自由学園明日館で『年中行事の室礼展』開催!

 

 


フランク・ロイド・ライトの建築と日本人のもてなしの心で
『年中行事の室礼展』開催!

 

アメリカ人で近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト氏設計の自由学園明日(みょうにち)館で、秋の一日、日本人のこころのルーツを想い、考えてみる展覧会『年中行事の室礼展』を開催。

東京・池袋にある自由学園明日(みょうにち)館は、羽仁進氏の両親である羽仁もと子、吉一夫妻により創立され、「思想しつつ」「生活しつつ」「祈りつつ」の信念を実践するための学校として、近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト氏の設計により建てられました。

芸術の秋、収穫の秋、そして食欲の秋。自然の恵みを神に供え、それを私たちがいただきご加護を祈る、日本の暮らしの底辺には、そうした食とこころの文化があります。想いの込められた重厚なライト建築と、日本人の「ふるまい」「もてなし」の心が出会う新しい行事のかたちを、是非ご覧ください。

 

 

 

室礼三千(しつらいさんぜん)は、暮らしの中で伝わってきたお正月やお節供などの年中行事を、未来に伝えていきたいという想いで「室礼」の教室を20年ほど前から開催。そして今秋、その集大成として『年中行事の室礼展』を開催します。
 

 

室礼とは、お正月、節分、雛祭りなど、古来より伝わる行事を家庭や暮らしの中で行う、日本の生活文化です。一年の節目や人生の節目で、「もの」に思いを込めて祈る「こと」。端午の節供で柏餅をいただく。桜の下でお花見を楽しむ。私たちが当たり前のようにしている行いにも、一つ一つ意味があり、祈りがあります。室礼は、日本人が生きてきた道を学ぶ旅でもあるのです。

その根底に流れるのが「自然」の力。春の水で禊ぎをし、夏には風で厄を祓いながら、私たちは暮らして来ました。本展では、自然の力で私たちが守られてきたことに思いを馳せつつ、春の桜見物や秋のお月見など、四季折々の行事の室礼を行います。

 


 

<トークイベント>



「新しい行事のかたち」 
開催日時:10月4日(火) 18:00-19:00 
       先着50名 ※申込不要

ヘアメイクアーティスト山本浩未(やまもと・ひろみ)氏と室礼三千主宰山本三千子(やまもと・みちこ)によるトークショーを行います。無料(入場券必要)。

 

 

 

 

<ワークショップ>


十五夜お月見の室礼 教室風景より


90分ミニ講座「十三夜のお月見」
開催日時:10月5日(水)11:00/14:00
       10月6日(木)11:00/14:00
材料費2,000円+入場券必要
計4回 各回10名 ご予約制(※現在満席となっております)
十五夜と十三夜の違いについて講義の後、「赤坂松月」のお月見団子を用いてお月見の室礼を体験していただきます。

 

 

 

【開催概要】
『年中行事の室礼展』ライト建築と、日本人のもてなしの心。
会期:平成28年10月4日(火)5日(水)6日(木) 3日間
時間:4日(火)16:00-20:00, 5日(水)10:00-20:00, 6日(木)10:00-16:00
場所:自由学園明日館(重要文化財・池袋駅徒歩5分)
        東京都豊島区西池袋2-31-3
入場料:一般 1,000円 / 学生 無料  
 

 

自由学園明日館とは
自由学園明日館(みょうにちかん)は、1921年(大正10)、羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の校舎として、アメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトの設計により建設されました。明日館建設にあたり羽仁夫妻にライトを推薦したのは遠藤新。帝国ホテル設計のため来日していたライトの助手を勤めていた遠藤は、友人でもある羽仁夫妻をライトに引きあわせました。夫妻の目指す教育理念に共鳴したライトは、「簡素な外形のなかにすぐれた思いを充たしめたい」という夫妻の希いを基調とし、自由学園を設計しました。

http://www.jiyu.jp/tatemono/myonichi.html

 

 

 

 

 


http://www.shitsurai.com/

 

 

(文:インテリア情報サイト編集部-6  /  更新日:2016.09.26)

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