光のプロ「LIGHTSCENE」が考えた照明
Lighting Designを数多く手掛けるデザイン事務所「LIGHTSCENE」
そんな照明のプロが先日行われたTOKYO DESIGNERS WEEKで「理想の照明」を発表しました。
「光」は生物の育成と生活の向上のために存在していると考えているLIGHTSCENE。
そんな彼らの「こんな照明があったらいいな」を是非ご覧ください。
【 BONE-Stand 】
不要なパーツを削り取ったシンプルな光源装置。別パーツを組み合わせて、用途に合わせた光を実現する。
生活の中で必要な光、全体を照らすのではなく、明るくしたい所のそばに光源があれば、小さな光でも充分に明るくすることができます。装置の帽子のような部品を使って光があたる箇所を自由に変えることができます。
【 BONE-Pendant/Spot 】
スタンドと同様に「適光適所」に対応し、パーツを変えることで自分の生活に合わせた光をつくることができます。
【 MARU-Spot 】
穴の空いた球体の中から、強い光がもれ出しているようなSpotLight
クルクルと回して照らしたい方向を向けることができ、内部フィルターを交換する事で配光角や色を自在に変化させ楽しむ事ができます。
ブラケット、ペンダント、スタンド、ポータブルなどで使用可能です。フレキシブルに方向を変えるスポットライトで遊ぶように光を楽しむことができます。
【 満チカケ 】
2枚の円盤それぞれに大小の丸い開口を設け、短針・長針を示します。
背面を発光させる事で全体が柔らかな光を放つ中、それぞれの丸い光が
別々に回転しながら一時間に一度ゆっくりと重なり輝きを放ちます。
また、昼の光・夕の光・夜の光へと、光色・光量を変化させ、正確な時刻を
表示しないながらも一日の推移を感じられます。
LIGHTSCENE inc.
デザイナーの石田聖次氏が1995年に設立。
その後2011年にデザイナー内藤陽子氏が参加。照明を中心に様々な空間を演出しています。
(文:インテリア情報サイト編集部-1 / 更新日:2011.11.20)