地域×デザイン展@東京ミッドタウン・デザインハブにて
ワイス・ワイストークイベントを開催
「林業再生への道筋」~国産木材を使った家具づくりの最前線と可能性~
「地域×デザイン展」を東京ミッドタウン・デザインハブで2017年2月3日~2月26日まで開催しています。伐採地の森林環境と地域社会に配慮をする「フェアウッド」を活用した家具づくりやまちづくりに取り組む株式会社ワイス・ワイスは、活動を共にする島根県 隠岐の島および福島県 奥会津の事業者の方々をお迎えし、森林大国・日本の可能性を議論する『林業再生への道筋/国産木材を使った家具づくりの最前線と可能性』のトークイベントを2017年2月22日に開催します。
奥会津の風景
隠岐の島の風景
太平洋戦争末期、ゼロ戦を飛ばす燃料になったのが松根油。隠岐の島はこの松根油を採った黒松が全島に自生し、その油分の多い黒松の特徴を活かして家具作りに挑戦しています。また、江戸時代初めから会津藩では桐の植林の奨励策が出されましたが、今日も研究し、植えて、育ててとその歴史は受け継がれています。
本イベントでは、知られざる歴史の中で木の仕事を受け継ぎ守り、今もなお奮闘されている、島根県 隠岐の島および福島県 奥会津の事業者の方々をお迎えします。直接の対話を通じて、地方と都市、自然と人との関係を結び直す木の仕事の可能性を広げるきっかけとなるよう、林業・製材業・木工業を軸とする地域社会の可能性と未来について語り合う場を提供します。
<プログラム>
■講演1
『国産木材を使った家具づくりの最前線と可能性』
株式会社ワイス・ワイス 代表取締役社長 佐藤 岳利
■講演2 島根県 隠岐の島
『隠岐の島のクロマツを有効活用した家具』
池田建築設計 代表 池田 暢一郎氏、有限会社池田材木店 池田 明生氏
株式会社吉崎工務店 専務取締役 吉崎 英一郎氏
■講演3 福島県 奥会津
『奥会津の桐を有効活用した家具』
佐久間建設工業株式会社 代表取締役 佐久間 源一郎氏
■パネルディスカッション
登壇者・ファシリテーターと共に参加者でディスカッションしていただきます。
■懇親会
どなたでも参加可能です。
参照:フェアウッド研究部会
http://www.fairwood.jp/consultation/kenkyu.html
【開催概要】
第14回フェアウッド研究部会 拡大トークイベント
『林業再生への道筋/国産木材を使った家具づくりの最前線と可能性』
日時:2017年2月22日(水)
開場:15:50/講演16:00~18:00/懇親会18:15~20:00
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ
(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
会費:参加費 無料、懇親会費 3,000円(当日受付で頂戴いたします)
定員:100名
http://wisewise.com/archives/20170123_01/
「地域×デザイン展」展示会場の様子
「地域×デザイン -まちが魅えるプロジェクト-」展示概要
※「地域×デザイン展」では開催期間中(2月3日~2月26日)全国から選りすぐった60の地域創生プロジェクトが展示とトークイベントにて紹介されています。
https://archive.jidp.or.jp/lds2017/
「ワイス・ワイス トゥールス」について】
東京ミッドタウン ガレリア 3Fにある「ワイス・ワイス トゥールス」では、素材感を活かしたシンプルな器やカトラリーなど日々の生活を豊かにしてくれる「暮らしの道具」を取り揃えています。国内外から、伝統を守りつつも新しい技法と美意識によって産み出された生活道具や工芸作家の個性豊かな作品を販売しています。「地域×デザイン展」開催期間の2月3日~2月26日は、本展にて取り上げられている、北海道 東川町と兵庫県 豊岡市の地元物産を集めた特別販売会を実施します。
株式会社 ワイス・ワイス
http://www.wisewise.com
(文:インテリア情報サイト編集部-5 / 更新日:2017.02.14)