『ジオ・ポンティ コレクション』と『建築家のドローイング展』 開催のお知らせ
このたび、アルフレックスジャパンでは、イタリアの家具ブランド<Molteni&C>社が、昨年のミラノ国際家具見本市(ミラノ・サローネ)で発表し、多くの注目を集めた「GIO PONTI Collection」を発表・発売いたします。また、発表・発売にあわせて、東京・名古屋・大阪のアルフレックスショップで「GIO PONTI Collection 展」を開催いたします。
<Molteni&C>について
モルテーニは、1934年に収納・ベッドルーム関連製品を主軸とするメーカーとして設立され、その後オフィスやキッチンメーカーを傘下におくとともに、ソファやテーブル、チェアにアイテムを広げ、「モルテーニ グループ」として事業を拡大してきました。長年の経験と実績から築いたシステム収納の最高峰の技術をベースに、置き形家具から収納までのすべてを、ハイクオリティで提供する世界屈指のブランドです。そのデザインは常に先進性に溢れ、ダイナミックにして精巧。この技術力とデザインの革新性が世界中の有名建築家、デザイナーから高く支持される所以となっています。
「GIO PONTI Collection」とは
このコレクションは、<Molteni&C>社が、過去の建築やデザインの大家たちに改めて注目するなかで、「イタリア建築・デザインの父」と称されるジオ・ポンティがデザインした家具コレクション(一部を除く)の製造権を取得し、後世に残すべき名作を製品化していくプロジェクトをスタートさせたことによるものです。 2年間にわたったこのプロジェクトでは、現代の製造方法を取り入れることによる「復刻」の是非を、有識者を交えて議論を重ねてきましたが、ジオ・ポンティの相続人から「ポンティの作品を復刻することは、ポンティという人間や彼の作品、そしてイタリア建築における重要な瞬間を理解するチャンスを与えてくれる」との強い意向が示されたことで、実現に至りました。
今回のコレクションは、ドアハンドルから街作り計画に至るジオ・ポンティの多岐にわたる作品のなかでも、1935年~1950年代後半にかけてデザインされた「個人住宅向け家具」または「限定的なシリーズ家具」に焦点が当てられ、原作の緻密な調査・分析に基づいて復刻されています。
※製品はイベント期間中のみの展示となります
Gio Ponti / ジオ・ポンティ
1891 - 1979 建築家・家具デザイナー
ミラノ工科大学卒業後、1923年から陶磁器メーカー、リチャード・ジノリ社に勤務。
1928年には建築・デザイン誌「Domus」を創刊。1936年から1961年までミラノ工科大学で教鞭をとる。
20世紀のイタリアデザイン界を代表する存在として「イタリア建築・デザインの父」と称される偉大なデザイナー。
「GIO PONTI Collection」展 概要
<大阪>
日時:2013年2月7日(木)~12日(火) 11:00~19:00 ※2月11日(月・祝)は定休日
場所:アルフレックスショップ大阪
大阪市中央区南船場4-2-11 ベネトン心斎橋ビル6F
06-6258-8822
<東京>
日時:2013年2月14日(木)~19日(火) 11:00~19:00
場所:アルフレックスショップ東京
東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクェア1F
03-3486-8899
<名古屋>
日時:2013年2月21日(木)~26日(火) 11:00~19:00
場所:アルフレックスショップ名古屋
名古屋市中区錦1-18-24 HF伏見ビル3F
052-218-2634
(文:インテリア情報サイト編集部-3 / 更新日:2013.01.21)