nendo ル・グラン・オルニュ美術館(ベルギー)
ヨーロッパ初となる大型個展「nendo: invisible outlines」 開催
佐藤オオキを中心とするデザインオフィス nendo は、ベルギーのモンス市郊外にある、2012年にユネスコの世界遺産にも登録された旧炭鉱複合施設を転用した美術館「ル・グラン・オルニュ」にて、nendoとしてはヨーロッパで初となる長期に渡る個展「nendo: invisible outlines」を2017年10月1日(日)まで開催します。
「輪郭」をテーマに、今回初お披露目となる新作を含む計79作品を展示します。
物事の輪郭に注目し、nendoの考え方やメッセージを発信したこの展覧会は、ベルギーの「ル・グラン・オルニュ」で、2017年10月1日(日)まで開催します。
| ル・グラン・オルニュ
2012年に、ヨーロッパ大陸での産業革命を象徴する最古の例の一つとして世界遺産に登録された1810年建造の、大規模な複合施設「グラン・オルニュ」は、炭坑、附属工場、労働者と経営者の住宅約440戸からなるひとつの都市のような施設です。当時流行したネオクラシック様式の流麗な建築の中には、75平米もある快適な労働者用住居、公園、学校、アーケードなどがあり、現代美術館MAC'sが併設されています。
この期間にEU方面へ渡航予定の方は、是非立ち寄られてはいかがでしょう。
【開催概要】
個展「nendo: invisible outlines」
会期:2017年10月1日(日)まで
時間:10:00-18:00
休館日:毎週月曜日休館
会場:ル・グラン・オルニュ
住所: Rue Sainte-Louise, 82 7301 Hornu, Belgium → ☆
ウェブサイト: http://www.cid-grand-hornu.be/en/expositions/nendo/188/
写真: 太田拓実
(文:インテリア情報サイト編集部-1 / 更新日:2017.06.22)