Miele × 隈研吾 × Christoph Radl
「Timeless Design」展 開催
プロダクトと建築、そしてアートが共鳴する10日間
ドイツの高級家電ブランド「ミーレ」の日本法人であるミーレ・ジャパン株式会社が、“時代を超えたスタイル(Timeless Design)”をテーマに、プロダクトと建築、そしてアートが共鳴するエキシビジョンをミーレの直営ショールーム「ミーレ・センター表参道」で開催します。
このエキシビジョンでは世界一流のブランドや美術館、インテリアマガジンなどを手掛ける国際的な グラフィックデザイナー、Christoph Radl(クリストフ・ラドル)氏が、4階分の吹き抜けの中庭に 1980年代からの作品、約280点をコラージュして『Radlwall』を日本で初めて作り上げます。
20年の使用を想定し文化や世代、時代を超えたスタイルを常に研究し製品を生み出し続けているミーレ。
流行にとらわれないインテリアやキッチンに調和する一貫性のあるデザインを、技術チームとデザインチームが共同で開発しています。「機能はすべて明快にする」という技術理念と、「均整が取れ、シンプルで エレガント」というデザイン理念の融合によって到達した究極の表現が、製品の構成要素を最小限に 絞り込んだ、ミニマリスティックな外観としてのミーレのデザインです。
また、会場となるショールームは、2011年に世界的に名高い建築家である隈研吾氏によって、21世紀の新しい住空間をイメージし内装設計されました。隈氏はミーレが持つ、正確さ、しなやかな機能性、 人間に対する優しさを空間を使って表現。工場のような高度な機能性を持ちながら、しかも訪れた人間が 癒されるような、地下1階から地上3階までの一軒家の空間となっています。
最先端でありながら、時を経ても新鮮なラドル氏のアートと、プロダクト、そして建築という恒久的なデザインのコラボレーションが体験できる10日間限定のエキシビションとなります。
[開催概要]
展示名:Miele × 隈研吾 × Christoph Radl「Timeless Design」展
会期:10月26日(土)~11月4日(月・祝) ※10/28休館
時間:11:00-18:00
入場料:無料
会場:ミーレ・センター表参道(港区南青山4-23-8)
主催:ミーレ・ジャパン株式会社
お問い合わせ:TEL 0120-310-724
HP:http://www.miele.co.jp
隈 研吾氏 プロフィール
隈研吾建築都市設計事務所代表。
建築設計から都市計画まで、世界で活躍する日本を代表する建築家。
「根津美術館」「サントリー美術館」など授賞作品多数。
2011年、ミーレ・センター表参道の内装を手がける。
2009年より、東京大学教授。近著に「つなぐ建築」(岩波書店)ほか。
1954年 横浜生まれ
写真:The Courier
Christoph Radl(クリストフ・ラドル)氏 プロフィール
ミラノでデザイン学校を卒業したのち、1980年より有名な建築家であり デザイナーであるエットレ・ソットサスの元で働き始める。
1993年にR.A.D.L.&.社を設立。
アルマーニ、フェラガモ、プッチ、トラサルディ、アレッシィ、カッシーナなどをはじめ多くのファッション、デザイン関係の会社のアートディレクション、グラフィックを 手がける。また国内外で出版、博物館や美術館などの分野においても数多くのプロジェクトに関わる。
雑誌「INTERNI」、「Grazia CASA」、「ANEW」のアートディレクター。
日本でのコラージュ展は今回が初めて。
スイス生まれ、オーストリア国籍
Miele (ミーレ) について
ミーレは1899年にドイツで創業し、114年という長い歴史を持つ高級家電ブランドです。また業務用洗浄機・ランドリーシステム市場においても、世界のリーディングカンパニーです。創業者は、カール・ミーレとラインハルト・ツィンカン。現在、両家の4代目が引き継ぐファミリーカンパニーは、創業以来、「Immer besser (常により良いものを)」の企業理念に従い、品質に決して妥協しない姿勢を貫いています。ランドリー機器、食器洗い機、調理機器、掃除機など、頑固なまでの品質第一主義が生み出してきた最高水準の製品は、 究極の機能美をも兼ね備え、本物の良さを知る人々に支持されています。現在は、約50カ国の海外支社を含め、約100カ国に販売拠点を置き、グループ全体で約17000人以上の社員が勤務しています。
ミーレ・ジャパンは、ミーレ・グループのアジアで最初の支社として1992年に創業しています。
写真)ミーレ・センター表参道の内観
(文:インテリア情報サイト編集部-3 / 更新日:2013.10.05)