西宮市大谷記念美術館で「スイスデザイン展」開催

 

スイスデザインが2016年4月2日(土)~5月29日(日)まで西宮市大谷記念美術館で開催中。


2014年の日本とスイスの国交樹立150年にあわせて企画された本展は、東京オペラシティ・アートギャラリー、静岡県立美術館、札幌芸術の森美術館と全国を巡回中です。


永世中立国として独自の道を歩んできたスイスは、デザインの分野でも質の高さとユニークさで世界の注目をあつめる存在です。実用性と機能性を好み、伝統と最新技術を融合させながら手仕事的なぬくもりと美しさを愛するスイス人気質は、「スイス・ブランド」として現在に受け継がれています。

 


《エンゲルベルク・スキー場》ポスター
ヘルベルト・マター 1935年 竹尾ポスターコレクション 

 

 

スイス インターナショナル エアラインズ ポスター 2014年

 

近代デザインの草創期から、その開花を迎える20世紀中葉、そして多様な価値観とアイデアの展開する現在まで、世界に向けて発信されたさまざまなデザインを紹介します。鉄道や航空など「観光」におけるデザイン、そして時計や靴、家具やファブリックなど多様な領域におよぶ各ブランドの取り組み、その歴史と背景、思想とコンセプトは、スイスのデザイン文化の豊かさを身近なところから語ります。

 

 

《スイス、レマン湖畔のモントルー》ポスター 1920年  
データ提供:SBBヒストリック

 

 

《ロンシャンの礼拝堂》外観 ル・コルビュジエ 
1955年竣工
©FLC ©Paul Koslowski

 

ル・コルビュジエ(1887-1965)とマックス・ビル(1908-1994)の二人の巨匠の仕事は、スイスデザインの合理性と普遍性を考える手がかりとなるはずです。そして近年のスイスデザインアワード受賞者たちの先端的な作品は、私たちの生活とデザインの未来を感じさせてくれるでしょう。
 

 

【開催概要
会期:2016年4月2日(土)〜5月29日(日)
休館日:水曜日(ただし 5月4日(水・祝)は開館、5月6日(金)は振替休館)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般800円/高大生600円/小中生400円
主 催:西宮市大谷記念美術館
後 援:在日スイス大使館、在日スイス商工会議所、スイス政府観光局、西宮市、西宮市教育委員会
協 力:ビクトリノックス、バリー、クリスチャン・フィッシュバッハ、DKSHジャパン株式会社、
ル・コルビュジエ財団、フライターグ、ネフ、スイス連邦鉄道、株式会社スター商事、
スウォッチ グループ ジャパン株式会社、スイス インターナショナル エアラインズ、
USMモジュラーファニチャー、大成建設株式会社、株式会社竹尾、多摩美術大学
企画協力:株式会社キュレイターズ
http://otanimuseum.jp/home/exhi/swiss16/swiss16.html

 

 

 

 

 

(文:インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2016.04.08)

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