TIME & STYLE MIDTOWNにて「別府竹細工と竹の照明」展

別府竹細工と竹の照明

TIME & STYLE MIDTOWNからのお知らせです。

 

室町時代より培われ全国一の真竹産地である大分県別府の伝統工芸竹細工。
日常的に親しまれてきた籠やざる、花籠や農具といった竹細工品と伝統的な編み方を用いたオリジナル照明のプロトタイプを展示いたします。

 

別府竹細工と竹の照明

会期 : 2014年10月25日 (土) ~ 11月9日 (日)
場所 : TIME & STYLE MIDTOWN

下記の日程では、別府竹細工職人による実演を行います。
伝統工芸士の技を間近でご覧いただけます。
お誘い合わせの上、お気軽にご来店ください。

10月25日 (土) 14:00 ~ / 16:00 ~
10月26日 (日) 14:00 ~ / 16:00 ~
※入場無料

 

 

ts_bepputake_1.jpg歴史ある別府の伝統工芸竹細工。
籠や茶道具、遊具など昔から我々日本人に身近な存在であり、 竹がかもしだすしなやかさは日常生活に程よい緊張感を与えてくれます。

製品を作る工程は全てが手作業で行われ、伝統文化の美しさを備え、 これまで籠やザルといった台所用品から美術工芸品まで幅広く愛用されてきました。

別府の竹細工は室町時代から行商用の籠を製作し売り出したのがはじめとされています。
江戸時代には別府の温泉の名が広まり、土産品にとして持ち帰られるようになるにつれ、 竹細工の市場が拡大し別府周辺の地場産業となりました。

時代は明治から大正になり陸・海路による交通も盛んになり、別府は温泉と共に竹細工の全盛期を迎えます。
竹細工の先進地であった愛媛県の松山や兵庫県の有馬から高度な技術を持った職人が来て、 当時中心であった青竹を使った厨房用品「青物」から、白く湯抜きした竹で作った「白物」、 茶道具や花籠のように染色や漆塗りなどの高度な技術を用いた「黒物」「染物」などを広めました。


 

竹細工の製作工程は大きく分けると竹材の伐採・乾燥、加工、編組、仕上げの4つになります。
この中で最も重要な工程が「編組」です。竹ヒゴを使って編み上げ、形つくる作業は全て手作業により編みだされます。その中でも四つ目編みは竹細工の編み方の中でも初歩的な編み方の一つで竹ヒゴを直角に交差させて編みます。同じ四つ目編でもヒゴ幅が違うだけで全く違った表情になり、編み方の名前も変わります。
さらに明治35年、別府工業徒弟学校竹籃科が設立され多くの優れた作家や技術者を輩出し、 現在の竹細工の基礎が築かれました。

明治35年、別府工業徒弟学校竹籃科が設立され多くの優れた作家や技術者を輩出し、 現在の竹細工の基礎が築かれました。
その後生産者が伝承しながらその技術を高めていき、竹細工から竹工芸へと技術の研鑽が現在にある優れた製品・作品に受け継がれています。

 

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TIME & STYLEのHPで情報を見るにはこちらから。
http://www.timeandstyle.com/plus/news/news_contents/20141010news02.html

 

 

ts_mid.jpgTIME & STYLE MIDTOWN (六本木)
東京都港区赤坂9-7-4東京ミッドタウン ガレリア 3F
PHONE:03-5413-3501 OPEN : 11:00-21:00
http://www.timeandstyle.com/plus/index.html


 

(文:制作 TIME & STYLE_PR制作部-1  /  更新日:2014.10.29)

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