美しいフォルムのランプ
復刻商品の限定販売もある
『セルジュ・ムーユのカタチ』展 イデー開催
イデーショップ 自由が丘店および梅田店にて、2018年2月2日(金)~2月26日(月)までフランスのデザイナー、セルジュ・ムーユのランプを一堂に集めた展示会「セルジュ・ムーユのカタチ」を開催します。
1950年代前半から60年代の半ばにかけての短い活動期間にも関わらず、自然の造形というデザインモチーフと素材との対話、そして職人的技術によって生まれた、セルジュ・ムーユによる美しいフォルムのランプは、同時代に活躍したシャルロット・ペリアン、ジャン・プルーヴェらの作品と同様、当時のパリのデザインシーンを牽引してきました。期間中は、現在イデーで復刻をしている8作品の展示販売に加え、2006年まで販売をしていた「ココット(COCOTTE)」のシルバーモデルを30台限定で復刻販売します。ブラックとは異なる魅力を持つシルバーは空間に程良いアクセントを与え、デスクランプとしてまたウォールランプとしても愉しめるアイテムです。この機会にぜひご覧ください。
◎限定商品
COCOTTE シルバー塗装
発売日:2018年2月2日(金)
発売数:30台
価格:42,120円(税込)
販売店舗:イデーショップ 自由が丘店/イデーショップ 梅田店
イデーショップ 自由が丘店 展示風景
【展示会概要】
SERGE MOUILLE RETROSPECTIVE セルジュ・ムーユ のカタチ
開催日時:2018年2月2日(金)~2月26日(月)
開催店舗:イデーショップ 自由が丘店/イデーショップ 梅田店
セルジュ・ムーユ Serge Mouille (1922~1998)
1922年フランス・パリ生まれ。銀細工職人として教育を受けたのち、パリに自身の工房を開設。カトラリーなどのシルバーウェアをデザインする。1953年にジャック・アドネからの依頼で手仕事による照明デザインを開始。1956年、パリのアートシーンを担ったステフ・シモン・ギャラリーにおいて、ギャラリーのスポットライトをデザイン。同時に、同ギャラリーにて、プルーヴェ、ペリアンやジョルジュ・ジューヴ、イサム・ノグチらの作品とともに受注作品を発表し、世界中の建築家やデザイナーから注目を浴びる。その後、病気で一度仕事を休止するが1961年に若い照明デザイナーを奨励するためSCMを設立。1965年に生産活動を終える。1980年代にはパリやニューヨークで回顧展が開催され、世界的評価を受ける。
■イデー(IDÉE)
1975年にイギリスからのアンティーク文具等を扱う骨董商として創業、82年から本格的に家具の製作をスタートした東京発のインテリアブランド。「イデー(IDÉE)」とはフランス語で「理念」を意味する。伝説の照明作家セルジュ・ムーユをはじめ、駆け出し時代のマーク・ニューソンなど、有名無名を問わず国内外の気鋭のデザイナーらと協働しオリジナル家具や照明を発表。その活動は高く評価され、各国のミュージアムコレクションとなっているアイテムも数多く、世界のデザイン史にその名を刻む。それと同時に「生活の探求」を長年のテーマに掲げ、直営のイデーショップを舞台に、オリジナルの家具を起点としたインテリア雑貨、グリーン、アート、音楽、イベントなどを通じて「自分なりのこだわりを持って毎日を丁寧に過ごすこと」をさまざまな形で提案し続けている。
(文:インテリア情報サイト編集部-5 / 更新日:2018.01.20)