TOYO KITCHEN http://www.toyokitchen.co.jp/products/kitchen/ino/coordinate.html#babylon_cd2
キッチンの選び方
みなさんは「キッチンの選び方」について考えたことはありますか。
家具や雑貨のデザインについては選ぶ自信のある方も、キッチンと言われると戸惑ってしまうかも知れません。キッチンは据付が必要な家具と設備工事を伴う機器で構成され複雑なため、選び難く感じる方が多いでしょう。このシリーズでは、キッチンを選ぶための知識とポイントを分かり易くお伝えしていきます。
Vol.1 キッチンとライフスタイル
実際キッチンを選ぶことになった場合、どのように検討するでしょうか。まずショールームで実物を見てまわる、という方も多いことでしょう。
どのキッチンも魅力的なものばかりで、夢や理想が膨らむことと思います。
もちろん好きなスタイルを選ぶことは大切ですが、一方で冷静になり今までそしてこれからの自分のライフスタイルをよく見つめ直す必要があります。例えば今後の家族構成、生活パターン、これだけは譲れない逆に避けたいことや物、自分達の得意・不得意なことや物など細かい部分にわたります。
キッチンは一度設置すると変更は難しく、可能な場合も必ず工事を伴うため、快適に使い続けるためにもぜひライフスタイルと重ねて検討することをお勧めします。
まず要となる設置のパターンですが、以下の3つに分類できます。
1・クローズドキッチン
キッチンがリビング・ダイニングと分離した場所にあるスタイル
2・セミオープンキッチン
一部分はクローズド、一部分はオープンになったスタイル
3・オープンキッチン
アイランドに代表されるように、キッチンがリビング・ダイニングと一体になったスタイル
子供がいるとオープンキッチンは便利とよく言われます。
その通り料理をしている間にも、遊んだり勉強したりする子供達とコミュニケーションがとれます。子供にとって目の前で料理を作ってもらえるわくわく感は大変魅力的ですし、作ったものを家族が運ぶという共同作業からは一体感が生まれます。
「こんなライフスタイルが理想なの」とオープンキッチンを選ぼうとしたある方の例です。現状ご自宅のキッチンカウンターにはしまう場所のない調理道具があふれ、コンロの上に食料品や調味料が置かれています。
もしこの方が理想だけで決めてしまったら間もなく今と同じ様になり、こんなはずではなかった・・・と後悔することでしょう。
ではこの方はオープンキッチンを選べないのでしょうか。決してそうではありません。
大事なのは現状こうなっている理由が仕組の問題なのか、もしくは生活パターンの問題なのかを細かく探っていくことです。
今まで収納場所がなくやむを得ず物が出ていたのであれば、物量を把握した上で収納計画を行いしまう場所を事前に設けます。スペースがあると物を置いてしまう習慣が変えられないのであれば、オープンキッチンでも段差をつけ手元が見えないような仕様にしたり、作業上物が散らかり易い部分を隠したセミクローズドにしたりと工夫することができます。
上記は一例ですが、このような作業の積み重ねが快適なキッチンにつながります。
次回はキッチンのプランニングについて具体的に考えていきたいと思います。
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(文:制作 PR-T_PR制作部-4 / 更新日:2012.05.22)