イデーショップ 自由が丘店にて、二人の作家による"木の器"展を開催

 

あたたかくて美しいかたち
イデーショップ 自由が丘店にて、二人の作家による"木の器"展を開催

 

様々なクラフトを月替わりでフィーチャーするコーナー「IDEE CRAFTS」。第六弾企画として、グリーンウッドターニング(生木挽き)で作られた木の器をメインに、二人の作家による展示会を開催します。


グリーンウッドターニングとは、生木を乾燥させずに木工旋盤という機械を使って形を削り出し、加工後に乾燥させる方法です。本企画展では、三好克泰さんと中島信太郎さん二人の作家に注目し、自然そのものが持つ美しさを引き出した「木の器」をご紹介します。

 

三好克泰さんからは、生木にオイル仕上げした食器類を中心に、乾燥木にウレタン加工した食器、花器、スプーンなどのカトラリーなどが並びます。

 

中島信太郎さんからは、比較的珍しい外産材を用いたエレガントな姿のものや、国内、特に地元で伐られたばかりの生木を用いて樹皮や割れもデザインに取り込んだもの、狭い口から中をくり抜く技法を用いた壺や深皿などを取り揃えました。
 


◇クラフト 5つの銅貨 三好克泰(ミヨシ カツヤス)
ステンドグラスのランプシェードの木枠制作をきっかけに、2004年から木工旋盤で「器」をつくり始める。その後現在まで全国のクラフトフェアに出展。地元山梨の富士吉田を拠点に活動している木工作家。生木挽きの器が、乾燥に伴い楕円形に変形する自然なラインをいかし、食空間がほっこりするようなもの作りを心がけている。現在はスプーンやヘラなどのカトラリーにも力を入れている。


◇Nakajima woodturning studio 中島信太郎(ナカジマ シンタロウ)
2013年大阪府八尾市にスタジオを開設 プロとしての作家活動を開始。
講師としてウッドターニングの実演やワークショップを開催し、感覚的な造形と計算された精巧さを併せ持つ、ウッドターニングの魅力をひろめる活動も行っている。今まで廃棄されていた木材を有効利用したいという思いを出発点に、美しい形や新しい価値を付加した上で、永く愛しつづけられるモノ作りを目指している。

 

木が乾燥していく過程で自然な歪みを形成し、その独特のラインが何とも言えない味わいを感じさせる作品の数々。食卓やインテリアを彩る、お気にいりの器を探しにぜひお越しください。

 

 

"木の器"展 ~ 三好克泰/中島信太郎
開催期間:2016年1月29日(金)~2月29日(月)
開催場所:イデーショップ 自由が丘店
SHOP URL:http://www.idee.co.jp/shop/jiyugaoka

 


 

 

 

■イデー(IDEE)
1975年にイギリスからのアンティーク文具等を扱う骨董商として創業、82年から本格的に家具の製作をスタートした東京発のインテリアブランド。「イデー(IDEE)」とはフランス語で「理念」を意味する。伝説の照明作家セルジュ・ムーユをはじめ、駆け出し時代のマーク・ニューソンなど、有名無名を問わず国内外の気鋭のデザイナーらと協働しオリジナル家具や照明を発表。その活動は高く評価され、各国のミュージアムコレクションとなっているアイテムも数多く、世界のデザイン史にその名を刻む。それと同時に「生活の探求」を長年のテーマに掲げ、直営のイデーショップを舞台に、オリジナルの家具を起点としたインテリア雑貨、グリーン、アート、音楽、イベントなどを通じて「自分なりのこだわりを持って毎日を丁寧に過ごすこと」をさまざまな形で提案し続けている。

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www.idee.co.jp

 

 

 

 

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(文:インテリア情報サイト編集部-3  /  更新日:2016.01.20)

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