隈 研吾 × TIME & STYLE PRODUCTS
TIME & STYLE全店舗にて販売開始
タイム アンド スタイルは、昨年発表した、建築家 隈研吾氏デザインによる家具のコレクション、 KA、FU、MAなどのソファとローテーブルのシリーズを、5月30日(水)より販売開始しました。また、5月30日 (水) から6月1日(金)に東京ビックサイトにて開催された「Interior Lifestyle Tokyo」では、 FU sofa シリーズのニューバリエーションを発表しました。
これまで隈研吾氏とタイムアンドスタイルは、様々なプロジェクトを通して多くの家具を製作してきました。根津美術館の建築プロジェクトでは美術館内のカフェに設置するチェアの開発を行い、NCチェアと名付けて 製品化しました。また、GCプロソミュージアム・リサーチセンターの為に開発したスタッキングチェアは、 建築の要素となっている千鳥格子をチェアの意匠にも反映し、建築と空間と家具のコンセプトの融合を試みた製品です。
NEZU CAFE
このコレクションは、これまでの隈研吾氏のプロジェクトにおいて製作してきた家具を、 タイムアンドスタイルの新たなラインナップとして展開するものとなります。隈研吾氏の作品にとって、家具は建築と切り離すことのできない大切な構成要素のひとつであり、 建築に合わせてデザインする家具は、素材から構造、ディテールまでの細部を大切にしています。
今回は、隈研吾氏とタイムアンドスタイルの新しい家具コレクションの中からソファシリーズを、ご紹介します。
| 新作ソファ商品紹介
■ KA
KA (写真:プロトタイプ)
カクカクした三角形を組み合わせたソファ。エッジを持つシャープな形なのに座ってみると柔らかい。
■ FU
FU (写真:プロトタイプ)
フカフカした座布団がそのままソファになりました。布の端部の薄さを見てください。
■ MA
MA (写真:プロトタイプ)
布をマキマキしたらソファになりました。巻き巻きすることで真ん中に間が生まれるのでその意味でもMAのあるソファです。
隈 研吾
1954年横浜生まれ。1979 年東京大学建築学科大学院修了。
85-86年に米国・コロンビア大学客員研究員。
1990 年、隈研吾建築都市設計事務所設立。
2001年-2008年、慶應義塾大学教授。
2009 年に東京大学教授に就任、現在に至る。
初期の主な作品には、亀老山展望台(1994)、水/ガラス(1995、全米建築家協会ベネディクタス賞)、森舞台/登米市伝統継承館(1997、日本建築学会賞)、馬頭広重美術館(2000、村野賞)、中国・北京のグレート・バンブー・ウォール(2002)など。 近年では、日本国内で、サントリー美術館(2007)、根津美術館(2009)、梼原木橋ミュージアム(2010)、浅草文化観光センター(2012)、長岡市役所(2012)、歌舞伎座(第五期・2013)、九州芸文館(2013)、中央郵便局KITTE(2013)、豊島区庁舎(2015)、富山キラリ・富山市立ガラス美術館・図書館(2015)、小松精練fa-bo(2015)などを発表。海外では、フランスに、ブザンソン芸術文化センター(2012)、FRACマルセイユ(2013)、ダリウス・ミヨー音楽院(2013)、エントレポット・マクドナルド(2014)、リヨン・コンフリュアンス HIKARI(2015)、中国・杭州で中国美術学院杭州民芸博物館(2015)などを完成させている。
進行中のプロジェクトでは、スコットランドのヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム・ダンディー、スイス・ローザンヌのEPFL(スイス連邦工科大学)のほか、フランスのサン・ドニ駅、アルベール・カーン・ミュージアム、イタリアのパドヴァ・コンベンション・センターなどがある。また、東京オリンピックに向けて建設される新国立競技場の設計にも携わっている。
(文:制作 TIME & STYLE_PR制作部-1 / 更新日:2018.06.05)