ハーマンミラージャパン 新製品キーンチェアを販売開始
ハーマンミラージャパンは、ロンドンに拠点をおくフォーピープル(forpeople)デザインによる新製品キーンチェア(Keyn Chair)の販売を2016年11月より開始します。
キーンチェアは、コラボレーションスペースで快適に座り続けられ、集中力の持続を可能にするミーティングチェアとサイドチェアです。ベースは、4レッグ、カンティレバー、4スターから選択可能。アプホルスターオプションは、シートパッド、セミアプホルスター、フルアプホルスターから選択できます。ベース、クレードル、シートシェル、そしてアプホルスターオプションを組み合わせることで、あらゆる空間にフィットする魅力的な外観を実現します。
研究によると、一般的な会議の平均時間は1時間で、座っている人は1時間に平均53回も姿勢を変えています。キーンチェアは、特許取得済みのクレードルフレックス機構によって、ユーザーの動きにすぐに反応します。クレードルフレックス機構は、最大10度まで滑らかにリクライニングし、同時にシートが前方に動きます。
キーンチェアのポリマー素材で成型された背もたれは、強度に優れながらも柔軟で軽量な外観をもたらすだけでなく、通気性も兼ね備えています。また、お手入れが簡単で、カフェのような多くの人が行き来する場所にも適しています。
フォーピープル(forpeople)について
イギリスの著名なデザイナーの一人、リチャード・スティーブンスは、フォード社でチーフデザイナーやグローバルに展開するブランディングエージェンシーFitch 社 でのデザイン・ディレクターを務めた後、2004年に forpeople を設立しました。forpeople は当初4人からなる組織に過ぎませんでしたが、現在では80人の人々が参加する組織にまで成長しました。その中で鍵となる人物が、2012年にアソシエイトディレクターとしてforpeople に参加し、スティーブンスと共にハーマンミラーのキーンチェアのデザインを担当したジュヒ・リーです。韓国ソウル出身のリーは、弘益大学校で家具デザイン学科を修了し、同大学を卒業した後で、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートのデザインプロダクツ学科を修了し、同大学で修士号を取得しました。その後にリーはシニアデザイナーとしてサムスン・デザイン・ヨーロッパに参加しました。サムスンでリーが手がけたデザインは、iFデザイン賞、グッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞、IDEA 金賞など、数々の著名な賞を受賞し、その業績が広く認知されました。リーは forpeople で家具、家庭用電化製品、そして音楽産業のための卓越したデザインを生み出しています。
キーンチェアの詳細はこちらから
http://www.hermanmiller.co.jp/products/seating/multi-use-guest-chairs/keyn-chair-group.html
【ハーマンミラー社について】
1923年、米国ミシガン州ジーランドに設立。「デザインとは問題を解決するためにある」という考えのもと、優れたデザイナーたちとパートナーシップを築き、人々に愛用され続けている数々の名作を世に送り出しています。まわりの環境をより良くすることに努め、感動をもたらすデザイン、革新的な技術や戦略的なサービスを提供します。2015年度の収益は21億米ドルを超えています。革新的なビジネス手法と社会的責任への深い関与によって、世界的企業としての地位を確立しています。スミソニアン・クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館より全米デザイン賞を受賞したハーマンミラー社は、米国の人権擁護団体ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)財団が毎年発表する企業内での公平な扱いへの取り組み評価指数でも最高点を獲得し、「Industry Week」誌の全米トップ製造業50企業にも選ばれています。ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスに連続して選定され、シンボル名MLHRでナスダック・グローバル・セレクト・マーケットに上場しています。
http://www.hermanmiller.co.jp/
(文:インテリア情報サイト編集部-5 / 更新日:2016.11.22)