【新潟県】無印良品と日本民藝館 初の連携企画 移動展覧会「民藝 MINGEI 生活美のかたち展」開催

 

 

無印良品と日本民藝館による初の連携企画
移動展覧会「民藝 MINGEI 生活美のかたち展」開催

2021年1月16日(土)~2021年3月7日(日)
 

 

 

無印良品を展開する株式会社良品計画は、日本民藝館(東京都目黒区/館長 深澤 直人)が所蔵する作品の移動展覧会「民藝 MINGEI 生活美のかたち展」を開催いたします。まずは、2021年1月16日(土)~3月7日(日)までの期間、今年7月に新潟県上越市にオープンした「無印良品 直江津」で開催し、以降は東京・銀座など、全国各地の無印良品店舗を巡回する予定です。

「民藝 MINGEI 生活美のかたち展」特設WEBページ
https://www.muji.com/jp/feature/mingei/

 

■「民藝 MINGEI 生活美のかたち展」
異なる時代に生まれた民藝運動と無印良品は、それぞれが消費社会において、流行や生活様式の変化を受けながら自らの原点に問いを投げかけ続けてきました。この移動展覧会「民藝 MINGEI 生活美のかたち展」は、未来の無印良品に向けた新たな旗を立てるべく、日本民藝館の協力を得て民藝の美に学びながら、これからの道しるべを見出すためのメッセージを創造していく展覧会です。店内にあるコミュニケーションスペース「Open MUJI」に作った特設の空間で、人々のくらしから生まれてきた民藝品と、現代のくらしの基本となる日用品としての無印良品の製品を展示します。

 

 

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無印良品はその名のとおり、日用品が主張することなく、日々のくらしのなかに溶け込んでいくように、ものづくりを続けています。台所、居間、洗面所などのどんな場所においても、また日本全国はもちろんのこと、世界中においても、日常に溶け込み、人々の役に立てる存在でありたいと願っています。この展覧会が、無印良品のものづくりに込められた思想を一つひとつじっくり確かめていただける機会になればと考えています。なお、「無印良品 直江津」での展示終了後は、全国各地の無印良品店舗を巡回する予定です。次回は、2021年3月中旬頃より、「無印良品 銀座」での開催を予定しています。

 

 

 

 

展示予定の民藝品の一部紹介



【本展キュレーターメッセージ】
無印良品のことを現代の民芸、あるいは現代の民具だという人がいます。もちろん製作手段の違いはありますが、製品に作者の名を記さないことや装飾をしない無我で誠実なものづくりの姿勢などに、互いの共通点があると思います。しかもそのものたちは静かに用に即した美を放っています。

「民藝(民芸)」は1925年に柳宗悦らが命名した言葉であり、「民衆の工芸」のことを指します。観賞用としての雅な逸品ではなく、大衆に向けて作られた温もりを宿す実用の手工芸品の中に、健全で尋常な美が宿っていることを柳は見出しました。

われわれの日常や生活に寄り添う独自の「ものの美学」を提唱した柳宗悦は、自らが蒐集した17000点に及ぶ民藝品とその美学を多くの人々と共有したいと願い、1936年に日本民藝館を設立しました。日本民藝館は未だその美学を発信する民藝運動の基地として存在しています。

一方の無印良品は、印のついたマーケティング戦略に基づいたものづくりに抵抗し、質素で豊かな真の価値を目指して1980年に設立されました。

それはプロダクトによる現代の民藝運動と言えるかもしれません。人々が心の奥底で大切に思っている、平和で何気ない日常の生活に寄り添って行くこと。日本民藝館も無印良品もそのこころは変わらないと思います。

美を生み出す力の源泉たる「民藝」。そのエッセンスを紹介する「民藝 生活美のかたち展」が、未来に向けたものづくりへの試金石となれば幸いです。

日本民藝館館長  深澤 直人

 

 

【開催概要】
名称|民藝 MINGEI 生活美のかたち展
会期|2021年1月16日(土)~2021年3月7日(日)
場所|無印良品 直江津内「Open MUJI」※入場無料
〒942-0004 新潟県上越市西本町3-8-8 直江津ショッピングセンター2F  ⇒ map
主催|株式会社良品計画
特別協力|日本民藝館
企画キュレーション|深澤 直人
施工|HIGURE 17-15 cas
グラフィックデザイン|東川 裕子
ウェブサイトURL|https://www.muji.com/jp/feature/mingei/

 

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(文:制作 PR-W_PR制作部-5  /  更新日:2020.12.03)

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