各国の建築・インテリアデザイン・プロダクトデザイン・グラフィックデザイン・インダストリアルデザイン業界の有名デザイナーを紹介していく、「デザイナーをもっと知ろう!!」シリーズ。
第53弾は、フィンランドのデザイナー、エーロ・アールニオ(Eero Aarnio)です。
<経歴>
1932年 フィンランド ヘルシンキ生まれ
1954-1957年 THE INSTITUTE OF INDUSTRIAL ARTS OF HELSINKI で
工業デザイン・インテリアデザインを学ぶ
1962年 自身のデザインスタジオを設立
型にとらわれないポップな作品やデザインが特徴的なエーロ・アールニオ。
FRPなどの新素材を使用した家具デザインのパイオニアです。
◆ Ball Chair / 1963年
エーロ・アールニオの代表作
独立後に、エーロ・アールニオの自宅に大きな椅子がなかったため、作り出そうとして最終的にこの形になった。
周囲の音を70%も遮断し、自分の空間を作り出す。
◆ Pastil Chair / 1966年
パスティル=錠剤という名のラウンジチェア
ロッキングできたり、回転させたりできる。低い位置で座ってリラックスできるひと時を与えてくれる。
◆ Bubble Chair / 1968年
ボールチェアに遊びをたっぶり加えたようなチェア
椅子の上部はつりさげられるようになっており、そのバブルという名の通り泡のような感覚や浮かんでいるような感じを醸し出すようできている。
◆ Double Bubble Lamp / 2001年
泡をモチーフにしたランプシリーズ
このランプはテーブルランプサイズの2種類と、大きなスタンドタイプの合計3種類がある。
プロトタイプ製作の段階では、ガラス製だったが最終的には耐久性を保つためにプラスチック製のものになった。
◆ The Tree / 2005年
オフィス間仕切りのために生み出されたパーティション
「The Tree」が1本売れるごとに経済復興と環境保全の為、ペルー・アンデス山脈の貧しい村々には果樹が4本植えられる。
◆ Dino / 2009年
子供向けの玩具として作られた恐竜をモチーフにした作品
素材は100%リサイクルによって生み出されたプラスチックで、やわらかいさわり心地になっている。
◆ Pingy / 2011年
ペンギンの雛をモチーフにしたおきあがりこぼし
幼少期からペンギンの雛を愛してやまないエーロ・アールニオならではの作品。
MAGIS社が得意とするポリエチレン・回転成型で作られている。
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(文:インテリア情報サイト編集部-2 / 更新日:2012.04.21)