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【編集部が見つけたホットな情報】
自然のなかで楽しみながら
「暮らしかた」を考える
無印良品 津南キャンプ場
廃材を有効活用した小屋の展示およびイベント 開催
無印良品は、建築家・アーティストの坂口恭平さんによる廃材を有効活用した小屋を2018年8月4日(土)、5日(日)の2日間、無印良品運営の新潟県にある「無印良品 津南キャンプ場(以下、津南キャンプ場)」にて展示します。会期中は、どなたでも参加できるワークショップも開催。楽しみながら「暮らしかた」を考える場を提供します。
無印良品では、出来る限り素材そのものの特長を活かし、素材を無駄なく活用するものづくりを行っています。津南キャンプ場で展示する小屋の素材となるものは、無印良品の商品を製造する過程や配送時に出た不具合品など、廃棄されるものたちです。これらの「廃材」を有効活用して「ブリコラージュ(注1)」し、住まいへと価値を転換していきます。
小屋をつくるのは建築家・アーティストの坂口恭平さん。坂口さんは、著書『0円ハウス』において、既存の環境の中で、「都市のゴミ」を素材として使っている路上生活者の家々を調査し、「家」というものの本来の意味を問いかけます。また、モバイルハウスの製作・展示などの活動を通して、私たちが生きている社会も、視点を変えて見れば自由な「暮らしかた」が無数にあることを伝えています。
小屋の中では、坂口さんが描きためた絵画や版画、小説の生原稿など、貴重な作品の数々を展示します。さらに会期中は、自分たちの手で小屋をつくるワークショップも開催します。自然に囲まれた解放感のあるキャンプ場で、大人もこどもも一緒に手を動かし、楽しみながら、「家」とは何か、「暮らしかた」とは何かを考えるきっかけを提供したいと考えます。
注1…ありあわせの手段・道具を用いて自分の手でものを作ること。「器用仕事」とも訳される。
| ワークショップ ~廃材を使って「小屋」をつくる~
画像はイメージです。
廃材を切ったり貼ったりつなげて家を組み立てたり、壁や天井に絵を描いたり、自分たちの「住まい」やさまざまなものをつくって遊びましょう。
日時:2018年8月4日(土) ~日没
※予約制ではありませんので、お好きな時間にお越しください。
※夕方からは焚火を囲んで「暮らしかた」について語らいましょう。
廃材で作ったスモーカー(燻製器)を使い、「持ち寄りスモークの会」を開催します。地元食材を使った一品料理、地酒・地ビールなどをご用意します。
【作者プロフィール】
坂口恭平(建築家、作家、アーティスト)
1978年 熊本県熊本市生まれ
2001年 早稲田大学理工学部建築学科卒業(石山武研究室)
2004年 写真集「0円ハウス」出版
2009年 坂口恭平研究所開設
路上生活者の家を建築学的に調査した卒論をもとに出版した「0円ハウス」を皮切りに、フィールドワークに基づく著書を発表。2013年出版「モバイルハウス 三万円で家をつくる」では実際に作者がモバイルハウスを自力で作り上げる記録が記されている。同2013年、MUJI SOMA店(USA)でモバイルハウスを製作、展示。
【開催概要】
建築家・坂口恭平さんによる廃材を活用した小屋の展示
期間:2018年8月4日(土)、5日(日)
場所:無印良品津南キャンプ場(新潟県中魚沼郡津南町上郷寺石)
https://www.muji.net/camp/tsunan/access/
無印良品キャンプ場について
無印良品キャンプ場は「そのままの自然を、そのまま楽しむ」という思いのもと、1995年に誕生しました。以来、新潟県・津南、岐阜県・南乗鞍、群馬県・カンパーニャ嬬恋の3つのキャンプ場は、それまでにあったその土地の豊かな自然を守りながらしっかりと今に伝え、訪れる人が快適かつ安全にアウトドアを楽しむことができる場所として存在しています。私たちが提供したいのは、"自然を楽しむ"ことだけではなく、アウトドアを通して家族と一緒になって笑い、仲間と一緒になって感動する"特別な時間"。無印良品キャンプ場は、豊かな自然に触れながら、ほんとうに大切なことに気づかせてくれる場所でありたいと考えています。
(文:制作 PR-K_PR制作部-1 / 更新日:2018.07.27)