アクタスとマルニ木工による 深澤直人デザインAOYAMAシリーズに
ウォールナット材 新仕様が登場
株式会社アクタスは、世界を舞台に活躍するプロダクトデザイナーの深澤直人氏と、一世紀近くにわたり木工家具を作り世界的にも評価の高い株式会社マルニ木工との共同プロジェクトから生まれた家具シリー「AOYAMA」に、ウォールナット材仕様を追加することになりました。
デザイナー、メーカー、ショップの三者の協業によって、上質で時代に左右されず、人々に永く愛され続ける家具を世に送り出すプロジェクトとして2014年にデビューした「AOYAMA」。
現在、一般家庭はもちろんのこと、プロユーザーから支持され、商業施設や教育施設などパブリックな場でも多く採用されている既存のビーチ材とオーク材。そして今回のウォールナット材仕様が加わることで、より幅広い空間で使用が可能となりました。
| CHAIR~スマートな外見は、選び抜かれた素材と加工のこだわりから~
椅子を正面から見た時の脚の木目は縦ラインが美しい柾目を採用し、さらにスマートさを感じさせるデザインになっています。シートには厚さ8mmの成形合板を使用し、それを脚部に置きまるで宙に浮いているような軽やかな印象を与えてくれます。また、3次元加工の微妙な曲げを施し、長時間座っても疲れない安定した座り心地にしています。
アームチェアは、通常、力が加わる肘掛部分を脚部に乗せて接合するのですが、AOYAMAは加重のかかる箇所に垂直にダボを取りつけ、脚の長さを強調するさらにスマートに見えるデザインにしています。
| TABLE~サイズそれぞれにデザインを施した妥協なきディテール~
AOYAMAのテーブル天板は直線部分がない有機的な曲線で描かれています。また、150~200cmまで10cm単位でのオーダーが可能ですが、単純な幅の大小ではなく、どの大きさでも最も美しく見えるよう、サイズごとにデザインを一から起こしています。天板の裏側に施した幕板にもこだわり、軽やかさを強調するとともに、幕板に椅子の背もたれのデザインと同じアイコンを用いることで、素材以外に同じシリーズであることが視覚的に伝わるデザインとなっています。
「見たことがありそうでない、普通でいてふと目が留まり、座り心地を確かめ、触って買いたくなるような。『こんな椅子が欲しかったんだ』というような椅子がデザインしたかった。」そうデザイナーの深澤直人氏は語ります。
誰もが思い描く木の椅子の定番を目指し、木工技術の粋を集めて作られた椅子AOYAMAは、どこかで見たような思いにかられるふつうを極めた良さを備えています。部位ごとに選ばれた木目や、座面と背もたれの傾きの角度、レッグの太さなど、普遍的でシンプル、安心するようなデザインの中には細部へのこだわりが詰まっています。
そして今回、既存のビーチ材とオーク材に加え、新たにウォールナット材仕様を追加することになりました。これにより、さらに幅広い空間に合ったご提案が可能となりました。ウォールナット材ならではの落ち着いた色味をお楽しみください。
2016年8月末より全国のアクタスショップ及びライセンスショップ、パートナーショップにて発売開始されます。
これまで数々の優れたプロダクトを手掛けてきた深澤直人氏と、一世紀近くにわたり木工家具を作り続けてきたマルニ木工、そしてACTUSとの共同プロジェクトで誕生した家具シリーズ“AOYAMA” 価値のあるものとの出会いを提供すACTUSの創業の地である、青山からシリーズの名が付きました。
「見たことがありそうでない、ふつうでいてふと目が留まり、座り心地を確かめ、触って買いたくなるような。『こんな椅子がほしかったんだ』というような椅子がデザインしたかった。」との深澤氏の言葉通り、誰もが思い描く椅子の定番を目指して木工技術の粋を集めて作られた椅子「AOYAMA」はどこかで見たような思いにかられるふつうを極めた良さを備えています。
部位ごとに選ばれた木目や座面や背もたれの傾きの角度、レッグの太さなど、普遍的でシンプルで安心するようなデザインの中には細部へのこだわりが詰まっています。
アクタス
http://www.actus-interior.com/
(文:インテリア情報サイト編集部-5 / 更新日:2016.08.30)