「より快適な家での暮らし」を実現するための取り組みを紹介
イケア Life at Home Press Dayを開催
「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社は、2022年8月30日(火)に、「人」「家での暮らし」「サステナビリティ」「フード」の4つの分野での取り組みについて紹介するイベント イケア Life at Home Press Day~イケアと考える「より快適な家での暮らし」~を開催しました。
イケアは、Life at Home=家での暮らしをより快適にすることを目指しています。当イベントでは、イケア・ジャパンの最新の取り組み、公平で平等な人事制度、家での暮らしの調査結果、サステナビリティの戦略、イケアフードについて、それぞれの分野の担当者から講演を行いました。ホームファニッシングカンパニーとして、80年近い経験を持つイケアはこれまでの強みを生かしながら、次の世代に向けたより良い家、暮らし、地球の実現に向けて、皆さまと一緒に考えていけるような機会を作るため、当イベントを企画しました。また、会場には2022年秋から2023年に発売予定の新商品を展示したり、世界のイケア店舗とオンラインで開催されている「IKEA Festival(イケア フェスティバル)」*1についても紹介しました。
イケア・ジャパンの最新の取り組みや公平で平等な人事制度について紹介
イケア・ジャパン カントリーピープル&カルチャーマネジャー 朝山玉枝は、イケア・ジャパンの最新の取り組みや公平で平等な人事制度について紹介しました。
イケアでは、すべてのコワーカー(従業員)がTogetherness(連帯感)を中心とした8つの価値観を共通認識として持っています。すべてのコワーカーが一人ひとりの目標やライフステージにあわせて、自分のキャリアを自分で開発していくために、リスキルやアップスキルなどの成長の機会を創出していると語りました。またイケア・ジャパンでは、管理職の男女比が50:50(22年4月には、女性管理職の割合が51.5%)を達成し、男女賃金格差の解消に向けて取り組んでいることも紹介しました。また、職場内だけでなく「平等を家から始める」ことの大切さについて触れ、イケア・ジャパンでは、男性も育児に参加することが当たり前となるよう、企業独自のパタニティ休暇制度を設けており、その取得率が100%であることも紹介しました。
多様化するニーズに対するイケアの取り組みを新商品とともに紹介
次に、イケア・ジャパン カントリーインテリアデザインマネジャー 安住佐知子が、多様化するニーズを把握するための家での暮らしに関する調査や、そのニーズに対するイケアの取り組みを新商品紹介とともに話しました。
イケアが2015年より毎年グローバルで実施している家での暮らしに関する調査「Life at Home Report」*2 では、昨年は世界の約3万4千人を対象に、「メンタル・ウェルビーイング(心が満たされた状態)」をテーマと設定し調査を行いました。その中で、世界の84%の人が、家は整理整頓がされ掃除が行き届いている状態であることが重要と回答したことや、限られたスペースで暮らす日本にとっても整理整頓への関心が高く、見せる整理整頓が注目されていることを説明しました。世界の10人中9人が気候変動に関するアクションをもっと起こしたいと思っていることも紹介しました。また、イケアの新商品についても紹介し、その中でイケアが製品開発をする際に大切にしている商品哲学の「デモクラティックデザイン」(美しいデザイン、優れた機能性、サステナビリティ、高品質、低価格の5つの要素を含む)について説明しました。
サステナビリティ戦略とその取り組みを商品やサービスを紹介
つづいて、イケア・ジャパン カントリーサステナビリティマネジャー 平山絵梨が、「ピープル・アンド・プラネット・ポジティブ」という2030年までのサステナビリティ戦略とその取り組みを商品やサービス紹介を交えながら説明しました。
その中で、日本のイケア店舗運営を100%再生可能電力で行っている旨や、2025年までにラストマイルのゼロエミッション化を目指していることなどを紹介しました。そのほかにも、2028年までにイケアの全製品でプラスチック包装材の使用を廃止することを目標と掲げていることを話しました。また、社会活動に関して、イケアでは子どもは世界でいちばん大切な存在と考え、子ども関連の施設を中心にホームファニッシングのソリューションや商品提供を行っている旨を伝えました。
サステナブルで健康的な暮らしを提供するためのフードに関する取り組みや最新のフードメニューを紹介
最後の登壇者、イケア・ジャパン カントリーフードマネジャー 佐川季由が、サステナブルで健康的な暮らしを提供するためのフードに関する取り組みや最新のフードメニューを紹介しました。
イケアのフードは、食にまつわる7つの原則(1.LAGOM(適量の意味) 2.植物由来 3.持続可能 4.動物福祉 5.ナチュラル 6.食べ物をムダにしない 7.食を楽しむ)をもとに開発されていることを説明しました。イケア・ジャパンは、食品ロス削減にも取り組んでおり、2017年度と比較して54%の食品廃棄物(15,331食分相当)*3を削減したことを話しました。そして、今後の目標として、より多くの方々にサステナブルな選択をしていただけるよう、2025年までにレストランで提供するメニューの50%と、スウェーデンフードマーケットで販売する商品の80%をプラントベースの食品にすることを話しました。
イケアは、Life at Home=家での暮らしにおいて、世界のリーダーになることを目指し、今後もより快適な毎日を、より多くの方々に提供できるよう取り組みを推進してまいります。
■ イベント会場内、新商品展示の様子(一部抜粋)
会場には2022年秋から2023年に発売予定の新商品を展示
シンフォニスク シリーズ
スティルスペル ゲーム用チェアやビリー 本棚など
オーベグレンサッド コレクション&バストゥア コレクション
会場全体
*1「IKEA Festival」については、下記をご参照ください。
https://www.ikea.com/jp/ja/campaigns/ikea-festival/
*2「Life at Home Report 2021」は、下記よりご確認いただけます。
https://lifeathome.ikea.com/(英語) https://lifeathome.ikea.com/ja/(日本語)
*3 2021年度末の数字
「IKEA Festival(イケア フェスティバル)」を8月26日(金)から9月10日(土)まで世界中のイケア店舗とオンラインで開催
東京を含む世界の9都市が「より快適な家での暮らし」のアイデアを発信
2022年8月26日(金)から9月10日(土)まで「IKEA Festival(イケア フェスティバル)」を、世界中のイケア店舗とオンラインで開催。また世界の9都市がホストとなり、期間中の9日間で10のトピックをご紹介。家での暮らしの中で人々が発揮している創造力と創作力にスポットを当てます。
IKEA Festival特設ウェブサイト:https://www.ikea.com/jp/ja/campaigns/ikea-festival/
イケアの最新の「Life at Home Report」( https://bit.ly/3ALeHj5 )では、世界の26%の人々が、家でのウェルビーイング(心身ともに満たされた状態)の維持に趣味や個人的にやりたいことが大きな役目を果たしていると回答しています。また、それらに情熱を傾ける時間をもっと確保したいと回答した人も32%います。2週間にわたるIKEA Festivalでは、そのような人々の刺激になる、夢を現実に変えるためのさまざまなアイデアをクリエイターやイノベーターたちがご紹介します。
イケアを代表して、世界の9都市にある店舗が日替わりで10のトピック(フード、スポーツ、ゲーム、音楽&ダンス、自然、ファッション&ビューティー、コレクション、アート&クラフト、フォーカス&ウェルネス、ペット)について創造性とインスピレーションあふれる一日をお届けします。これらのトピックは、店内アクティビティ、世界中のクリエイターが手掛けたインスピレーションにあふれるソーシャルメディアコンテンツ、フェスティバルを世界中からライブで視聴できる魅力的な新しいウェブのプラットフォームなどでご覧いただけます。
IKEA原宿店舗内、IKEA Festivalの様子
9月8日(木)「ライブストリーミング」
今回、IKEA Festivalのホストに選ばれた東京からは、 IKEA原宿を擁するWITH HARAJUKU館内より 3つのテーマ「フード」「コレクション」「ファッション&ビューティー」でライブストリーミング配信を行います。まず「フード」のセッションでは、イケアの食材を使って、工夫をこらしたオリジナルレシピをつくるクッキングショーをお届けします。また「コレクション」のセッションでは、アーティストが自身のコレクションのディスプレイ方法について話しながら、イケアのシェルフユニットをその場でペイントし、カスタマイズします。さらに「ファッション」のセッションでは、東京を代表するおしゃれなゲストが登場。お気に入りの服やその収納方法、理想のワードローブについてトークを展開します。
※詳細はIKEA Festival特設ウェブサイトでご確認ください。
店舗アクティビティ
2022年8月26日(金)から9月10日(土)のIKEA Festival期間中には、日本のイケア店舗にてさまざまなアクティビティを実施します。
•イケアワークショップ
•ビョーンくんをさがそう
•毎日のリチュアルツアー
•クイックインテリアアドバイス
•イケアフードショー
•DYIワークショップ
•詰め放題
※店舗により各アクティビティの実施有無が異なります。
※詳細は各イケア店舗のウェブサイトでご覧いただけます。
https://www.ikea.com/jp/ja/stores/events/
「詰め放題」では、ISTAD/イースタード フリーザーバッグに、通常は大容量で販売されている商品を、1ピースから好きなだけ詰め放題いただけます。このイベントは、2022年6月にIKEA渋谷にて実施された学生が考える店舗集客アイデアの発表会で提案されたもので、IKEA渋谷と同じ渋谷区に所在する桑沢デザイン研究所内ゼミナール18名の学生が参加しました。ゼミナール講師は、立体造形家・雑貨コレクターで、「IKEAマニアック」や「IKEAファンブック」の著者でもある森井ユカ氏です。
またIKEA原宿、IKEA渋谷、IKEA新宿では、IKEA Festivalの期間中にしか食べられないフードメニュー「ワッフル」が登場します。ワッフルはスウェーデンでよく食べられておりますが、IKEA Festival期間中には、サーモンマリネやシュリンプ、プラントベース唐揚げ、ミックスベリーがのった4種類のワッフルを特別に提供します。
IngkaグループのChief Creative OfficerであるMarcus Engmanは、今年のIKEA Festivalについて以下のように述べています。「この数年、IKEA Festivalがどんどん大きなイベントになっていくのを見て、うれしく思います。今回注目するのは、趣味や夢中になっていることにもっと時間を費やしたいと思っている人々。自分のためのスペースをつくり上げるとき、ちょっとした創造力が大きな影響をもたらすことを示したいと思っています。たとえば、BILLY/ビリー 本棚は、世界中どのイケア店舗でも販売されていて、同じ本棚です。それが家に設置されると変わるのです。このわかれ道こそ、私たちが知りたい部分であり、IKEA Festivalで取り上げ、楽しみたい点なのです」
イケアのLife at Home ManagerであるInes Silvaは、以下のように述べています。「イケアはクリエイターやイノベーターをパートナーとして迎え、人々が考えていることを実際の行動に起こすための機会や空間のアイデアをお届けします。それが、今回のIKEA Festivalです。今回初めて、2週間にわたるライブセッションとグローバルTikTokキャンペーンが行われます。ホストとなる世界の9都市では、新進気鋭のコンテンツクリエイターがイケア製品の多様性や、シンプルで手ごろなソリューションを実際に家に取り入れる方法をご紹介します。イケアが届けるインスピレーションが現実のものになるのです。ぜひ、この楽しいイベントに参加して、#IKEAFestivalをフォローしてください」
<IKEA Festival / 世界の9都市のコンテンツ>
8月26日(金)
IKEA Festivalの幕開けは、テキサス州オースティンの店舗IKEA Round Rock。生活空間を音楽制作スペースに変える方法や、大小さまざまな楽器や音楽グッズを楽しめるスペースをつくる方法、さらにオープンフロアのディスコをつくり、リビングスペースを仲間とのダンスフロアに変える方法をご紹介します。
8月27日(土)
ホストはウィーンのIKEA Wien Westbahnhof。この店舗の1周年と、イケアのオーストリア出店45周年を祝います。ヴィーガンスタイルのウィーン名物ビスケットのつくり方をご紹介するほか、アップサイクルワークショップを開催します。また、この店舗の特徴であるキューブの1つで行われる新しいセレクトショップのオープニングイベントをライブ配信します。
8月28日(日)
2023年のイケアの中国出店25周年に向けた準備が進む上海のIKEA Xuhui。視聴者を、手工芸や料理に情熱を傾ける2人のホームファニッシング担当コワーカーの家へご招待します。 そこでは、手工芸に使うツールや材料の整理方法、ウォールデコレーションを一からつくる方法、梅酒のつくり方をご紹介します。
9月2日(金)
米国に戻ってニューヨークのIKEA Brooklyn。Köketでのファッションショーで最高峰のブルックリンデザインをご紹介するほか、ファッション&ビューティー全般についてワークスペースやストレージソリューションに関するアドバイスを提供します。たとえば、衣服の仕立て直しや、ランウェイスタイルのコンテンツを録画するときに最高の照明を実現する方法、ワークスペースをコンテンツの編集や投稿がしやすいように素早く変える方法などです。
9月3日(土)
シドニーのIKEA Tempeが刺激的な一日をお届けします。バンの小さなスペースで暮らすベテラン旅人からのヒントや、ヴィーガンマニアからのサステナブルなプラントベースの食事に関する最新のアイデアをご紹介し、美しいシドニーハーバーで演奏されるライブミュージックで一日を締めくくります。
9月4日(日)
ストックホルムの出番。新たにオープンしたGallerianのIKEA Cityから、オンラインと店舗の両方で楽しむ一日をお届けします。注目は、スウェーデンのゲーミングチームのライブインタビュー。IKEA Cityからゲームにも参加します。また、自宅で料理本を執筆している有名シェフの家や、趣味の部屋やスニーカーコレクションが自慢の元アスリートの家も訪問します。
9月8日(木)
ストリートファッションやライフスタイルのホットスポットである東京の原宿にご案内。シティショップIKEA原宿は、ストリートファッション、アニメ、ティーンのポップカルチャー、「かわいい」文化で有名なエリアにあります。ぜひ、3回のライブストリーミングセッションにご参加ください。人気急上昇中のファッションリーダーがファッションのヒントをお届けします。また皆さんのご自慢のコレクションを共有してみませんか?簡単なのにおいしいレシピもご紹介します。
9月9日(金)
マドリッドのIKEA San Sebastian de los Reyesがホストを務めます。テーマはゲーム。自分のベッドルームをゲームの聖域に変えたい若いゲーマーの部屋の模様替えをご紹介するほか、心理学者とZ世代のインフルエンサーによる座談会では、メンタルヘルス関連や、ゲーミング、スポーツ、音楽など、Z世代に重要なトピックついて話し合います。
9月10日(土)
フェスティバルを締めくくるのは、パリのリヴォリ通りにあるIKEA Décoration。パリでは、創造力あふれる刺激的な人々をご紹介します。タフティングのエキスパートが、リビングスペースが日常生活にどのような刺激を与え、美しい作品が生まれるのかご説明するほか、ボージュにタイニーハウスを建てるという大きな夢を持つパリのフローリストや、飼い主との朝のルーティンを紹介する唯一無二のネコ「Milo」が登場します。
詳細:https://www.ikea.com/global/en/stories/ikeafestival/
(文:制作 イケア・ジャパン_PR制作部_2 / 更新日:2022.08.31)