こだわりのインテリアが満載!
大人のニューヨークスタイル
『ニューヨーク 最高の訳あり物件』
6月29日(土)、
シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
『ハンナ・アーレント』『生きうつしのプリマ』のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督作『ニューヨーク 最高の訳あり物件』が、6月29日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開されます。
第30回東京国際映画祭コンペティション部門で『さようなら、ニック』のタイトルで上映され大絶賛をうけた本作は、カンヌにその才能を見出され、近年では『ハンナ・アーレント』が日本でも大ヒットした知性派のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督が、初めてコメディ・ドラマに挑んだ意欲作。“美の追求”“年齢の重ね方”“出産・子育てとキャリア”“パートナーの存在と資産”など、女性の永遠のテーマを軽やかな毒と溢れるユーモアで描き切り、今を生きるすべての女性たちにエールを送る【ニューヨーク式】女性のライフスタイル・ムービーが誕生しました!
| STORY
マンハッタンの超高級アパートメントで暮らすモデルのジェイドは、デザイナーとして華々しいデビューを企画していた。ところが、スポンサーでもある夫ニックから一方的に離婚を告げられる。傷心の中、さらに夫の前妻のマリアが転がり込み、「部屋の所有権の半分は自分のものだ」と主張する、あり得ない事態に。同じ男と結婚したこと以外は、ファッションもライフスタイルも性格も、すべてが正反対のジェイドとマリアのプライドとこの先の人生をかけた闘いが幕を上げた!そんな折ジェイドのブランド経営が暗礁に乗り上げる。部屋を売って資金に充てたいが、マリアの返事はもちろんノー。争いはますますヒートアップしていく。だが、積年の想いをぶつけ合うふたりは、自分たちの特殊だけれど特別な絆に気付き始められるのだった。果たして<訳あり>なふたりの人生と物件の行方は――?
| こだわりのインテリアが満載
共同生活を繰り広げる舞台となるのは、なんとニューヨーク・イーストビレッジに実在する超高級アパートメント!プライドとこの先の人生をかけ火花を散らす彼女たちをあたたかく(?)見守ります。そんな超高級アパートメントの部屋には、モデル兼ブランドプロデューサーとして活躍するキャリアウーマン、ジェイドのこだわりが満載!アートをこよなく愛し美意識の高いジェイドから、その洗練された大人のニューヨークスタイルを学びます。
シンプルな部屋にあえて1点、インパクト大なアートを取り入れたインテリア
まず真っ先に目に飛び込んでくるのは、ビビットなカラーが印象的なアートパネル。ニューヨークを象徴するような現代アートは部屋の中でひときわ目立つアイテムです。実はこのアートパネル、アーティストでありアートディレクターとしてキーラ・ナイトレイ主演『危険なメソッド』(11)やジム・ジャームッシュ監督作『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(13)など多くの映画でも活躍するアニヤ・フロムがこの映画のために手がけたもの。過去、フォン・トロッタ監督とは『ハンナ・アーレント』(12)でもタッグを組んでいます。
お皿をより美しく見せるためライトが埋め込まれた専用の飾り棚
また、ジェイドが大事にしているアイテムがもう1点。ちょうどキッチンから見える箇所に位置するのは、色とりどり様々な絵がペイントされたアンティークのお皿の数々。ただ並べているわけではなく、お皿をより美しく見せるため専用のライトが設置してあるほどの気合の入りよう。家庭的で料理上手でもアートにはまるで興味のないマリアに、あるときディナーのお皿として使用されてしまい喧嘩が勃発するなんてシーンも。
さらにキッチンの椅子やソファは白に統一。生活感のあるものは極力表に出さずとことんシンプルにすることで、前述のアートたちがより際立つように計算されています。また、大人で落ち着いた雰囲気も演出でき一石二鳥!超高級アパートメントにはさすがに手が出なくとも、ちょっとした工夫で都会的でスタイリッシュなニューヨークスタイルを実現できそうです。
主人公をより一層引き立たせるスタイリッシュな階段
映画の後半では、それまで積年の想いをぶつけ合っていたふたりもやがて自分たちの特殊だけれど特別な絆に気付き始めます。
するとインテリアにも徐々に変化が見られるように。ジェイドとマリアのバトルの結末だけでなく、真逆のふたりの化学反応と、そんなふたりの心情に寄り添い変化していく<訳あり>な物件のインテリアにもぜひ注目してご覧ください。
【概要】
『ニューヨーク 最高の訳あり物件』
6月29日(土)、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
© 2017 Heimatfilm GmbH + Co KG
配給:ギャガ
監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ 『ハンナ・アーレント』『生きうつしのプリマ』
出演:イングリッド・ボルゾ・ベルダル『ヘラクレス』、カッチャ・リーマン『帰ってきたヒトラー』『生きうつしのプリマ』、ハルク・ビルギナー『雪の轍』
原題:FORGET ABOUT NICK/2017/ドイツ/カラー/スコープ/5.1ch/110分/字幕翻訳:吉川美奈子 配給:ギャガ 公式サイト:gaga.ne.jp/NYwakeari
(文:制作 PR-M _PR制作部-1 / 更新日:2019.06.21)