京都発 フレンチレストラン「La Biographie…」オーナーシェフ 滝本将博による
レピスリー「HAND OVER|ハンド オーバー」 LAQUE四条烏丸にオープン
京都に店舗を構えるフレンチレストラン「La Biographie...|ラ・ビオグラフィ...」のオーナーシェフ滝本将博を迎え、2016年8月2日(火)、レピスリーブランド「HAND OVER|ハンド オーバー」が、京都のLAQUE四条烏丸にオープンします。店舗の内装デザインは、GLAMOROUS co.,ltd.の森田恭通氏が手がけました。
京都に生まれ、2011年に烏丸御池にフレンチレストランを構えた滝本シェフは、食材のポテンシャルを最大限に引き出す料理を提供し、ミシュランガイド星を獲得しています。 新店舗「HAND OVER」では、京都の素材を生かしたデザートや惣菜を展開します。
「La Biographie」=「継承」、そして「Hand Over」=「手渡す」。
その言葉の通り、過去から継承した技法に、滝本シェフの手仕事のエッセンスを加え、自身の生まれ故郷である「京都」の素材を通して京文化を継承していきたいという想いが込められています。 フレンチと京の融合を表現し、生産者の方々により丁寧に作られた食材を使うことで、おいしさを超えた表現が可能になることを実現していきます。
新ブランドでは、シェフのオリジナルレシピの京野菜をふんだんに使用したスイーツや、シャルキュトリー**を中心に、ひとつひとつの素材と向き合い、見極め、ストレスを与えない加熱方法で最大限に素材の魅力を引き出す質の高い品々を展開します。
* レピスリー l’epicerie|フランス語で食料品店の意味
** シャルキュトリー|charcuterie。食肉加工品全般の総称で、ハム、生ハム、ソーセージ、パテ、テリーヌ、サラミなどを指す。
シェフ:滝本将博|たきもと まさひろ
1964年京都に生まれる。
1981年17歳でレストランでパティシエとして、食の世界に入る。
1984年「京都ロイヤルホテル」のメインダイニングで研鑽を積む。
1987年渡欧。スイス「インターナショナル」「モントレ」、フランス「ミリオン」で修業。
1996年ミシュラン三つ星「アルページュ」で修行、帰国後は京都ブライトンホテル「Vis-a-Vis」の料理長。
2011年オーナーシェフとして「La Biographie…(ラ・ビオグラフィ…)」=継承」という名の店を立ち上げた。
2014年「ミシュランガイド京都・大阪」にて1つ星を獲得。その後3年間連続で獲得。
2015年 La liste*にて527位にランクイン。
師匠であるパリの3ツ星レストラン「アルページュ」のオーナーシェフ、アラン・パッサールより、東洋人である滝本に料理を教える意味について、「歴史の中でさまざまな料理や料理法が淘汰されてきた中で、今残っているのは先人から伝承されてきた、生き残った技法だ。今度は身につけたものを、お前が継承していってほしい」という言葉をうけて以降、滝本シェフは「継承」という言葉を大切にし、自身の店にフランス語の店名を付けた。
*「La liste」フランス外務省が公表する世界の名店1,000店のリスト。
店舗イメージ
内装デザイン:森田 恭通|もりた やすみち
GLAMOROUS co.,ltd.代表/デザイナー。1967年大阪生まれ。2001年の香港プロジェクトを皮切りに、ニューヨーク、ロンドン、カタール、パリなど海外へも活躍の場を広げ、インテリアに限らず、グラフィックやプロダクトといった幅広い創作活動を行なっている。2013年婦人服・婦人雑貨フロアに引き続き2015年にはリビング、ベビー子供フロアの「伊勢丹新宿本店本館 再開発プロジェクト」が完成した。2013年自身初の物件集「GLAMOROUS PHILOSOPHY NO.1」がパルコ出版より発売。 2015年11月初の写真展「Porcelain Nude」をパリで開催。
【 店舗概要】
店舗名; HAND OVER LAQUE四条烏丸
住所:京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町101
LAQUE四条烏丸B1F
営業: 10:30 ~20:30 無休
(LAQUE四条烏丸 休館日のみ休業)
商品展開 :京野菜のプティシュー/赤万願寺唐辛子
加茂なす、枝豆 他
お茶のクレーム/抹茶、ほうじ茶
シャルキュトリー/パテ、テリーヌ
(文:インテリア情報サイト編集部-1 / 更新日:2016.07.29)