For a better future Think about how to consume honestly
今アクタスが取り組む、本気の環境経営
10月23日(金)から11月3日(火/祝)までアクタス・青山店にてイベント開催
インテリアショップを運営する株式会社アクタスは、アクタス・青山店(東京都港区北青山)にて、環境経営に本気のアクタスが自信をもって選んだ誠実なSDGsアイテムと、ユニークなエコシステムを展示公開するイベント 『今アクタスが取り組む、本気の環境経営』 を2020年10月23 日(金)~11月3日(火/祝)まで開催いたします。
またこのイベントは、同じく10月23 日(金)~11月3日(火/祝)まで開催の東京の街全体がミュージアムとなる「DESIGNART TOKYO」に参加します。
買って、使って、捨てて、また買って。という旧来の消費システムから決別するために、今できることがあります。いいモノを永く使う。環境に配慮した製品を使う。廃棄ではなく新しい使い手へ受け継ぐ、新たな素材/資源へとよみがえらせる。選ぶモノ、使うモノによって、自らが世界を変えていく。
期間中、アクタス・青山店特設会場では、アクタスが考える、自信をもって選んだ誠実なSDGsアイテムだけでなく、製造業ではない小売り流通業である私たちでもできるユニークなエコシステムなど、現在できているコトと、これからのコトとモノを皆さまにご紹介いたします。
|ACTUSの環境問題への責任の果たし方
国連サミットで採択されたSDGsや欧州に端を発した資源循環政策「サーキュラー・エコノミー」など、世界的に環境意識がますます高まりを見せる中、木材をはじめ、コットンやウールなどの自然素材や、ウレタン、ナイロン、ビニールなどのプラスチックを、複合的に製品に使用しているアクタスが、材料の調達、製造、流通、販売、使用後の引き取りといった一連の企業活動の中で、環境負荷を減らすために行っている企業活動を当イベントにてご紹介いたします。
「あまりもの」の布で作ったFABRICIAエコバッグ
アクタスでは、窓のサイズに合わせてつくるオーダーカーテンを承っておりますが、
そのときに、必ずと言っていいほど、布が余ってしまいます。
また、製造中に出てしまう何らかのトラブルのある布を使って、この度、エコバッグを販売いたします。
また、残布を使ったパッチワークみたいなカーテンも発表いたします。
こちらはまだ販売はしていませんが、これから販売も考えたいと思います。
オーダーカーテンの残布で作ったエコバッグ1,000円+税<数量限定>
小さなことからですが、大量生産/大量廃棄、無駄を少しでも減らすことが出来たらのアイデアのひとつです。
「できそこないの」の木で作ったシューメーカースツール“ネイチャーコンセプト”
家具を作るときにはたいてい木が必要です。木は自然のものなので、
家具に使える良質な木もあれば製品にするには不向きな木もあります。
木材を仕入れるときに分かればいいのですが、木を削ってみないとわからない、
フシや、虫食いや、色ムラや、木目のゆがみがあったりする「できそこない」があります。
それらは製品にはできないので、しかたなく捨てられる運命にあるのです。
しかし、少し見栄えは悪いですが、機能には何も支障はありません。
“あばたもえくぼ” できそこないの部分が個性を出し、他にはない自分だけオンリーワンになるのです。
フシやヒビなどが入った本来は製品化しない素材を使ったシューメーカースツール“ネイチャーコンセプト”<数量限定>
木材を無駄にせず、23,000円+税~(*素材によってお値段がことなります)と定価よりも少しお安くすることでお客様にも喜んでいただいています。
「つかいふるし」をよみがえらせる
「ご不要の家具はございませんか?」新しく、家具を買っていただくとき、アクタスでは、このようにお尋ねします。
ご不要の家具があれば、新しい家具をお届けするときにお引き取りしています。
これらの「使い古し」の家具たちは、本来なら捨てられる運命にあるのですが、アクタスでは、それぞれが一番素敵によみがえるように、できるだけ素材ごとに分解分別してリサイクルしています。
洗濯機、冷蔵庫、テレビ、エアコンには寿命があり、買い替えの際は廃棄されますが、いい意味でハイテク製品ではない家具は、故障する箇所が少なく、痛んだ場合も職人の手で修理ができ、椅子やソファはカバーの張り替えのようにパーツを交換するだけで蘇ります。プラスチック製品の経年劣化は避けられませんが、木の家具や革張りソファは、使えば使うほど味わいが深まります。
それでも廃棄される家具がなくならないのも事実です。アクタスも15年前まではお客様宅から引き取ってきた不要家具をそのまま産廃業者さんに渡し、処理を委託していました。そんな中、あるスタッフの「自社の倉庫で素材ごとに分別して、木だけでもリサイクルしたい」という起案から、家具の再資源化活動が始まりました。2006 年のことです。
折しも2005 年に京都議定書が採択され、環境への関心が高まりつつあった中で、家具業界の先陣を切って廃棄物のリサイクルを開始し、2009 年には木材の分別作業によって再生パーティクルボードに生まれ変わった素材を、新たな家具の芯材(パーティクルボード)として利用する「エコループ」というリサイクルシステムを軌道に乗せました。その後は、ガラスやウレタン、革、金属、プラスチック類、梱包資材に至るまで再資源化のルートを確立し、アクタスの全物流拠点からの廃棄物をなくす活動へと進化させました。2014 年に関東と関西の2 拠点で、2017 年には全国の物流拠点で廃棄物を出さないゼロエミッションを達成しています。
このように、社会全体がこれまでの「原料入手→生産→販売→消費→廃棄」という経済活動による自然環境破壊の反省から、リデュース(ごみの発生を抑制する)、リユース(繰り返し利用する)、リサイクル(資源として再活用する)に移行しています。また、すでに先進的企業はその先の、「廃棄物を出さない」、「投入した資源は使い続ける」、「自然システムを再生する」の3 原則に基づいた、「サーキュラーエコノミー」という経済モデルに着手しています。私たちもそこに追随するべく新たなサービスアイデアと製品プロジェクトがスタートしています。
【開催概要】
会期:2020年10月23 日(金)~11月3日(火/祝)
会場:アクタス・青山店
東京都港区北青山2-12-28 1F ⇒ map
TEL/03-5771-3591
営業時間/11:00~19:00*会期中は休まず営業
入場 無料
《会場の様子》
世の中の環境活動と、今アクタスが取り組む環境経営についてのアウトラインをパネルでご紹介
廃棄された木の家具が、再び家具の材料として再生されるまでの工程と再生された突板のご紹介
20年、50年、新品と、経過年数が異なる3脚の Y-CHAIR を展示
奥に掛けてある オーダーカーテンの残布で作った、パッチワークカーテン
資源を大切に、そして繰り返し使いたい。
そのために今アクタスが頑張っていることがあります。
それは、家具やインテリアプロダクトの生産から販売、消費、廃棄までの間に生じる、「あまりもの」「できそこない」「うれのこり」、そして「つかいふるし」を、それぞれが環境に負荷をできるだけ与えないように蘇らせること。 会場では、材料段階、生産段階、販売段階で不用とされたもの、また廃棄された家具がリサイクルされる過程をお見せしながら、環境について一緒に考える機会をご提供させていただいております。
株式会社アクタス
1969年からいち早く北欧を中心としたヨーロッパ家具の輸入販売を始め、昨年創業50年を迎えたライフスタイルストアの先駆けとして、日本の生活デザインの質的向上に貢献して参りました。現在、新宿、青山、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡など31店舗の直営店の他、42店舗の全国主要都市のディーラーショップ、オリジナルアパレルブランド事業、レストラン事業を展開しております。
https://www.actus-interior.com/
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※アクタス・オンラインでは、アクタスポイントカードはご利用いただけません。
予めご了承ください。
(文:ACTUS PR 制作 PR 制作部-1 / 更新日:2020.10.14)