花見川団地を拠点とした地域生活圏活性化に関する連携協定に基づく
MUJI×UR団地まるごとリノベーション
花見川団地商店街 リノベーション完成
-4者にて地域生活圏の活性化に向けた取り組みを継続して推進-
株式会社MUJI HOUSE(以下、「MUJI HOUSE」)、独立行政法人都市再生機構(以下、「UR都市機構」)は、令和3年(2021年)より花見川団地(千葉市)にて開始した「MUJI×UR団地まるごとリノベーション」プロジェクトにおける、花見川団地商店街のリノベーションが完成したことをお知らせいたします。
今後、MUJI HOUSE、UR都市機構、千葉市、株式会社良品計画(以下、「良品計画」)の4者は、令和4年(2022年)5月に締結した連携協定に基づき、地域生活圏の活性化に向けた取り組みを継続して推進してまいります。
<花見川団地商店街のリノベーションの完成について>
「商店街に人が滞留できる場づくり」を目的に、アーケードの改修・商店街施設棟の外壁修繕、芝生の整備、共用部には高木とストリートファニチャーの設置をいたしました。地域コミュニティ形成支援のコーディネーター役であるMUJI HOUSEがリノベーションの設計監修も実施することで、商店街や地域の方を巻き込んだ活動で得られた知見を設計内容に反映しています。
花見川団地商店街
商店街施設棟の外壁
ストリートファニチャー
花見川団地商店街MAP・サイン
<地域生活圏の活性化に向けて、継続する取り組みについて>
1.地域コミュニティ形成支援について
団地外からも訪れたくなる商店街を目指して、MUJI×UR団地まるごとリノベーションプロジェクト開始以降、商店街リノベーションと並行して参画型ワークショップを定期的に開催。現在も商店街振興組合会長を筆頭とした花団もりあげ隊を中心にワークショップや様々なイベントを開催しています。商店街内のお店を回ってオリジナルバーガーを作る「商店街バーガー」の開発の他、商店街内のコミュニティスペース「お休み処えがお」のリニューアルなど、商店街や地域の方を巻き込んだ取り組みを行っています。
リニューアルした「お休み処 えがお」
商店街バーガー
2.団地共用部等を活用した賑わい・交流事業の実証実験について
団地共用部である商店街や公園を活用して、賑わい・交流創出イベント「花見川団地マルシェ」を定期的に開催。このほか、令和4年(2022年)10月から、花見川団地商店街の空き店舗に毎週土曜日に無印良品POP-UPストアを開店し、日用品の販売やリユースの取り組みを通じて、地域住民の皆様との双方向のコミュニケーションを図り、課題やニーズの把握を行っています。
花見川団地マルシェ(令和6年(2024年)3月9日(土)に開催)
無印良品 POP-UPストア(令和6年(2024年)3月9日(土)に開催)
3.自動運転モビリティGACHAの実証実験
自動運転モビリティGACHAは、少子化や高齢化が進む地域において、外出機会の創出やコミュニティ形成、地域の活性化に貢献することを目指しています。令和4年(2022年)5月の連携協定時に実施した実証実験の結果をもとに、今回以前の車両サイズから車幅を約半分とした小型化の車両を採用し、将来の団地内移動の支援に係る実現性や知見の習得、住民同士の交流などを通じたコミュニティの活性化の可能性などを検証するため、実証実験を3月16日(土)から実施いたします。
外観
内観
<地域生活圏の活性化に向けて、今後新たに予定している取り組みについて>
(仮称)花見川団地を拠点とした地域生活圏の活性化協議会
これまで4者が連携協力して、ワークショップやイベントなど地域生活圏の活性化に取り組んで参りましたが、この取り組みを持続的なものとして推進するため、令和6年度(2024年)に4者で協議会を設立することを予定しております。協議会の活動内容の詳細につきましては改めてご案内いたします。
【参考情報】
<経緯>
■平成24年度:「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」開始
(UR都市機構とMUJI HOUSEによるUR賃貸住宅のリノベーション)
■令和3年度:「MUJI×UR団地まるごとリノベーション」プロジェクト第一弾開始:花見川団地(千葉市)
(団地住戸だけでなく団地外観、屋外広場、商店街区にもリノベーションの対象を拡大し、新たに地域コミュニティの形成にも取り組む事業としてUR都市機構とMUJI HOUSEにて開始)
■令和4年度:花見川団地を拠点とした地域生活圏の活性化に関する協定の締結
(地元自治体の千葉市と良品計画を加えた4者が連携協力)
<花見川団地を拠点とした地域生活圏活性化に関する協定(4者連携協定)について>
千葉市、良品計画、MUJI HOUSE、UR都市機構は、4者が連携協力して、花見川団地(千葉市)とその周辺地域において、地域生活圏の活性化に取り組むことを目的として、令和4年度(2022年)5月26日に協定を締結しました。
<協定の主な内容>
① 多様な世代が安心して住み続けられる環境整備に関すること
② 花見川団地商店街の活性化に関すること
③ 地域で活躍する人材の発掘や活動支援に関すること
④ 地域資源の活用に関すること
⑤ 大学連携に関すること
⑥ 情報発信に関すること
⑦ その他 必要と認めること
<参考URL>
〇花見川団地(UR都市機構ホームページ)
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kanto/chiba/30_1681.html
〇MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト
https://www.muji.net/ie/mujiur/
〇MUJI×UR団地まるごとリノベーション
https://www.muji.net/ie/mujiur/whole_renovation/
〇団地の活性化(千葉市ホームページ)
https://www.city.chiba.jp/toshi/kenchiku/jutakuseisaku/dantinokasseika.html
(文:制作 PR-P_PR制作部-2 / 更新日:2024.03.16)