【編集部おすすめ・コト】
FREITAG25周年企画
「Executive Vice Pleasident for Global Happiness
(グローバルハピネス執行副社長、EVPfGH)」を選出
世界中から約220の一般公募の中から
Allan Dransfield(アラン・ドランスフィルド)と
Tim Krohn(ティム・クローン)の二名を任命
トラックの幌を再利用して1つ1つ手作りされているため、この世に1つも同じ製品はない、スイスのチューリッヒにあるバッグブランドFREITAG(フライターグ)は、25周年を記念し「グローバルハピネス執行副社長、EVPfGH」という新しいポジションを社内に設け、ユニークな形で世界中から応募を募りました。その執行副社長任命のニュースが届きましたのでご紹介します。
1993年、チューリッヒのアパート内で汚れた廃トラックタープと古いミシンからFREITAGブランドはスタートしました。その25年後、4,000,000台分のトラックタープから切り出された85,000個のユニークなバッグと2,000本の完全堆肥可能なデニムを世の中に送り出し、従業員の数は200名を超え、今もなおサステイナブルに成長を遂げています。
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昨年2018年、FREITAGは25周年を記念し、単に周年記念のバッグを発売するのではなく、「Executive Vice Pleasident for Global Happiness(グローバルハピネス執行副社長、EVPfGH)」という新しいポジションを社内に設け、ユニークな形で世界中から応募を募りました。すべての応募ビデオを吟味した結果、世界を飛び回るイギリス人のAllan Dransfield(アラン・ドランスフィルド)と、スイス人の文学作家 Tim Krohn(ティム・クローン)の二名を任命する運びとなりました。この二名には、FREITAGとともに、世界中のハピネス(幸福)を共に考え、持続的に成長させるための責任を持つことになります。今回のプロジェクトにおいての企画から実施までを担います。
■Executive Vice Pleasident for Global Happiness (グローバルハピネス執行副社長、EVPfGH)について
「幸せの革新を起こす」「幸せを交換する仕組みをデザインする」「その革新を世界に発信する」ことの幸せ管理人として役割を果たし、サステイナブルに世界の幸福を増幅させ、プロジェクト全てにおいての開発から成功に導くまで責任を果たしていただきます。応募方法は、ご自身で納得いくアイディアと来年につながる多くの人々を幸せにできる計画をお持ちであれば、志願ムービーをアップロードして頂くだけ、というとてもシンプルなものでした(現在応募終了)。
https://www.freitag.ch/ja/happyjob
■Allan Dransfieldプロフィール
北イングランドの田舎出身で、コベントリー大学にてカーデザインを専攻。現在はポーランドのウッチ在住です。ボルボ・トラックのデザインチームの一員だった経験があります。FREITAGでの彼の任務は、一連の社会的実験を行いながら、普遍的な幸せを探求していきます。
Allan Dransfieldコメント:「幸せというのは人とかかわること、お互いの関係とシェアする時間である。この大きな地球の上の文化的・地理的多様性は、言葉以上に行動が多くものを言うように思う。」
Allan Dransfield: https://www.freitag.ch/ja/allandransfield
■Tim Krohnプロフィール
スイスのグラールス育ちのティム・クローンは、《Vrenelis Gartli》(「ヴレネリス・ゲルトリ」未訳)や《Quatemberkinder》(「四季の斎日の子供たち」未訳)でその名を馳せ、現代スイス作家界の重鎮の一人です。現在家族と共にオーエン峠の反対側に位置するサンタ・マリア・ヴァル・ミュシュタイアーに住んでいます。購入し、妻と共に修復した家を、クリエーターが何か世の中にとって良いものを創り出せるよう、平和でものづくりしやすい空間を提供したいと考えています。
Tim Krohnコメント:「幸せというのは作り出すものではなく、私達自身の中にすでにあるものです。生きるための動力であり、それぞれが個性的で魅力的であるための種なのです。」
Tim Krohn: https://www.freitag.ch/ja/timkrohn
■リンク: https://www.freitag.ch/ja/happy
人が普遍的に求める「幸せ」。この言葉ほどあいまいなものはありません。「幸せの革新を起こす」「幸せを交換する仕組みをデザインする」「その革新を世界に発信する」ことの幸せ管理人たちは、これからどような発信ををするのか、このあいまいな言葉に疑心暗鬼を覚えながらも楽しみでもあります。なぜなら人は幸せになるために生きているのです。プロジェクトにして目に見える形にするということは、それだけで幸せを感じるのではないでしょうか。
(文:制作_インテリア情報サイト編集部-2 / 更新日:2019.05.10)