『H.W.F』 HANDWORK FURNITURE
よみがえる手仕事の家具
何らかの理由で元々の所有者の手を離れた、いわゆる中古品に魅力を感じる人は多い。
キーワードは、「Reconnect / 再びつなぐ」、「Recreate / 再創造する」、「Revalue / 再評価する」だ。
家具も中古品に対する抵抗感は完全になくなっている。
逆に、1950年代から70年代にデンマークで生産され、一般家庭で長く使われてきた中古家具は、補修作業が間に合わないほど人気だ。
アクタスに入荷してきた中古家具には、傷や汚れなど、長年の間に刻まれた様々な痕跡があり、その家具が人々の生活に寄り添ってきたことがわかる。
また、作業効率がよくないために、現在では避けられている手仕事を随所に施すなど、半世紀前の作り手の思いが伝わってくるようだ。
日本での修理作業を繰り返してきたことで、当時の職人の技術やこだわりを知るとともに、効率的ではない手仕事だからこそ醸し出せる味わいがあること、そして、最新のテクノロジーだけが人々の暮らしを豊かにするわけではないことをアクタスは学んだ。
いつかは枯渇するデンマークのユーズド家具。
半世紀前の職人たちが、たとえ自らの名は世に残らずとも丹精を込めて、永く愛される家具を作っていたようにアクタスは、当時とまったく同じ工程でこれらを再生産しその思いやこだわりを、現代の作り手たちによって受け継いでいく新たな取り組みを始めた。
詳しくは H.W.F サイトへ
http://www.actus-interior.com/news/130920hwf/
アクタスホームページ
http://www.actus-interior.com/
(文:インテリア情報サイト編集部-3 / 更新日:2013.10.31)