両国駅周辺には歴史を知るもうひとつのスポットがあります。
大相撲の本場所が行われる「国技館」の真横、江戸東京の歴史を一同に見ることができる「江戸東京博物館」。日本的な高床式の倉をイメージをした独創的なフォルムをした建物。建築設計は島根県立美術館、九州国立博物館で知られる菊竹 清訓氏。館内では江戸東京の400年の歴史と文化について豊富な資料と模型を展示、小さなお子様でも楽しめる大型博物館。実物大の日本橋は必見です。
江戸東京博物館
● 利用時間 9:30~17:30 (入館は閉館の30分前まで)
● 入園料金 常設展のみ一般600円 65歳以上300円 大学生480円
高校生・中学生(都外)300円
都内在学・または在住の中学生・小学生以下のおこさまは無料
● 休園日 月曜日(月曜が祝日・振替休日の場合はその翌日)
(8月15日(月)、29日(月)、9月5日(月)、9月19日(月)は開館)
http://www.tokyoireikyoukai.or.jp/kinenkan.html
江戸東京博物館から錦糸町駅方面へのびる「北斎通り」浮世絵で有名な葛飾北斎生誕の地です。北斎通りはその名のとおり、お散歩しながら葛飾北斎の絵を楽しめる屋外の「北斎ギャラリー」。通り沿いの街路灯やトイレには、103作品もの北斎の絵が飾られています。
北斎通り散歩の途中、休憩に訪れたいのが「北斎茶房」。店内は落ち着いた和の雰囲気。火照った体をひんやり冷ましてくれる素材にこだわった美味しい甘味や飲み物がそろっています。目の前でそそがれるお抹茶も面白いパフォーマンス。
とってもステキな内装は店主自らがおこなったそうです。
さて北斎茶房で一息ついた後はゴールの錦糸町駅までラストスパート。通り沿いの公園からは東京スカイツリーのフォトスポットも。街路樹が見えてきたら北斎通りともお別れ、副都心「錦糸町」エリアに到着です。
錦糸町駅の金色の音楽のモニュメントは楽譜のへ音記号をモチーフにデザインしたもの。コンサートホール「すみだトリフォニーホール」は新日本フィルハーモニー交響楽団のホームであり音楽の町でもあります。
さて下町特集のお散歩はいかがでしたでしょうか?
江戸・東京の歴史を感じながら散策できるコース。お散歩途中の路地には昔ながらの下町の風景も覗くことができ、新しい東京のシンボル東京スカイツリーとの面白い共演をはたしています。これからもっと魅力的になる東京・下町、ぜひ皆さんも東京スカイツリー観光のさいに散策されてみては?
(文:制作_インテリア情報サイト編集部-1 / 更新日:2011.08.05)