸」をつくるための学びの場
「スクール・ナーランダ」第4回
豪華な講師陣を招き、
世界遺産、京都・西本願寺にて開催!
仏教を軸に、科学者、エンジニア、芸術家など多様な分野の講師が出会い、毎回予想を超えた化学反応が起こる「スクール・ナーランダ」。今回は皆川明(デザイナー)、島地保武(ダンサー)、夏生さえり(ライター)、佐倉統(科学者)、そして僧侶という豪華講師陣を迎え、2019年2月9日(土)・10日(日) 京都の西本願寺にて開催します。
「minä perhonen」を主宰するファッションデザイナー・皆川明、日本を代表するコンテンポラリー・ダンサーの一人である島地保武、進化論や科学技術と社会のあり方を研究する佐倉統、Twitterの恋愛妄想ツイートが話題となっているフリーライターの夏生さえり、そして、浄土真宗本願寺派の僧侶という今回も多様な講師陣の授業と鼎談に加え、通常非公開の世界遺産で国宝の西本願寺を見学するツアー、仏教にゆかりのあるお香や念珠のワークショップなど、体験プログラムも充実。お昼は本願寺の「お斎(おとき)」として出される精進料理をいただきます。
対象はこれから社会に出る若い世代(10~20代)です。多様な価値観の中で、自分の「ものさし」を作るのが難しい時代。そのヒントになる智恵や人との出会いの場が、現代版寺子屋「スクール・ナーランダ」です。
テーマ:十人十色の価値観が表現できる社会を真剣に想像してみる。
社会や共同体を作ることで25万年を生き抜いてきたわたしたち。でも社会に合わせ過ぎてもしんどくなる。インターネットなどテクノロジーの発達によりさまざまな新しいコミュニティも出現している時代、多様な価値観や個人のあり方が共存してゆくにはどうしたらいいのでしょう?
ファッションやダンスの世界で表現するクリエーターや進化論から人類を見つめる科学者、文章をコミュニケーション手段とするライター、そして「仏さまの世界」という超越的な視点をもつ僧侶に学びともに考えます。
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| プログラム
各講師による授業、講師全員による鼎談、参加者同士や講師を交えたディスカッション、西本願寺ツアー、ものづくりワークショップなど、充実のプログラム。講師だけでなく、ランチやツアーの内容も日によって変わるので、どちらも見逃せません。
■ 国の重要文化財の中での授業
教室となるのは、国の重要文化財の伊東忠太がデザインした「伝道院」。
「伝道院」
過去の授業風景
2月9日(土) 講師:(左から)
皆川 明(デザイナー)
島地保武(ダンサー/振付家)
藤丸 智雄 (浄土真宗本願寺派僧侶)
2月10日(日) 講師:(左から)
佐倉 統(科学論研究者)
夏生さえり(フリーライター)
武田正文(浄土真宗本願寺派僧侶/臨床心理士)
■ 国宝で世界遺産の西本願寺廻り
午後は通常非公開の書院含め、西本願寺の建造物を僧侶が解説するツアーで巡ります。仏教と関係の深い匂い袋や腕輪念珠づくりが体験できるワークショップも。お昼は、本願寺の「お斎(おとき)」として出される精進料理をいただきます。西本願寺や清水寺御用達の老舗の味を堪能いただく貴重な機会です。
西本願寺・御影堂
昼食の絶品・精進料理 本願寺の「お斎」
昼食のあとは非公開の国宝探訪ツアー&ワークショップ
通常は非公開の「書院」
授業の最後は毎回白熱する参加者同士のディスカッション。(2017年京都・西本願寺でのスクール・ナーランダの様子)
アンケートに記入で終了。
■ :2月9日(土)
◎タイムテーブル(予定)
9:00 受付開始
9:30 挨拶、アイスブレイク
10:00 授業①皆川 明
10:50 授業②島地保武
11:30 移動・昼食「精進料理」
12:40 本願寺ツアー(書院拝観)、匂い袋作り
14:00 授業③藤丸智雄
14:40 講師3名による鼎談
15:20 全員でのディスカッション
16:40 記念撮影&アンケート記入
17:00 終了予定
■2月10日(日)
◎タイムテーブル(予定)
9:00 受付開始
9:30 挨拶、アイスブレイク
10:00 授業①佐倉 統
10:50 授業②夏生さえり
11:30 移動・昼食「精進料理」
12:40 本願寺ツアー(書院拝観)、腕輪念珠作り
14:00 授業③武田正文
14:40 講師3名による鼎談
15:20 全員でのディスカッション
16:4 0記念撮影&アンケート記入
17:00 終了予定
| 講師プロフィール
皆川 明 みながわ・あきら(minä perhonen代表、デザイナー)
Photo: takashi okano
1995年に「 mina(現 minä perhonen)」を設立。「特別な日常服」をテーマに、オリジナルのファブリックによる服作りを進め、国内外の生地産地と連携しながら素材・技術開発に精力的に取り組む。デンマークの Kvadratやスウェーデンの KLIPPANなどのデザインも行う。2018年春オープンした、瀬戸内・豊島と京都の宿にデザインやディレクションで参加するなど、インテリアやホスピタリティのデザインへも思考を深めている。
島地 保武 しまじ・やすたけ (ダンサー、振付家)
Photo: ryu endo
2004~06年Noism(新潟市)、2006~15年ザ・フォーサイス・カンパニー(フランクフルト)に所属。2013年に酒井はなとのユニットAltneuを結成。資生堂第七次椿会メンバーに選ばれ、パフォーマンスに加えインスタレーション作品を展示。 2016年環 ROYと共作共演の『ありか』、2018年フランス国立シャイヨー劇場のレジデンスプログラムに日本人で初めて選ばれ『Oto no e』を創作。新国立劇場バレエ研修所講師。
藤丸 智雄 ふじまる・ちゆう(浄土真宗本願寺派僧侶)
1966年生まれ。岡山理科大学非常勤講師、武蔵野大学非常勤講師。1991年に東京大学文学部印度哲学科卒業、1999年に東京大学大学院人文社会系研究科印度学仏教学専攻博士課程満期退学。2003年より教学伝道研究センター(現、浄土真宗本願寺派総合研究所)研究員を経て、2015年より浄土真宗本願寺派総合研究所の副所長(兼、教団総合研究室長)。編書に『本願寺白熱教室』(法蔵館)
佐倉 統 さくら・おさむ(科学論研究者)
©青木登
1960年東京生れ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。東京大学大学院情報学環教授、理化学研究所 革新知能統合研究センター チームリーダー。もともとの専攻は進化生物学だが、科学技術と社会の関係についての研究考察に専門を移し、人類進化の観点から人間の科学技術を定位する作業を模索継続中。主な著書に、『進化論の挑戦』(角川書店)、『「便利」は人を不幸にする』(新潮選書)、『人と「機械」をつなぐデザイン』(東京大学出版会)など。
夏生 さえり なつお・さえり(フリーライター)
1990年、山口県生まれ。青山学院大学卒業後、出版社に入社。その後はWeb編集者として勤務し、2016年4月に独立。Twitterの恋愛妄想ツイートが話題となり、フォロワー数は合計18万人を突破。難しいことをやわらかくすること、人の心の動きを描きだすこと、何気ない日常にストーリーを生み出すことが得意。著書に『今日は、自分を甘やかす』(ディスカ
ヴァー・トゥエンティワン)、『やわらかい明日をつくるノート(大和書房)』等。
武田 正文 たけだ・まさふみ (浄土真宗本願寺派僧侶/臨床心理士)
1985年生まれ。山陰教区邑智東組高善寺副住職・臨床心理士・スクールカウンセラー。広島大学大学院教 育学研究科修了。特定医療法人大慈会三原病院の心理療法士として3年間勤務。その後、邑南町近辺の学校や企業などでカウンセリングと、お寺の法務をしている。高善寺カウンセリングルーム、行政や相談支援事業所とともに引きこもり支援「青少年の会」、山陰中央新報『教えの庭から』連載中。
【開催概要】
「スクール・ナーランダ Vol.4:京都」
日 時:2019年2月9日(土)・10日(日) 9:30~17:00
会 場:西本願寺、伝道院
http://www.hongwanji.or.jp
定 員:60名/日
対 象:10~20代
参加費:一般 1日3,000円、2日通し券5,000円(いずれも昼食付き)
学生 1日2,000円、2日通し券3,000円(受付にて学生証を提示)
申込み方法:申込みフォーム( http://ur0.work/OgE8)、もしくは、「浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室」宛に、メール(goen@hongwanji.or.jp)かFAX(075-351-1211)にて、
必須項目:住所、氏名、年齢、希望日、メールアドレス(今後の連絡はメールアドレスへご連絡いたします)、
緊急連絡先、電話番号を記載してお申込みください。
参加費は当日受付にてお支払いください。
※申込み締め切り:2019年1月30日(水)先着順
定員になり次第、締め切りといたします。
主 催:浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室
企画・運営:(有)エピファニーワークス
お問合せ:浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室
(〒 600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下ル 浄土真宗本願寺派宗務所)
goen@hongwanji.or.jp
Tel:(075)371-5181(代)
fax:(075)351-1211
http://www.hongwanji.or.jp
■スクール・ナーランダについて
多様な分野の最前線から生きる智慧を学び、双方向に対話する新しい学びの場です。5世紀の北インドにあった「ナーランダ僧院」にちなんでいます。智慧の象徴である「蓮」のある場所を意味する「ナーランダ」。仏教をはじめ、科学や芸術、哲学など多様な分野から現代を生き抜く智慧を横断的に学び、双方向に対話をし、実際に体験できる新しい学びの場をめざしています。参加者と同年代の若者が「チーム・ナーランダ」として、企画運営に参画しているのも大きな特長です。
◎2017年2月京都開催のレポート動画公開中!https://youtu.be/DVNuA0hNN0c
◎スクール・ナーランダFacebookページ https://www.facebook.com/HonguanjiNalanda/
◎「Vol.1京都編(2017)」記録動画 https://youtu.be/DVNuA0hNN0c
(文:制作 PR-C_PR制作部-5 / 更新日:2019.01.12)